シャドウゲールとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』シリーズに登場するキャラクターである。「restart」にて初登場。真っ黒なナース風魔法少女。
ステータス | |
破壊力 | ★★★ |
耐久力 | ★★★ |
俊敏性 | ★★★ |
知性 | ★★ |
自己主張 | ★★ |
野望/欲望 | ★ |
魔法のポテンシャル | ★★★★★ |
好きなもの | 自由 自室の椅子 ゲーム |
嫌いなもの | お嬢の悪戯 理不尽なこと 毛虫 |
「魔法の国」からの承認を得た、本物の魔法少女の1人。いきなりゲームの仮想空間に飛ばされてしまい、他の魔法少女と一緒に生死を懸けたゲーム攻略に臨む。
巨大ハサミと大きなレンチを持つ、漆黒のナースのような姿をした魔法少女。ハサミとレンチで機械を改造する後方支援担当。プフレが組織した魔法少女チームに所属しており、マスクド・ワンダーとはチームメイトの関係。常にプフレの傍に控える側近・執事的存在。怖ろしいレベルでハイスペックなプフレの側近という立場故に苦労が絶えないようで、自らを「シニカルな苦労人」と呼称している。
性格はクールっぽいが、内心では皮肉を言っていたりする。長い間庚江(プフレ)の無理難題に付き合わされているためか諦めが早いが、末怖ろしいほどに何でも出来るプフレに任せきりにして全て従うのではなく、ちゃんと自分で考えて行動している。やや物事を悪く捉えてしまう面があり、そのたび庚江(プフレ)にフォローされるのがrestartでは半ばお約束の展開。
よくぼーっとしているようであり、顔に落書きされても1週間も気付かないドを越した天然っぷりを誇る。ただし、自身には天然の自覚はなく、常識人だと思っている。
正体は魚山護(ととやま まもり)という高校生の女の子。魚山家は代々人小路家に仕えてきた一族で、護はその末裔にあたる。プフレの正体である人小路庚江(ひとこうじ かのえ)とは人間時でも魔法少女時でも主従関係を結んでおり、両者が物心つく前から生活を共にしてきた仲。幼稚園から現在の高校までずっと一緒。庚江の事は「お嬢」とヤクザっぽい呼び方をしている。
その生い立ちから物心ついた時から庚江に使える存在だったこともあり、従者しての教養・大切な行動は完璧に備えている。やらなければいけない事は速やかに行い、主(庚江)に危機が迫れば身を挺して守りぬく。
常に庚江の傍に控え見守る立場であるため、周囲からは金魚の糞など陰口を言われてきた。また、庚江は主従関係なのをいい事にワガママを言いまくり散々振り回しているため、内心ではグチを言ったり不満を溢したりしている。しかし、庚江の事は本人が自覚している以上に大切に思っており、お互いがなくてはならない存在である。
restartの主人公格であり、プフレチームの描写の場合は、主に彼女が視点となって物語が綴られていく。また、漫画版は冒頭から一貫して彼女目線で物語が描かれている。
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これ以降はrestartの展開・結末に関する情報が記載されています。 作品の大きなネタバレとなりますので、ご注意ください。 以上をご理解した方のみ下へスクロールしてください。 |
プフレと共に魔法少女となり、同じくクラムベリーの試験を乗り越えた。「クラムベリーの子ども達」の一人。だが、その試験の内容は参加者100人の魔法少女候補生の中で殺し合いをして生き残るという過酷な物でありだった。プフレは敵味方問わず騙し、利用し、裏切り、虚を突く事で勝ち残ってきた一方で、シャドウゲールはその後を付いて行っただけに等しく、最後には自らもプフレに殺されるのだろうと達観していた。しかし、それは100人殺してでもシャドウゲールを助けたいと願っていたプフレの思いとは正反対の物であり、この時の認識の違いが、二人の間に決して消えない傷となっている。
ゲームスタート時にプフレの提案を受けて彼女に包帯を巻いて怪我人を偽装。その計画を実行した結果マスクド・ワンダーと出会う。いちいちポーズをつける彼女に引きながらも、その戦闘力、正義感には感銘を受けて、仲間と思うようになったが、チェルナー・マウスとのいざこざの後のログインで、マスクド・ワンダーが殺されてしまう。
ゲーム開始後二人目の死者を出した事と、チェルナー・マウスに唯一対抗できる魔法少女を失った事で、プフレと共に戦闘の矢面に立つことになる。プフレの車椅子を全長30mの多脚戦車に改造し、フィールドを独占するチェルナー・マウスに立ち向かうも、それをはるかに越えた大きさにまで体を変化させられて敗北。その後にチェルナーが脱落した事でなし崩し的にフィールドは解放されたが、ワンダーやチェルナーを殺した犯人の正体が分からず、すっきりしない思いを抱き続ける事になる。
グレートドラゴン戦の後、プフレの命令によりパーティを離脱。弓矢を改造したカタパルトを使って、延々とレアドロップを拾っては売るという稼ぎ作業をさせられる事になる。魔王城攻略直前にパーティーに再合流。大規模パーティの一員として後方支援を受け持っていた。
記憶回復後の最後のログインでは、メルヴィルが暗躍する中、姿を消したのっこちゃんを探して燃え尽きた魔法少女の死体と燃え残った右腕、それから彼女の端末を発見する。魔王と目されたメルヴィルが倒された後もゲームが終了しない事から、通行権を買い占めてフィールドの移動を制限。姿の見えない魔王の襲撃から身を守る。
最終的に荒野の広場にあらわれたクランテイルを魔王として、プフレと共に戦いを挑むのだが、戦闘の最中にも膨れ上がるプフレへの疑念を前に衝動を抑えられず、無防備なプフレに激しい一撃を叩き込んだ。 結果的には、一撃によって魔法の効果範囲から外れた事でプフレが真実を見抜き、ゲームは終わりを迎えた。
