被害を受けたことを恥じるべきとは、ある弁護士を名乗るTwitterアカウントが投稿した言葉の一部である。
概要
短文投稿サイト「Twitter」上にて「弁護士 徳永信一」(@tokushinchannel)という名称のアカウントが、「ブンちゃん」(@bunchan2019)という名称のアカウントとの議論の中で、2023年3月25日に投稿した文章(ツイート)の一部。
元の文は「被害を受けたことを恥じるべきではないのかな。」であり、この文ももっと長い文章の一部である。投稿文章全体は以下の引用ツイートを参照されたい。
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https://twitter.com/tokushinchannel/status/1639633032201273344
以下に経緯を示すが、この場合の「被害」とはいわゆる「子供が子供に受けた性被害」に関するものである。
該当の投稿までの経緯
この投稿だけを切り取ると「被害者をなじっている」かのように感じられてしまうことが多い文章であろう。だが公平を期すため、詳しい発言経緯を確認してみよう。
まず、2023年3月22日に無関係の人物が「3歳の娘に対して付きまとったりする男児に何回も遭遇した。男児の親御さんはそういった行為は失礼だからやめるようにと教えてほしい」(要約)といった内容のツイートを行った。
同日中にまた別の人物が、このツイートに共感しつつ、さらにそういった行為を行う子供やその親に対する厳しい意見を「不審者の幼体」といった強い単語も使用しつつツイート。
その翌日の3月23日にまた別の人物が、上記ツイートを画像で引用しつつ、そういった批判を行う人々に対して「一々大袈裟にする大人がおかしいし気持ちが悪い」といった表現で批判するツイートを行った。
そしてそのさらに翌日である3月24日に、アカウント「弁護士 徳永信一」がそのツイートを引用しつつ「子供の覗きくらいは許すべきである」(要約)と表明するツイートを投稿。
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https://twitter.com/tokushinchannel/status/1639047398646480897
この投稿に対して「これが弁護士か……」と批判する引用ツイートを行った人がおり、
それに対して「弁護士 徳永信一」は「子供の自由な遊びの領域」を守るのも弁護士である、という趣旨のツイートを行った。
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https://twitter.com/tokushinchannel/status/1639049361538822149
この投稿に、支持するように「マネキンのスカートの中を覗いた」という子供の頃の体験談をリプライ(返信)した人がおり、
その投稿を引用する形で「弁護士 徳永信一」は「みんなで女の子のトイレを覗いていた」が「女の子に泣きつかれてやめた」という、おそらく子供の頃の体験談を投稿した。
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https://twitter.com/tokushinchannel/status/1639053981979910144
このトイレ覗きの体験談告白に対して、「被害者である女の子の気持ちを考えろ」という趣旨の非難のリプライを寄せたのがアカウント「ブンちゃん」であった。
このリプライに対して「弁護士 徳永信一」は引用ツイートで反応し、ここから議論となっていく。
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https://twitter.com/tokushinchannel/status/1639612923869028352
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https://twitter.com/bunchan2019/status/1639615033931071488
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https://twitter.com/tokushinchannel/status/1639616699925413888
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https://twitter.com/bunchan2019/status/1639617737063567360
そこに、別のTwitterユーザーが「男なんてそんなもん、諦めましょうや」「過度に傷つく事を恐れたら経験から学ぶ機会を失うのでは」といった趣旨のツイートを寄せたところ、「ブンちゃん」は「もうそういう時代じゃない」としつつ、「過度に傷つく事を恐れたら〜」の部分に「加害者側が言うな」といった内容をツイート。
(ただし、この相手ユーザーは実際には加害者側というわけでもなく、「子供の頃に酷い目にあったが大人になってさらに酷い目にあった」という体験からの意見であったらしい。アカウント「ブンちゃん」はそれに対して忠告を行うなどやり取りも始まっているが、本題に関係ないのでここでは割愛する)
このツイートを引用して、おそらく「加害者側が言うな」と言う部分に対して「弁護士 徳永信一」が投稿したのが、当該のツイートであった。
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https://twitter.com/tokushinchannel/status/1639633032201273344
その後のツイート
このツイートは多くの反応を招き、批判的なものも少なくなかった。アカウント「弁護士 徳永信一」はそういった反応ツイートを引用する形でいくつかの返信ツイートを返しており、発言趣旨/意図を探るために参考になるため紹介する。
- 「被害者は強くなるための労力を割くべきである」という趣旨かと思われるツイート。
- 「被害で傷つくような精神の未熟を恥じるべき」という発言意図であったと語っていると思われるツイート。
- 「被害者が恥じるのは大事なこと」という趣旨かと思われるツイート。
- 「子供の頃のことについては、それは自分が被害者であった場合でも例外ではない」という趣旨かと思われるツイート。
- 「被害者も反省すべき」という発言趣旨を説明するために、ロシアによるウクライナ侵攻に絡めたツイートも行った。
また、「過敏すぎる被害感情を批判したものである」「過度に一般化して受け取らないでほしい」といった趣旨と思われるツイートもしているようだ(例1、例2、例3)。
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徳永信一弁護士が著者の一人として参加している書籍『靖国神社』と『「慰安婦」謀略戦に立ち向かえ!: 日本の子供たちを誰が守るのか?』。
関連リンク
- 当該投稿の「はてなブックマーク」 コメントで多数の意見が寄せられている。
- 当該投稿をまとめた「Togetter」 同じく、コメントで意見が寄せられている。
関連項目
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