Radio Crossとは、
ProductionI.G制作のドラマCD『Quad Cross』シリーズの宣伝という名目で始まったバラエティラジオ番組である。
文化放送超!A&G+にて毎週火曜21:00~放送していた(リピート放送:毎週水曜9:00~、毎週日曜10:30~)。簡易動画付きの30分番組。
2011年10月から1年間に渡り放送、全50回+公開生放送1回。また、11月に中央大学の大学祭で「1回限り」の復活が予定されている。
パーソナリティは声優の矢作紗友里と佐倉綾音。
概要
基本的には、矢作紗友里と現役JK(→現・JD)新人声優・佐倉綾音がジェネレーションギャップや常識のズレ具合で
「ガールズクロストーク」をする番組。
…ではあるが、偏った知識に新人離れした立ち回りと暴走をみせる佐倉のテンションに、精神を疲弊しながらも先輩矢作がフォロー兼ツッコミでまわすというスタイルではじまり、
回を重ねるにつれ息のあった掛け合いになり、結局ふたりしてハイテンションのやりたい放題になることがしばしば。
構成的にも、作家がノリで始めたうえに人気次第で随時入れ替わる各種コーナーで送る、フリーダムかつカオスな番組となっている。
なお、宣伝らしい宣伝はドラマCD各巻の発売前に内容が紹介される以外は申し訳程度あれば良いほう。
むしろタイバニとかテニプリとかときめきメモリアル Girl's Sideの宣伝に全力で注いでいる
番組スタッフも矢作と同年代の若いメンバーが中心なうえに各々個性的で、トーク上に頻繁にあだ名で登場。
この番組の面白さの少なくない部分を支えており、一部に大人気である。
ニコニコ動画においては、その抱腹絶倒ぶりから頻繁に神回タグが付けられる。
ネタ本気交えて常時神回と評されたりされなかったり。
鷲崎健もこの番組のリスナーであると自身の番組で公言している。
パイセンの「ひらめ」を知っていたりするなかなかガチなリスナー。(これはQuad CrossについてくるラジオCDを聞かないとわからないはずなので買いましょう。)
そしてまさかの出演を果たした。扱いは雑だったけど・・・
メインキャラ担当の伊瀬茉莉也や番組内でさんざんDISられていた代永翼がゲストに来なかったというのに・・・
※ 「Radio Cross」は「ラジオクロス」じゃなくて「レディオクロス」! ※
コーナー紹介
この番組の特徴として、コーナー数が非常に多い。
というのも、1クール(3ヶ月)ごとに4つ新コーナーを深夜テンションで作るからである。
なぜ4つなのか、、、「Quad Cross」の「Quad」って「4」という意味だから だそう。
~ 1年間で行ったコーナーの総一覧 ~
「クロス・ジェネレーション」
番組最古のコーナーでジェネレーション・ギャップ(7学年差)のあるパーソナリティがリスナーからお題をもらい、
その話題について話すメインコーナー。ここで盛り上がったネタが新コーナーに昇格する場合も。
「ブロ女体験入学」
「Quad Cross」の舞台であるブロッサムベリー大学付属女子高等学校、通称ブロ女に体験入学してもらい、
色々なことを学んでもらうという、初期から続くメインコーナー。
抜き打ちテストや体育、美術、音楽… 数々の伝説が生まれるコーナーでもある。
「探せば見える見えないもの」
矢作演じる蒼穹ステラにちなんで、普段はあまり目にしないレアなものをリスナーが写真に収めて投稿するコーナー。
「佐倉さんひくわー!」
一発ネタから始まった番組きっての大人気コーナー。
基本的には「こんな佐倉綾音は嫌だ」というネタ投稿コーナー。猛者が集い、ハードル上昇中。
ついに独立記事ができてしまったので詳しくはそちらで。
「同調(シンクロ)」
リスナーから貰った「○○といえば~」というお題に2人が答えるコーナー。 同じ答え(同調)ならノベルティが貰える。
無関係の某王子なテニス漫画ネタだが、パイセンがハマった時期にノリで始まってしまった。
以来番組アバンを飾るもシンクロ率はだいぶ低い。どれ位低いってスペシャルと銘打って延々答えて9回目でやっとシンクロした位低い。がんばれ。
「くぅださいな♪代永くん!!」
「おいで、代永くん!!」のリニューアルコーナー。CVはやっぱり代永翼。
「くぅださいな♪」という代永ボイスにぴったりな、あなたが欲しいものを送るコーナー。
どうしてこの台詞なのかはQuad Cross 第2話を聞けば分かるはず。
「佐倉綾音のひとりでご飯食べるかな?」 通称 ひ と か な
大学でぼっち飯な佐倉さんのために「自分もこんなぼっち飯をしましたよ」というエピソードを披露する誰得コーナー。
当初はタイトルどおり佐倉さんのボッチを煽るコーナーだったのだが、やってくるネタのあまりのヘビィさにパイセンの心が見事にクラッシュ。そして「ぼっち飯評論家」の佐倉さんがノリノリで解説を加えるという、ある意味ふたりの温度差が如実に現れたコーナーとなった。
「七人の矢作パイセン」
リスナーからのお悩みをパイセンが7つのキャラになりきって解決するコーナー。
内容的には「わたしがおばあちゃんになっても」のバージョンアップ版。…なぜ7人なのか? CDを買えばわかります!
