漢字として
- 意味
- みなし子、父をなくした子、一人ぼっち、単独、助けのない、特に優れた、(辜と通じて)恩に背く、(顧と通じて)顧みる、という意味がある。また王侯が謙称の一人称として使った。
- 〔説文解字・巻十四〕に「父無きなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は瓜。
- 音訓
- 音読みはコ(漢音、呉音)、訓読みは、みなしご、ひとり。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 孤を声符とする漢字には箛などがある。
- 語彙
- 孤雲・孤影・孤寡・孤介・孤丘・孤閨・孤高・孤苦・孤軍・孤児・孤舟・孤城・孤絶・孤竹・孤注・孤島・孤独・孤憤・孤立
異体字
- 𦣮は、〔集韻〕にある孤と同じとある異体字。
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