構造化定理(structure theorem)とは、アルゴリズムの根底を支える定理である。
概要
構造化定理とは、すべてのアルゴリズムは「逐次」「反復」「分岐」の組み合わせにより実現できるという定理である。
逐次
逐次とは、プログラムが最初の行から順番に処理されることである。宣言型プログラミングとかを考えなければ、ほとんどのプログラミング言語で当然のことともいえる。
反復
ある条件が満たされるまで所定の処理を繰り返すことである。多くのプログラミング言語にあるfor文やwhile文がこれにあたる。関数型プログラミングでは再帰による実装を推奨する向きもあるがそれはまた別の話。
分岐
ある条件が満たされればA、そうでなければBの処理を行うことである。if文がこれにあたる。言語によってはswitch文やパターンマッチなどでも実現されている。
関連項目
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