ニコニコ大百科

>>570
どうも読んでると、自分は頭がいいと自負してる上になにかを動かす権力に対する野心満々なんだけど、
自分で思ってる以上に好き嫌いを全く隠せてないどころか顔と判断にモロに出るせいで、もっと悪くてキレのいい強い奴には絶対に勝てない、残念専務どまりの偽悪おじさんの顔しか浮かんでこない

>>571
中日の立浪かな？

徹底的に豊臣を滅亡しようとしたのとは対照的に三成に関しては本人は流石に処刑したけど子供たちの事は見逃してあげてるの不思議だな

別に不思議でもなんでもない
石田の家にそんな影響力ないからな

でも豊臣は天下の家だ、後々の事を考えたらそう甘くは出来ない

あんまり知られてない話だが、石田三成が妖怪退治したって話がある。
小田原征伐の時、三成が上野国は伊勢崎付近を通過した折に、光円橋付近に毎夜妖怪が現れ住民このために難儀すると聞き、退治したので石田氏の徳をたたえ寺号を「退魔寺」と改め、寺紋を石田氏の紋にしたという。
寺は現在も有る。

結局、生真面目さと傲慢な所と歯に衣着せぬ言い方のせいでプライベート面の人付き合いが苦手だったという従来？のイメージは合っているんだろうか

※573
そもそも家康と三成は関係が悪くないのが今の定説なんで…

三成にとっての政敵は武断派と浅野
家康は豊臣にとっては政敵になり得るが、三成からすると結託すれば武断派を丸め込めるので朝鮮の役でも甘い扱いしてるし、三成襲撃事件で仲介したのも家康
（襲撃で三成が家康のもとに逃げ込んだのは偽作の可能性があるが、そのあと武断派を引き離して三成を佐和山に保護したのは家康

人付き合いが出来ないと言うより空気が読めなさそうではある
真偽不明の良い逸話もあるんだが、それも絶妙に空気が読めてない
とにかく不明な逸話が多すぎて性格はこれってのは無いかな

解ってて憎まれ役やったのと、空気読まずに人の神経逆撫でしたの半々位じゃない、この人。

逸話の真偽は置いといて、あぁいう話が出るってことは周りから天然な人とは思われてそう

逸話の数々を見てるとマジでキャラが濃すぎる
キャラの濃い武将は数あれど、この人のはマンガみたいな濃さなのよ

あと日本史で一番「そういうとこやぞ」の突っ込みが似合う男かもしれんw

これでも昔は三成が義に篤い真人間で家康が邪悪の権化みたいな感じに描かれてたんだよな

家康が主役サイドのときですら、忠臣キャラになる位だったしなぁ

どうする家康での三成
「朝鮮出兵でボロクソだったのは許そう」（勝てる条件に乏しすぎるし安全圏にいたやつがこれを言う）
「労いに茶会を開こう」（傷つき疲れたばかりの武人が欲しいのはそんなもんじゃねえ）
人の苦労や感情を読み取れない性格っていう扱いだった

当初は「インテリなところあるしオタク気質なところから快楽主義的な豊臣家中で浮いちゃうんだろうなぁ」って思ったら…ってキャラだったよね→やっぱそういうとこだぞ！！
・「秀頼成人までに領地配分停止」遵守となると唐入りで恩賞０（李舜臣討った島津以外）
・秀吉亡くなってすぐに毛利と「秀頼様に敵意無くても我々奉行衆に歯向かう奴いたら潰そう」と組む＋秀吉の遺言で決めてた毛利の分家創設の領地配分勝手に変えて吉川らと揉める
・作中で「婚姻禁止」に固執して黒田長政・加藤清正らの結婚妨害（長政は子無し、加藤清正も後継の忠広産まれるの関ケ原から１年後で兄の忠正も1608に夭折、清正本人も秀頼成人辺りにポックリ）で豊臣一派断絶させる気か？ととられるような行動とったらそりゃ命狙われる…

>>578
信長を発達障害とする説があるそうだけど、
石田三成こそ発達障害だったんじゃないかと思う。
俺自身もADHDの注意欠陥の部分だけの発達障害なんだけど、
人の匂わせとか京都人の遠回しの嫌味みたいなのが伝わらないんだよ。
終電無くなったってウチに来た女の子を「そりゃ大変だね」って丁重に宿泊させた事とかあったし。
三成も根拠とかメリットとか大義名分が見いだせない人の機微を感じられない脳の構造だったんじゃないかなあ。
その分吏僚として才能をいかんなく発揮したんだろうけど。

いま葵徳川三代を見直してたんだけど、石田三成の嫡男、隼人正重家の烏帽子親はほかならぬ家康で、「家」の一字を拝領しているのな
名前をもらうのは珍しくもないけど、これが当時蟄居謹慎中の三成と、大阪城で人質になってたせがれの元服、西の丸にいる家康のあいだでそういう話になってたとなると
家康個人は三成に対して、不倶戴天の敵とまでは見ていなかったのか、それともそれも込みで狐と狸の化かし合いだったのか、いずれにせよ重家が助命されたのは家康にとってそうすべきことだったのかもしれない

細川忠興などの書状に残されている情報から読み取る限り「何時でも何処でも正論マン」って感じは受けてしまうな…
「俺たちは恵まれてるんだから貯め込まずに金使えよ、今使わないでいつ使うんだよ」とか
大名からしたら余計なお世話なんだよ！！と思う様な事もチクチク書かれてるから…
ただ三成は居城には殆ど私財を貯め込んでおらず領地経営に費やしていたからそのお小言通りの事を有言実行してはいる
ただそれを度々上から目線で言っている節があるから大名たちのヘイトを集めてしまうは分かるな…
常に正論言いまくる奴はやっぱ今でも嫌われる
正論は諸刃の剣でもあり、変な時に使うと同僚を不快にするだけなんだ

そんなんどーだっていーから治部のせいにして、温め合おう!

>>588
奉行としての力量は確かだからそういうのも納得なんだよな。
良くも悪くも人間離れしているから正論ばかり言ってる。
三成にSNS使わせたら毎日炎上してそう

上から目線なのもそうだし福原長堯(三成妹婿)・熊谷直盛(三成娘婿)・太田一吉といった三成一派が一方的な贔屓されて不公平に見えたのも印象悪かったと思う
蔚山城の戦いで蜂須賀家政、黒田長政・毛利高政、早川長政、竹中重利らは「戦で仕事せんかった」と報告されたことで秀吉から怒られる
→そう秀吉に報告した軍目付の福原長堯は黒田家と同格の豊後府内１２万石に加増、熊谷も豊後に１万5千石の加増転封、晋州城の戦いで太田一吉も豊後臼杵城主で6万5千石に加増（＋代官で豊臣直轄領10万石管轄）と改易された大友義統の旧領ほぼ三成一派で独占
三成自身も筑前・筑後の旧小早川秀秋領の代官に（近江の自領・薩摩や常陸の蔵入地の代官分も含めたら実質5.60万石以上の超大身）
福原ら石田一派のやってきたこと全て三成の仕業！って感じになったのもあるし、七将襲撃も福原らの処罰を求めた訴えを三成が拒否したのが原因（襲撃事件後家康の手で福原や熊谷らが改易されて七将らの溜飲が下がった）
って考えると、能力は確かにあるけど公正というわけでもない…通説みたいに全員に厳しすぎ系ならまだ嫌われてなかった感