テンカイナイトとは、北米を中心に展開中の玩具、及び日加(日本とカナダ)合作アニメである。
その名の通りブロックがテンカイ(展開)して騎士になるフィギュア。
直方体のブロックをパカッと開いて変形させると人型の素体になり、それにアーマーや武器のパーツをレゴブロックの要領ではめ込むと完成する。 騎士型の他にドラゴン、戦闘機、軍馬、戦車などもある。大きいものは全長50cmを超える。
カナダの企業『SPIN MASTER』製の玩具で、日本でもハピネットより発売されている。
レゴブロックとは他社製だが互換性があり、独自に組み合わせて遊ぶことができる。
もちろんテンカイナイト同士を組み合わせる事も可能。
ブロック生命体が暮らす惑星キューブ。そこで争う2つの種族、善なるスペクトロスと邪悪なヴィクリプス。
地球の少年グレン達は地球から転送装置を通じて惑星キューブへアクセスし、
スペクトロスの伝説の勇者「テンカイナイト」に変身してヴィクリプスと戦う。
上記の玩具を元に作られたアニメシリーズ。日本版全51話。日本とカナダとの合作で、アニメーション制作はボンズが担当している。内容は一応正統派ホビーロボットアニメだが、微妙に王道からズラしてくる展開も多い。
メカデザインをガンダム00、エウレカセブン、ゼーガペイン等で知られる柳瀬敬之とフヂロウが手がけているため
一部ロボは実物のおもちゃよりかなりアニメ補正が入っている。詐欺とか言わない
近未来の地球を舞台にブロックに選ばれた少年達の日常を描く「日常パート」と惑星キューブで繰り広げられるブロックによる戦争を描く「戦闘パート」に別れている。スペクトロスに危機が迫るとグレン達の持つブロックが光り、それに応じてポータルを通じて別惑星へ移行する事でパートが切り替わる。
日本よりも先に北米で先行放送されており、日本で放送開始した時点ですでに全話の制作が完了している。
北米版では多少のカット増減があり、一部セリフの言い回しが異なるほか、登場人物の年齢設定も違っている(グレン・セイラン・チュウキが13歳、トクサが12歳)。シリーズ構成や脚本には加納田陣(カナダ人)、鳴富流至郎(メイプルシロップ)、左門しゃけ子(サーモン・鮭)など露骨にカナダっぽい偽名が並んでいるのでシナリオは向こうが担当していると思われる。
仲間を導く正義の戦士。
ボディは赤がベース。モチーフは狼。使用武器は剣タイプのウルフレッドソード。
ブレイヴンX
テンカイナイト達は変身者の「感情の爆発」によってパワーアップ形態「Xモード」へ変形できるようになる(覚醒のきっかけとなる感情はそれぞれ違う)。Xモードになると身長が倍以上になり元の姿とは見違えるようなガチムチ体格になる。他の戦士と比べるとさながら親子のよう。ナビシステムによると「パワーも数十倍になる」とのこと。
英語名は「タイタンモード」。
ブレイヴンXの使用武器は大剣シャイニングウルフレッドソード。
必殺技は剣から斬撃を飛ばす「ウルフレッドビーム」、十字に斬撃を飛ばす「ウルフレッドクロスビーム」、
胸の砲台を展開し高出力のキャノンを放つ「ウルフレッドバースト」。
ブレイヴンXとトリビュトンXが二身合体した姿。
右手にブレイヴンの大剣を、左手にトリビュトンの弓を持ち、Xモードより更に攻撃力が強化されている。
ドラゴンキューブの力を取り込んだ姿。
見た目はテンカイナイト共通で通常モードを金メッキ化したものになっている。
善のドラゴンキューブを取り込み、「炎」の属性の力を手に入れた姿。
必殺技は剣から巨大な火球を放つ「バーニングメテオシュート」。
Xモードは己の内なる力を高める事で発動していたが、Σモードはさらに外部の大いなる気(テンカイエナジー)の流れを汲み自らに集中させる事で発動可能になる。ΣモードはXモードより更に頭身が高い。
バーニングブレイヴンΣの必殺技は燃え盛る炎に包まれた大剣を大上段から振り下ろす「バーニングギガントソード」。
