概要
腕を枕のように用いるさま。男性が女性にしてあげる愛情表現の1つとして、広く知られていると思われる。
女性が男性に、または同性同士で腕枕をしているケースは滅多に無い。(全く無いわけではないと思われるが)
「厚い胸板」「広い肩幅」とあわせて、女性が男性に対して好きだと感じるポイントに「大きい(逞しい)腕」があると言われ、近年では男女の恋愛を扱ったドラマや映画などでも腕枕というシチュエーションを目にする機会があるため、腕枕に憧れる人は昔も今も少なくないはずである。
ロマンには溢れている一方で、枕としての寝心地はどうかというと人によって評価はまばらなようで、程好く柔らかい腕で眠ったら気持ちよく眠れたという意見もあれば、目が覚めると首や肩が凝ってしまう人もおり、彼の腕が太すぎると頭が高くなって眠りずらく、かといって逆に腕が細すぎると頭が下がってしまい眠った気がしない・・・と、様々な意見が存在するようである。
(勿論これらはごく一部の意見であるため、一般論の意見として語られているわけではない事には留意されたい)
また、腕枕をしてあげたまま眠っているのが原因で、二の腕の外側が圧迫され神経が損傷を受け、手首から先が自分の意思で動かせなくなる状態になる事がある。
医学的には「橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)」と呼ばれる。
何とも赤面ものの経緯であるが、その英語での病名もハネムーン症候群及びサタデーナイト症候群いう甘ったるい響きの名前が付いていたりする。
もっとも、罹っている側からしてみれば笑い話どころではなく、色気もへったくれもない。
ある日起きると片腕が使えない、というのはかなりの衝撃であり、実生活上もかなりの支障が出る。
最悪の場合、回復に1年以上かかったりするし割と冗談じゃないレベルなので気を付けよう。
なお、うたた寝でのセルフ腕枕や、壁等に寄りかかって寝ているだけでも発症することがあるので、ぼっちだからと安心はできない。
(この加筆者はぼっちだが、うたた寝のセルフ腕枕で発症しました。)
こちらについては彼氏彼女をお持ちではない方の中にも、学生時代などに腕を枕にして机の上で寝ていたら目が覚めた時に腕が痺れており、(血が通っていないため)肩から先が満足に動かせないばかりか触ってみると死体のように冷たくなっている・・・という状態を経験した方もいるのではないだろうか。
無論、腕が痺れても彼女のために我慢している、または「頭が重い腕が痛い」と口にしたくてもなかなか言えない、という男性諸氏も少なくないと思われるので、腕枕をご利用になられる機会がある際は「痛くなったら無理しなくていいから、腕をどけてもいいよ」と一声かけてあげてはいかがだろう。
恋人(夫婦)同士以外では、子供やペットを寝かせてあげる際に腕枕をしてあげるケースもあるようだ。
当記事をご覧のアナタも、彼女や奥様に腕枕をしてあげてはどうだろう。
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