シューター(shooter)とは、「シュート」する人という意味の英単語である。(シュート=撃つ、射る、射撃、銃を発砲する、スポーツの球をゴールに放つ、などなど)
曖昧さ回避
- STG(スクロールシューティング)を好んでプレイするゲーマーのこと。
- ゲーム「ファイアーエムブレム」シリーズに登場する兵器。
→シューター(ファイアーエムブレム)
- プロレス用語。真剣勝負を行うことを『シュート』といい、真剣勝負を行う選手をシューターという。
- バスケットボールにおいて、ゴールの遠くからのシュートを得意とする選手。
- 独楽を回す際に使う、ピニオンラック式の道具。ベイブレードやスピントップで用いられる。
※この記事では、1のシューティングゲームにおけるシューターについて記述する。
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この項目は、事実を元にしたブラックジョークを含んで書かれています。
本気にして「解説君」呼ばわりされても、当方は一切関知致しません。 |
シューターの性質
孤高にして自虐的。冷静さと度胸を兼ね揃え、質実剛健を好む。あと、眼鏡。
「難しいスクロールシューティングが良いSTG」、「良いSTGをクリアできる者が良いシューター」を信条とし、今やアミューズメントの場と化したゲームセンターの片隅で、今日もボタンをぺしぺしと叩いている。
同じシューティングゲームでもFPSやTPSのプレーヤーは排除すべき異星人、エースコンバット信者はフライトシムをプレイできない障がい者と公言し(都合の良い時だけ擦り寄ってくるのはマジで勘弁してくれ。)、出来がアレだったソフトは製造元ではなくプロデューサー個人に責任を求める傾向がある。
シューターの社会
シューターの社会は厳密なカースト制が敷かれており、その階級は「ヘタレ」、「上級者」、「全一」の3つに分かれている。
上級者とヘタレの間に隔たりがあるようだが、この間には階級が存在しないと言われている。これを、「シューターの連続体仮説」と呼ぶ。
- ヘタレ
- 最下層。インターネット上の掲示板などで発言するときは、必ず「私はヘタレですが~」と始めることが義務づけられている。ヘタレシューターにとって日々STGに勤しむことは義務であり、パンを買う金があるならすぐ硬貨に両替し、ゲーセンの筐体に寄付しなければならない。この世からSTGが淘汰された場合、その責は全てヘタレシューターにあるからだ。
- 上級者
- 特権として、「自分以外のシューター(全一除く)を全て見下す」、「自分が嫌いなSTGを(プレイ経験の有る無しに関わらず)けなす」ことなどができる。
ヘタレから上級階級に上がることはできるが、その条件は様々な場合によって異なり、銘文化されているわけではない。例を挙げるとすれば、「グラディウスで1コイン8時間」、「ケツイ裏2周ALL」などを達成すればヘタレから脱却できると言われている。(あくまでも一例である)
- 全一
- シューターの頂点に立つ者。その数は、ほんの一握りに過ぎない。
シューターとして、名前(スコアネーム)を名乗れるのも、この階級だけである。そのオーラは凄まじく、ヘタレなどは姿を直視することもできない。
彼らはしばしば「神に等しい存在」と言われるが、それは間違いである。彼らはすでに人類を超越しており、神そのものなのだ。
シューターの種類
シューターはまずプレイスタイルによって、以下のように分類できる。
- クリアラー
- とりあえずクリアできればいいや、って者。
- 妥協の味を覚えた人生の落伍者であり、ゆとり教育の被害者。皮肉にも、STGを延命させる役割がある。
- スコアラー
- STGはスコア稼いでナンボだろ、って者。
- がんばり所を間違えた人生の落伍者であり、ゆとり教育の被害者。
- エアシューター
- 筐体に触れることなくプレイするシューター。
- 他人がプレイしている後ろで、「へぇ、そこでボム使うんだ」「ここは張り付きで速攻だろ?常考」などとブツブツ言っているのがそれである。
- ときどき実際にプレイすることもあるが、それは決まって「調子の悪いとき」である。
- 秋葉原のHEYでよく見られる。
さらに嗜好により、様々にカテゴライズすることも可能。以下はその一例である。
- 横シューター
- 広所恐怖症で、障害物の陰に隠れることを好む。
- 人体の構造はそもそも横STGをするのに適していないと言われているが(目のつき方とか)、もしかしたらミュータントなのかもしれない。
- 弾幕シューター
- ドM。「死ぬがよい」と言われるとホイホイ死ににいっちゃう。
- 他のシューターからは「本当に死ねばいいのに」と思われている。
- 萌えシューター
- そんなものは存在しない。
関連項目