赤城瀬菜(あかぎ せな)とは、電撃文庫の原作ライトノベル及び漫画化・アニメ化・ゲーム化作品、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物の一人である。
概要
この項目は原作のネタバレ要素を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で閲覧下さい。 |
原作5巻より登場の為、他の登場人物の初期年齢より1つ年上だが黒猫や沙織と同年齢。
兄である赤城浩平や高坂京介、そして黒猫が通い始める高校の1年生でありクラス委員長。因みに眼鏡で巨乳。
同高校のゲーム研究会に黒猫と同時期に入部するが、性格上の相性や黒猫が人見知りな事から最初はいがみ合ったりぎこちない関係であった。が、後に京介や部員の仲介、部活動での協力などを通じて良い友人関係となっていく。
やや潔癖症で不真面目な言動や、自分が正しいと思う事を通そうとする節があり、ある意味委員長らしい性格でもある。違うタイプではあるが、性格上あやせと似ている部分もあるかもしれない。
外見や普段の性格では分からないが、その正体はBL大好きの腐女子である。
桐乃と似ている様に思えるが、軽いオタク趣味程度なら特に隠す必要はないと考えている。但し濃い趣味、特にBL好きに関しては恥ずべき物であると思っており隠していた。
しかしBL関連の話になると我を忘れて暴走し熱弁する上に、挙句には現実に目前にいる男性達でカップリングの妄想に耽るなど非常に濃いオタクであり、桐乃以上ににボロを出しやすい。
ゲーム作家志望であり、自身のゲーマーとしての腕前もかなりの物。(クリアがほぼ不可能な程難易度が高く、入部試験にもなっていたクソゲーをあっさりクリアしたのは瀬菜と黒猫だけである。)
また瀬菜はデジタルデータなら俯瞰するだけで『きちんとしていない部分』を何となく見抜けるという凄まじいデバッグ能力を所持している。更に眼鏡を外すと能力が強化される為、黒猫はこの能力を『デジタル版直死の魔眼』と称し瀬菜の事を『魔眼遣い』と呼んでいる。
瀬菜自身は兄弟仲は悪いと言っているが、(京介視点だと)仲睦まじい兄妹である。というよりどう見てもブラコンである。実際何かある度に慰めて貰い、ゲーム研究会部長に追い詰められた時などは本作品中最大級のフォントで
と叫びつつ逃げ去った事すらある。
高坂兄妹と赤城兄妹は原作内でも良く比較する様な演出の仕方が見られる。どちらも実際には仲が良い兄妹であるものの、赤城兄妹の方が兄妹共に自分の気持ちに素直である、と言えなくもない。
また原作第7巻にて桐乃と知り合った際には、シスコンの兄貴を持ち、かつ(本人達は否定しているが)ブラコンの妹同士で意気投合したらしく、直ぐに友達になっている。
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