許せなかった... 熹一の本当の父親が鬼龍だなんて......!!!とは、猿渡哲也の漫画『TOUGH』の登場人物宮沢尊鷹の台詞である。231nd MATCHで登場する。
概要
ハイパー・バトルで戦うことになった主人公 宮沢熹一と宮沢静虎。灘神影流現当主と前当主、師匠と弟子、そして父と子の因縁の対決が始まった。そんな熹一をサポートするのは、ある意味静虎を最もよく知る強敵 鬼龍。だが、その鬼龍に恨みをもつガンビーノ一派は、この隙に乗じて鬼龍暗殺を目論んでいた。
静虎と幼き日の熹一との回想や、熹一が”玄脚(モンスター・フット)”という特別な脚を持つことが明らかになるなど熱い展開が続く中、バトル・キングこと宮沢尊鷹が鬼龍の元に近づき、熹一と静虎の戦いについて話を始める。
戦いは熹一が勝利。その直後、弾丸が鬼龍を貫き鬼龍は死亡する。
後日、尊鷹は「鬼龍暗殺に協力してくれた」とガンビーノ側から謝礼金を提示されるが、尊鷹は「殺すのを手伝うどころか鬼龍を守ろうとしていた」と謝礼を拒否。ではなぜ見殺しにしたのかと問われると、尊鷹は目を見開き歯をむき出しにしながら
「許せなかった... 熹一の本当の父親が鬼龍だなんて......!!!」
と激昂するのだった。尊鷹は熹一の”玄脚”を見て、熹一の父が静虎ではなく鬼龍と確信し、怒りのあまり見殺しにしてしまったのだ。
この台詞は231nd MATCH最後のコマであり、鬼気迫る尊鷹の表情と相まってかなりインパクトが強い。しかも続く232nd MATCHでも続けて登場する(このときは「許せなかった...」「熹一の本当の父親が鬼龍だったなんて...ッ!!!」と微妙に修正されていた)。禁断の許せなかった二度打ちッ!
ちなみに熹一の本当の父親は静虎でも鬼龍でもましてや尊鷹でもなく、日下部覚吾という男である。
語録としての使い方
許せないこと、納得できない展開に対し、「許せなかった... ○○が××だ(った)なんて......!!!」形で改変して使われる。
関連静画
関連項目
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