OMS-06RF RFザクとは『オールズ・モビル』が運用する、『RFシリーズ』と呼ばれる新型モビルスーツである。ジオン公国軍の『MS-06 ザクII』を模したMSであり、ここでは前期型と後期型の両方のRFザクを解説する。
前期型
『機動戦士ガンダム F90』では、120年に行われていたF90のテスト運用中に、ゲルググやドムと共に突如現れ、非武装のF90二号機を鹵獲。この時のザクは肩にに"AE"のマーキングが施されていた。外装はジオン公国軍の『MS-06 ザクII』そのものであり、その後は火星での戦闘など物語全編にわたって登場する。
『機動戦士ガンダム クライマックスUC 受け継がれし血統』では、116年におこった、オールズモビルのフロンティアサイドへの侵攻シーンに登場。
115年の『機動戦士ガンダム F90FF』では、22話でザクに乗り込んだディル・ライダーが、ワーカーと思われていたザクのエネルギーゲインがヘビーガン並であることに驚いている。敵のRFシリーズと対峙した際には、この公国軍の外装を模したモビルスーツ達が、ジェガンと同等以上の運動性があると推測していた。
後期型
火星戦役後に新しく設計され、第二次オールズモビル戦役(フォーミュラー戦記0122)に投入された"後期型"RFザク。こちらも公国軍の『ザク』を模してはいるが、レプリカであった外装も一新されており、動力パイプなどはダミーである。頭部にブレードアンテナを付けた隊長機仕様も存在する。
MS-06 ザクII同様に主要量産型として、オールズ・モビルの主力を担うモビルスーツとなっている。大気圏内用MSとして設計されたRFグフとは互換性が多く、共通の各種ユニットを使用することができる。ムーバブル・フレームもRFザクとRFグフとRFケンプファー(前期型)は同タイプである。
本機の実戦性能は第二次ネオ・ジオン抗争時のギラ・ドーガを軽く上回るものだったとされ、ジェガンの近代化改修機であるジェガンJ型を相手取れる程度の能力を備えていた。
兵装
ビーム・ライフル(マシンガン)
フォーミュラー戦記0122の説明書には『ビームライフル』と表記、エンディングでのARMAMENTSの表記もBEAM RIFLE。でも、発射時の効果音は実弾チックで、弾は連射されたメガ粒子ビームっぽいという、
ゲームのプレイ中によく目にすると思われる攻撃ながら、いまいちどうなってるかよくわからない武器だったりする。
イベントシーンでは通常のビームライフルのような運用もされている。
ビーム・アックス(B・ホーク)
ビーム・スプレー・ガン
雑誌『B-CLUB』に掲載された背面資料付きのカラーオリジナル設定集の、RFザクの武装覧に"ビームアックス(ビームスプレーガン)"と書かれている。具体的にどういうものなのかはよくわからず、アックスに内蔵されたビームスプレーガンとかなのだろうか。
ビーム・バズーカ(ランチャー)
こちらも、ザクバズーカやジャイアントバズを踏襲したビームランチャーと考えられる。
RFグフやRFドムやRFゲルググもおそらくは同型のランチャーを使用している。
クラッカー
120mmマシンガン
GジェネFではこちらを装備、おそらくオリジナルよりは性能が向上しているものと考えられる。
シールド・マシンガン
シールド下部に二門備えられている実弾の機関砲。
Gジェネオーバーワールドなどで使われている。
海ヘビ
前期型RFザクが使用していたと思われるワイヤー兵器。非武装のF90二号機の鹵獲に役立てていた。Gジェネシリーズでは後期型のRFシリーズしか登場しないので、代わりにこちらが装備しているものと思われる。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 0
- 0pt