軍事組織とは軍事力を持った組織のこと。国家やそれに準ずる交戦団体が有する軍隊などが該当する。
兵器およびそれを扱う兵士からなる、戦闘力を備えた組織を指す。
自衛隊について
詳しくは自衛隊の項を参照してください。
日本には日本国憲法第9条の規定上、軍隊は存在せず、その代わりの防衛組織である自衛隊があるとしている。
- 第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
- 第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本国内の法令や政府見解では軍隊には相当しない。つまり自衛隊は軍事組織=軍隊ではないという見解である。
しかしながら、海外から見れば自衛隊はJapanese Armyと言われるように軍隊とみなされている。
問題発言
2010年11月18日の参院予算委員会で仙谷由人官房長官が「暴力装置でもある自衛隊、ある種の軍事組織である」と発言した。
この問題では暴力装置という言葉を取り上げられているが、事実上の軍事組織であることを政府の官房長官が参議院の予算委員会で認める発言をしたことになる。
今までの政権ではタブーとされていた事柄をスパッと言い放った事は賞賛に値する。
関連項目
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