テンカイドラゴンを呼び出すため体内のドラゴンキューブを放出するとXモードの姿に戻る。
ブレイヴンに変身する少年。小学5年生。
テンカイナイトの物語はグレンがベンハムシティに引っ越してきたところから始まる。
セイランと一緒にふと立ち寄った骨董品屋でテンカイナイトのブロックを手に入れ、変身能力と使命を得る。
赤で主人公というと熱血直情型のパターンが多いが、グレンはどこか落ち着いた優しい性格をしており
感情先行の行動はセイランやトクサが担当する事が多い。
だがその勇気はメンバー随一。他人の無茶な要求にも進んで応える男気も持っており、
話が進むにつれそのリーダーの素質が顕著になっていく。
家族は父親と猫のダイヤ。片親という事もありパパに対しては異様にデレデレとした態度をとる。
百発百中のスナイパー。だが実際は結構外している
ボディは青がベース。モチーフは鷹。使用武器はクロスボウのホークストライカー。
トリビュトンX
トリビュトンのパワーアップ形態。使用武器は大型クロスボウのヘビーホークストライカー。
元の武器より射程もパワーも大幅に強化されており、逃げる敵も確実に射止める事ができる。
必殺技は「シャイニングアロー」。 ブレイヴンXと合体してトリビュトンXXになれる。
善のドラゴンキューブを取り込み、「氷」の属性の力を手に入れた姿。
必殺技は冷気を矢にまとい地面もろとも凍らせる「ブリザードストライクアロー」。
ブリザード・トリビュトンのパワーアップ形態。
必殺技は上空から輝く氷のドリルを放ち敵を瞬間的に凍結粉砕する「ブリザードスパイラルアロー」。
トリビュトンに変身する少年。小学5年生。
同じクラスに転入てきたグレンにいきなりイタズラを仕掛け、すぐに打ち解けて彼と親友関係になる。
青だがクールキャラというわけではなくムードメーカーを務めており、クラスでもお調子者キャラを確立している。
「地球を救う」という使命に対して「今どき流行らない」と消極的だったり、その使命の重さに何度も挫折しそうになったりとメンバーの中ではとりわけリアルな現代っ子っぽい思考を見せる事が多い。
なんだかんだで他メンバーには強い友情を感じており、共に戦いながらツッコミ役を務めている。
重装甲のパワーファイター。
ボディは緑がベース。モチーフは亀。背中に亀の甲羅のようなものを背負っている。
使用武器は光弾を放つ事もできる槍。
ヴァローンX
ヴァローンのパワーアップ形態。ちょっとやそっとの攻撃では動じない鉄壁の装甲で覆われ、重戦士っぷりにかなり磨きがかかっている。背中の亀甲羅もそのまま巨大化。槍の光弾「エナジーバースト」も大幅強化されている。
ブレイヴンXと合体してヴァローンXXになれる。
善のドラゴンキューブを取り込み、「大地」の属性の力を手に入れた姿。
必殺技は槍を地面に突き立て地面を這うようなエネルギー攻撃をする「ガイアエナジークラッシュ」。
ガイア・ヴァローンのパワーアップ形態。背中の亀甲羅が展開し羽のような形になる。
必殺技は石柱を地面からせり上げ上空から大量投下する「ガイアメガリスクラッシュ」。
ヴァローンに変身する少年。小学4年生。好きな食べ物は姉の作ったフレンチトースト。
最年少で最も小柄だが一つ上のグレン・セイランや二つ上のチュウキには物怖じせずタメ口で絡んでいる。
小生意気なところがありメンバーの中でも特に調子に乗りやすいが、姉の亀山ワカメにはめっぽう弱いという典型的やんちゃ弟系キャラ。似た性格のセイランとはしょっちゅう競い合ったり一緒に調子に乗ったりしている。
実はゲーマーで機械いじりも得意という設定もあるが、一部エピソードでしか表に出てこない。
彼の実家が経営するダイナーはもっぱら4人の溜まり場と化している。
疾風のスピードファイター。
ボディは黄色がベース。モチーフは蜂。よく見ると眼が蜂のような複眼になっている。
使用武器は鎖で伸びるチェーンナイフと巨大手裏剣になる盾。
ライデンドールのパワーアップ形態。使用武器はライトニングチェーンナイフと巨大手裏剣クロススピンシールドX。
