チャップマンシマウマとは、ウマ目(奇蹄目)ウマ科ウマ属に属するサバンナシマウマの亜種のひとつである。
概要
現在5亜種(絶滅したものを含めれば6亜種)が確認されているサバンナシマウマの亜種のひとつ。
アンゴラ南部、ナミビア北部、ボツワナ、シンバブエ、南アフリカ北東部にかけての草原地帯に生息している。
シマウマ共通の特徴である白と黒の縞模様だが、チャップマンシマウマの脚の縞模様は足先に向かって薄くなっていき、蹄の上あたりでは消えていることが多い。
彼らの模様にはさらに特徴があり、黒い縞模様の間にさらに薄いグレーの縞模様が入っている。
この薄いグレーの縞模様は「影縞」という。
影縞は同じくサバンナシマウマの亜種であるグラントシマウマやバーチェルサバンナシマウマ(バーチェルシマウマ)にも存在する。(ただしグラントシマウマは影縞が無い個体も多い)
グラントシマウマはそれほど影縞がはっきりせず、脚の先まで縞模様があるのでその点で見分けることができる。(チャップマンシマウマにも影縞がはっきりしない個体がいるので脚の模様で見分けるのが確実)
ただしバーチェルサバンナシマウマとの見分けは困難である。
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関連項目
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