「あちら側の世界の話」
スタッフとパイセンが頑張って、ビビりの佐倉を怖がらせるコーナー。ではなく、身の回りに起こった心霊現象や
不思議体験等を紹介するコーナー。
「Lily Blossom 淋しい百合の花」
パーソナリティの2人が架空女性デュオ「Lily Blossom(リリー・ブロッサム)」として
リスナーから送られてきた「キーワード」に沿ってトークするというリリーブロッサム版『クロス・ジェネレーション』。
作家が夢に見ていた箱茶番組である。
「心のほころび」
・・・リスナーの心の傷、トラウマを二人が救済する…という体の、小芝居による火傷コーナー。ドラマCDのメインテーマにかけた初期コーナーのひとつだが、1クール目で終了に。
「おいで、代永くん!」
・・・日常の中でいらない、うざいと思った事柄を「おいで…」と廃品回収してもらうコーナー。CVはパイセンが推す代永翼。代永ボイスはSEボタンで連打される。『くぅださいな♪代永くん!!』にバトンタッチ。
「起きて!眠り姫!!」
・・・眠ってしまった矢作パイセンを佐倉がリスナーの投稿ネタで笑わせて起こそうというコーナー。…だったが、
スベる毎にダメージを負った佐倉が、ホワイトデーSP回で引き当てた「コーナーを1つなくす権」を使用、わずか数回で終了した。
「告ッター(つげったー)」
・・・告文ガブリエル(CV:間島淳司)がツイッターをやっていたら呟いていそうなことを募集するネタコーナー。
ちなみに中の人でも可。…だったが、番組へ本人が佐倉のピンチヒッターとして登場し(第28回)、早々に本人出演をしたためコーナーの期待値を達成した感があり、消滅していった。正式ゲスト回があれば復活の可能性も?と期待されたが結局実施されずに番組が終わってしまった。
ちなみにマジー本人はツイッターをやっている。このコーナーが好きならフォローすると幸せになれると思う。
「矢作紗友里or佐倉綾音の自由形~♪」
・・・後番組である『早見沙織のふり~すたいる♪』をパクったリスペクトした、放送終わりの一分弱を使ったひとり喋りコーナー(交替制)。第26回から第33回まで。第45回にて久しぶりに放送。
そして最終回・第50回では矢作佐倉コンビでの新番組告知に使われた。
ちなみに、モノマネをしたら本家にモノマネで返された経緯を持つ。
「わたしがおばあちゃんになっても」
矢作パイセンの好きな森高千里の名曲を捩った、お悩み相談コーナー。強烈キャラ「矢作おばあちゃん」は必見。
「無線十字架」
平たく言うと英語禁止回。佐倉が言う毎回恒例の「はっじまっるよー♪」以降番組全体が英語禁止になる。英語を言うと作家に小型の鐘を鳴らされ、1単語につき100円を払わされる。連呼した場合はその都度罰金。企画毎に流れる番組名の音声も「無線十字架」と変えている無駄な力の入れよう。
2回実施されている。1回目は2月14日の第18回、この日にある例の忌々しい行事なんか無くなればいいって事で実施。
2回目は味を占めた作家が早見沙織が来た3月20日の第23回に実施。はやみんの「もう財布しまいますね」の自信とは裏腹にどんどこ100円を落として行った。残念だったね。
そしてこの集まった罰金は出演者の「築地に寿司を食べに行きたい」の発言通り、最終回で打ち上げという事で来た築地の高そうな寿司屋での代金に使われた。しかし罰金だけでは足りなかったらしく(曰く1人分くらいにしかならなかったらしい)、秘密裏に行われていた対決に敗れた矢作が不足分を支払わされていた。ごちそうさま!