必殺技は巨大手裏剣を高速回転させて敵を切り裂く「ファイナルトルネード」。
他の戦士より特に格闘面で秀でており、蹴り主体のマーシャルアーツによる体術を得意としている。
ブレイヴンXと合体してライデンドールXXになれる。
善のドラゴンキューブを取り込み、「雷」の属性の力を手に入れた姿。
必殺技は雷エネルギーを天空から放つ「サンダーゴッドブレイク」 。
サンダー・ライデンドールのパワーアップ形態。スピードアップが著しく稲妻と同等のスピードで移動できる。
必殺技は雷撃をまとって光速で体当たりする「サンダーファイナルアタック」。
ライデンドールに変身する少年。小学6年生。
4人の中では最年長ということもあり、小学生らしからぬ落ち着きと余裕を持っている。
勉強、スポーツ、ゲーム、料理、一通りなんでもこなせて女子にもモテモテ、と肩に謎のアーマーをつけているところ以外に欠点らしい欠点がない。その能力に本人も相当な自負を持っているようで時折ナルシストっぽい発言も飛び出る。本人曰く「大概の事はできる」との事。ただし運が絡むものに関しては思わぬポンコツぶりを晒す事も。
ちなみに歳の離れたキイロという妹がいる。
かつてヴィクリプスと戦いを繰り広げた勇者たち。
いずれかの地球人がグレン達と同じブロックを使って務めていた模様。
スペクトロスの軍隊を率いる隊長。一人だけカラフルな色をした身体を持っている。
4人のテンカイナイト達を「勇者様」と呼び彼らに相当な信頼を置いている。その信頼が若干行き過ぎているところもあり、彼らが抜けた行動をした時も「勇者様の作戦に違いない」と良い方向へと解釈して褒めたりする事もある。
普段は惑星キューブでヴィクリプスとの争いの対応に当たっている。
戦闘能力も十分に持っており、槍さばきや運動能力はテンカイナイト達に引けを取らないほど。
異世界ではリアル頭身の形態が登場した。この形態の時は「ビーグジャンプ」「ビーグスキャン」などこれと言った特殊効果のない技名をやたらと叫びたがる。
いわゆるモブ兵士。スペクトロス兵に固有の名前はなく「○○ウォーリアー」と色で呼ばれている。
単純な戦闘力は低いが、ブロックに変形して互いに組み合い壁となる事でテンカイナイトを守る事ができる他、
ビーグの音頭に合わせてテンカイナイトを褒め称える舞を踊るノリの良さも持つ。
皆同じ見た目だが一応性別があり、結婚して子供を作る事ができるらしい。
モブの中でも多少強いと思われる「スペクトロス四銃士」というキャラも登場したが瞬殺された。
邪悪なるヴィクリプスの大帝。元はスペクトロス最強の戦士だったが、過剰に力を欲する危険思想のため追放され、
その後スペクトロスに対して戦争を起こした。地球の存在を知ってからはそちらの征服も視野に入れている。
悪役のボスらしくなかなかのカリスマを持っており、ウォーリアー達が身を挺してテンカイナイト達を守った際は彼らに免じて一時軍を引くなど大物らしい面を見せた。武人気質も持ちあわせており、テンカイナイトの実力を推し量るために前線へ出て一騎打ちを繰り広げた事も。相手を自身の真の敵と認めた時、ヴィリウスXとなって戦う。
ヴィクリプス本部にある装置を使い、倒されたブロックを復活させる事ができる。部下の将がやられた時は「次の復活はないと思え」などと言いつつ毎回ちゃんと蘇らせる寛大な処置を見せている。
他にも部下への対応には定評があり、失敗しても必要以上の叱責はせず、 時には部下同士の諍いを鎮め、暴力による強引な統制なども特にせず真っ当に軍を統率しており、部下に任せる時は任せ、出る時は自ら戦線に出るなど、さまざまな面において優れた「理想の上司」との呼び声が高い。
武器はビームを放つ事もできるバスタートライデント。「ダークネスビーム」「ダークネスボルト」など必殺技にダークネスという単語がついている点、中の人、本体のカラーリングなど、某マスターアジアとの共通点が多い。
