鏑木美波(かぶらぎ みなみ)とは、テレビアニメ『ハイスクール・フリート』の登場人物である。CVは阿澄佳奈。
プロフィール
概要
航洋艦「晴風」の衛生長及び保健委員。髪型はおさげ。名前の由来は父親が医師であった旧海軍の鏑木誠少将とみられる。制服の上に白衣を羽織っている。オープニングで白衣をシュバッと羽織るシーンがあり、人気シーンのひとつとなっている。
なお他の乗組員と制服の配色が違うが、詳細は不明。
ニックネームは「みなみさん」。
保健委員として「晴風」艦内の医務室に常駐し、けが人や病人の対応にあたっている。プロフィールの特技欄にもあるように医療行為を行うことができるほか、艦内に侵入した謎のネズミについて遺伝子的な調査を行っている。というのも、小学校に入る前から神童と呼ばれていた彼女は、ブルーマーメイド支部経由でアメリカに留学し、2年で大学の単位を、3年で大学院の単位を取得し、結果12歳でありながら博士号まで持つ稀代の天才なのであった。しかし航海実習の単位が不足していたため、海洋学校に入り実習に臨むことになる。
そんな天才の彼女がなぜ最下位クラスである「晴風」に乗っているのかについてだが、これは試験を免除されて学校に入学した関係で機械的に割り当てられてしまったとの説がある。
性格は言葉少なでクール。また、話し方の特徴としてことわざや漢語、故事成語や古い言い回しをよく使う。しかし人生経験が少ないため、そのような言葉も知識から場面に合うものを適当に選んで言っているだけらしい。
役職の性質上一人でいることが多く、「晴風」のほかの乗組員との交流は多くない。
また普段はあまり表には出さないが、マッドサイエンティストとしての一面も持ち合わせており、ネズミを解剖せんとするときの怪しげな目つきにその一面が垣間見える。
身長が143cmと、登場人物の中で最も低い。これも彼女の年齢が関係しているものと思われる。
主な語録
- 知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず。 - 第3話
- 春眠暁を覚えず、夜来に砲火の音、一服の茶を喫する。 - 第3話
- 同舟相救う。その舟を同じくして済(わた)りて風に遭うに当たれば、その相救うや左右の手の如し。 - 第3話
- 蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)。 - 第4話
- 無問題(モーマンタイ)。 - 第4話
- (立石志摩を診察し)無憂無風、帰ってよし。 - 第5話
- (五十六を見て)大兵肥満…… - コミック版
関連動画
関連チャンネル
関連項目
外部リンク
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