kasabian(カサビアン)とは、イギリス、レスター出身のロックドバンド。 2004年にデビュー。
バンド名の由来は、チャールズ・マンソン元死刑囚(現終身刑受刑者)の信奉者で、彼の指示によるシャロン・テート殺人事件に関与したとされる"リンダ・カサビアン(Linda Kasabian)"から。
メンバー
- トム・ミーガン(Tom Meighan) - メインボーカル
- セルジオ・ピッツォーノ (サージ)(Sergio Pizzorno) - ギター、キーボード、ボーカル
- クリス・エドワーズ(Chris Edwards)- ベース
- イアン・マシューズ(Ian Matthews) - ドラム、パーカッション
- ジェイ・メーラー(Jay Mehler) - ギター
経歴
同郷レスターの高校・大学の同期であったメンバー4人によって1999年にバンド結成。
そのままレスター郊外の農場小屋にて4人で自給自足に近い共同生活を始め、そこを根城に曲作りとバンド活動を開始。
ほどなく、彼らのデモ音源がインディーズ・ラジオ上に出回り注目され出すと、直後に発表されたシングル「Club Foot」が爆発的な反響を呼び、デビュー前にも関わらず超大型新人として大きな話題を集めた。
2004年に発表された1stアルバム『カサビアン』がプラチナ・セールスの大ヒットを記録し英国のみならず世界的にもブレイク。
2006年リリースの2nd『エンパイア』は初登場で全英1位を獲得し、同作からカットされた「Empire」、「Shoot The Runnner」といったキラーチューンのシングル・ヒットも続き、その人気を確固たるものとした。
今では2000年代にデビューしたバンド群でも屈指の人気を誇る、スタジアム級のビッグ・バンドとしても認められる存在である。
初来日は2004年のサマーソニックであり、その時は、昼間の出順にも関わらず多くの観客を集め、新人バンドとしては異例の入場規制が敷かれる盛況ぶりが話題となった。
2007年のサマーソニックでは準ヘッドライナーとして3度目の出演を果たし、翌年にはフジロック・フェスティバルにも出演。そして2009年には4度目のサマーソニックが予定されている。
音楽性
電子音を多く用いたダンサブルなアレンジによって紡ぎだされる不穏なグルーヴが最大の特徴。
90年代後期のプライマル・スクリームを彷彿とさせる凶暴なエレクトロニック・ビートに加え、オアシス直系、英国ワーキングクラス特有のラッディズムを基調とした合唱型アンセムのソングライティングも得意とする。
ディスコグラフィー
アルバム
- Kasabian(カサビアン)(2004年)メジャーデビューアルバム
「Club Foot」 「L.S.F. (Lost Souls Forever)」他収録 - Empire(エンパイア)(2006年)全英アルバムチャート初登場1位
「Empire」 「Shoot The Runner」他収録 - West Ryder Pauper Lunatic Asylum(ルナティック・アサイラム)(2009年)
「Vlad The Impaler」「Fast Fuse」「Fire」他収録
マキシシングル
- Club Foot(クラブフット)(2004年)
- L.S.F.EP(エルエスエフ イーピー)(2004年)
- Processed Beats(プロセスドビーツ)(2004年)
- Empire(エンパイア)(2006年)
- Shoot the runner(シュート ザ ランナー)(2006年)
関連動画
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関連項目
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