早見沙織の「私も連れて行ってくださいよ!」の願いは届かず、結局払い損になった。ご愁傷さま。
ちなみにこの項も英語なしで書いてみたのは内緒
スタッフのニックネーム等
上記の通り、スタッフのニックネームがトーク中に頻繁に登場する為、簡単に記載。
需要はないかもしれないが、番組パーソナリティの1人、矢作紗友里が番組内で「パイセン」と呼ばれていることも記載しておく。
ちゃんこ 男性・構成作家 参考:小林ちゃんこちゃん
「鷲崎健の2H」「小林ゆうの(仮)」をはじめ、超A&G+でもいくつか番組を持ってたりする作家。その巨体も相まってA&Gファンには有名。この番組が一番好きだとかなんとか。
番組コーナーを季節ごとに深夜テンションで増やす。企画に登場させた後引き取ったウーパールーパー(後述)を飼育している。
実はwikipediaのリンクをたどっていくと顔写真が見れたりする。気になる方はどーぞ。
シノラー 女性・AD
名前の由来はかつてシノラーだったから。
番組内でシノラーの話題になった時に、かつて使っていた私物のシノラーグッズを持参している。
この番組のアイドル的存在。時折放送に声が入っていたり画面に見切れるたびに「かわいい」というコメントが流れてくる。また、料理もうまい。
彼女がノベルティの管理をしているらしい。
エグザイル(元マスクマン) 男性・ディレクター
番組の編集等を行っている現場責任者(?)
見た目はコワモテで独創的なファッションをしているらしい。
料理好きな一面を持ち、角煮や半熟煮卵を自宅で作り、番組で振る舞ったところパーソナリティ2人に好評であった。
由来は佐倉の誕生日プレゼントとして番組内で披露した、やる気のないチューチュートレインのアレ。
アイムマネージャー 女性
(笑いの)神が常に降りているアイムエンタープライズの新人女性マネージャー
ブロ女の抜き打ちテスト回は、メインパーソナリティを霞ませる珍回答と「おりてきたんです~」というセリフでコーナーの空気をかっさらっていった。
(その回答はQuad Cross原作者の小関章ラファエル氏を呆れさせるほど)
富蘭獅酢娘ザビエル (通称ザビー) CV:パイセン
第9回放送から登場したウーパールーパーのかわいい女の子で、この番組のマスコット。命名はシノラー。
どうみても当て字がDQNネーム。 時折、番組ブログや放送内で成長過程が報告される。
一時期情報が途絶えたが、第43回放送にてウーパールーパー丼にされtしっかり存命であることが報告され、再登場。すくすくと育っている様子を写真と共に振り返った。誰得?
番組終了後
前述のとおり、11月に中央大学の大学祭で「1回限り」の復活が予定されている。
2012年9月25日に番組が満期終了。最終回放送最後のコーナーで
という毎週水曜23時から放送される新番組の告知。簡易動画配信あり放送。
詳しいことは超!A&G+のホームページで確認できます。
あやねる「毎週水曜夜11時からは、あなたの耳に職務質問!」パイセン「ぶっwwwww」
職務質問してくださいお願いします
ちなみに次の番組は、あおい・さおりの新番組(`・ω・́)
早見沙織はこの2人の呪縛から逃れられない運命にあるらしい。南無。
・・・そして2014年10月。番組リスナーでもあった鷲崎健がパーソナリティを務めるアニスパ内のフロート番組「Radio Cross Returns」として復活する事に。
22:40頃の放送で、矢作紗友里がメインパーソナリティとして出演。佐倉綾音や早見沙織はゲストとして登場する。
関連動画
関連項目
外部リンク
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