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記憶回復装置 この項目にはlimited以降QUEENSまでの情報が記載されています。 展開のネタバレとなりますので、ご注意ください。 記憶を取り戻しますか? [ はい ] ↓ |
魔法少女育成計画 limitedでは、主にプフレの聞き役として登場する。本作品のプフレは諸悪の根源に近い黒幕っぷりを見せていたのだが、シャドウゲールがそれに気付くことはなかった。
魔法少女育成計画 JOKERSではプフレと共に魔法の国の何者かに襲撃される。その後、プフレが魔法の国の改革のために悪事に手を染めているのを知り、それを止めるために預かっていた彼女の記憶をスノーホワイトに託す。
ACES開始時では、プフレの身が狙われるようになったことから、パトリシアを護衛に付けられる。私生活にまでずけずけと入り込んでこようとするパトリシアを鬱陶しいと思いながらも、明け透けで裏表の無い態度には好感を抱いていたが、プリンセス・デリュージ、アーマー・アーリィに襲撃を受け、シャドウゲールを庇いパトリシアが殺されてしまう。自らはアーマー・アーリィを監視に付けられ軟禁状態となるが、魔法の国の三賢人の現身であるプク・プックにより解放される。
QUEENSでは解放後の物語が描かれる。プク・プックの屋敷に拘留され、プク・プックより強度の洗脳魔法を掛けられてしまう。その結果、人格を歪められる程にプク・プックに心酔する形となり、プクの計画に積極的に協力、始まりの魔法使いが残した装置の改造を行っていく。
残す最後の一工程となった時に敵陣を突破してきたプフレとついに再会を果たす。 プク・プックに忠誠を誓ったと言うプフレの行動をいぶかしみながらも、敵が来る前に装置の完成をしようと勧める言葉に同意。プレミアム幸子が残した『絶対的な幸運を得る代わりに、最も大事な物を失う契約書』にサインをしてしまう。 その契約書は絶大な力を発揮し……洗脳されたシャドウゲールにとって最も大切な『プク・プックの命とプク・プックにとって最も大事な装置』を失う事により、装置は完成を迎え、そして破壊されるのだった。
洗脳魔法を施したプク・プックが死にゆく様を見て取り乱し、駆け寄ろうとする所をプフレに取り押さえられるが、邪魔をするプフレを刺し殺してしまう。プフレの最後の願いでブルーベル・キャンディこと三代目ラピス・ラズリーヌにより、これまでのプフレの記憶を封印。廃人と化してアーマー・アーリィ達の手を借りながら療養じみた生活に入る事になった。
黒衣のナースといった出で立ち。金髪のもみあげ部分を伸ばしたショートヘアー。目付きはちょっと悪い。瞳の色は金色で、瞳孔は猫の目のように細い。白い肌に若干灰色がかっている。黒一色の十字マークが頭に飾られている。
黒いワンピースの上に裾が花のように大きく広がったブラウン色の上着を着ている。頭にはナース帽を被っている。左胸部分には名札が貼られているが、名前は黒く塗り潰されている。首下に黒い羽根飾りが何枚も付けられている。お尻には尻尾代わりに黒色の羽根が1枚伸びている。脚は素足のままにハイヒールを履いており、靴下の類は履いていない。
上着に据え付けているハサミとレンチはマジカル道具で、能力発動時はこれらを使う。
『レンチ』
シャドウゲールの固有アイテム。両手で抱えられる程の大きさであり、主にメイン武器として使用する。
『ハサミ』
同じく固有アイテムの装備。巨大なハサミ。魔法少女が扱う道具なので切れ味も良さそうだが、本人のスペックが戦闘に向かないので振るう事はめったにない。
『包帯』
黒いナースのコスチュームに付属しているアイテム。怪我人を装うためにプフレに巻いて偽装した。
★5ランクのポテンシャルを持つ超レア魔法。
あらゆる機械や魔法の道具を改造しより高性能にする力を持つ。本人が内部構造を理解してなくても問題無い。改造内容にはもはや原型を留めていなかったり全くの別物に魔改造している例も多い。
方向性さえ示せば改造できない機械はなく、魔法少女の固有アイテムはもちろん、果ては『機械の魔法少女』であっても改造可能だという。ただし、扱う本人は機械に対して無知なので自らの能力をそこまで重要視しておらず、積極的に使おうともしていない。また、扱える『機械』は電子機器などに限らず、おもちゃの弓矢を改造してカタパルトにしたり、車椅子を改造してレーザービームをつけたり、果ては全長30mの多脚戦車にしたりと、機械の枠組みを越えて人が使う道具であれば何でも改造できる。
その他の魔法少女
掲示板
17 ななしのよっしん
2018/01/29(月) 13:50:27 ID: ljdGS2MMkc
>注文を取りに来た店員が、愛想の良い笑顔の中に、ほんの少しだけ不審げな色を忍ばせていた。←察し
決まってすらないけどアニメ化楽しみだなぁ
18 ななしのよっしん
2019/11/15(金) 00:10:18 ID: e6sI3aWaR4
19 ななしのよっしん
2024/03/04(月) 02:27:42 ID: +ZWlJv5j6u
「赤」では最後の最後で(本人は顔見せ無かったが)特製対ファル通信装置が誕生したけど、一方でデリュージや三代目ラズリーヌに利用されそうでもあるし、装置が安定発動してファル帰還編発生等の続きあるのかな…。
提供: tx
提供: b.Charley
提供: misa .*
提供: 核砂糖入り紅茶
提供: 皇帝ペンギン
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/28(金) 22:00
最終更新:2025/03/28(金) 22:00
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