26話の決戦で死亡したヴィリウスが凄まじい怨念により復活した姿。
かつての若さを取り戻し、悪のドラゴンキューブを取り込んだ事で大幅なパワーアップを遂げた。
声も若返ってなぜか「~なのです」と妙な敬語口調で喋るようになった。
性格にも変化があり、以前と違い部下の失態に声を荒らげたり制裁を加える事もある。
テンカイナイト達と同じようにΣモードを発動してネオ・ヴィリウスΣになれる。
ヴィクリプスの将の一人。モチーフはサイ。いわゆる猛将タイプだが悪く言うと脳筋タイプ。武器はバトルアックス。
前述の通り倒されてもヴィクリプスの技術で復活できるのでよくテンカイナイトに倒されている。
早い時は再登場から二分弱で死亡した。
再生装置を失ってからはギリギリ死ぬ前に退却している。
ポータルを通じて地球に来た時は大柄で屈強な成人男性体型になる。
ブライノックスのパワーアップ形態。使用武器は大型モーニングスターのデストロングスター。
武器を変形させ装着型のガトリングビーム砲にする事もできる。
装甲を強化し近接戦闘に特化した形態で、単純なパワーならばテンカイナイトを凌ぐ。
16話にてスライガーとともについに念願のXモード化を果たすが、初登場補正はかからずそこでも死亡した。
ヴィクリプスの将の一人。モチーフは黒豹。一応策士タイプ。
武器はカギ爪。 高慢な性格で敵味方関わらず「~です」と敬語で喋る。
テンションが上がると奇声のような笑い声を上げる。
ブライノックスともどもヴィクリプス設立当初からの古参メンバー。
ポータルを通じて地球に来た時は長身の成人男性体型になる。
身体はブロックのままなので、見た目はさながらロボット刑事。
スライガーX
スライガーのパワーアップ形態。長いしっぽがトレードマーク。
使用武器は大型化したカギ爪。そこから放つ「ファングエナジーサンダー」で後方からのバックアップもこなす。
ビーストロボのグリフォンと合体して「スカイガー」になれる。
ヴィクリプスの将の一人。テンカイナイトのブレイヴンそっくりな見た目を持つ。ボディの色は黒と青。
他の幹部とは違い後からヴィクリプスに加入したので二将にはあまり快く思われていない。
本心ではヴィリウスに忠誠を誓っておらず、別の意思で行動している。
使用武器はブレイヴンと同じく剣。色以外の数少ない違いとして胸のウルフマークの片目にキズがある。
黒騎士X
黒騎士のパワーアップ形態。変形前と同じくブレイヴンXとほとんど同じ姿をしている。使用武器も同じく大剣。
複数のテンカイナイト相手でも立ち回れるほど戦闘能力は高く、剣を振るうだけで竜巻を起こす事もできる。
必殺技は胸から極大ビームを放つ「ブラックガロウ」 。
善のドラゴンキューブを取り込み、「風」の属性の力を手に入れた姿。他の属性騎士より登場時期は遅い。
必殺技は剣を大きく振るい巨大な竜巻を生み出す「疾風竜巻斬り」。
疾風黒騎士のパワーアップ形態。ゲンが心の底からグレン達を仲間と信じた時に覚醒した。
必殺技は5つの竜巻を剣に集約させ敵に放つ「疾風黒狼波」。
黒騎士に変身する謎の少年。小学5年生。
グレンのクラスに転入してきたが、周囲から距離を置き基本的に一人で行動している。
グレンたちがテンカイナイトである事を知っており、正体を隠しながらやたらとグレンを付け狙って意味深な発言をするなど、謎の行動を多く取っていた。
幼年期は純粋な少年だったが、両親の離婚と父親の突然の失職・蒸発を経て世の中を憎み自らの無力を憂うようになった。力を持てば不条理な運命を打ち破れると信じて力を欲し続けた結果、ガーディアン・ノトスの目に留まりブロックを授けられる。以後最強の力を手に入れるため、ヴィリウスに偽りの忠誠を誓いドラゴンの力を我が物にしようと画策していた。
26話の決戦でそれまでの考えを改めヴィクリプスから脱退。
それからはグレンたちと付かず離れずの距離を保ちつつ力添えしていたが、のちに心から仲間を信頼した事によりΣモードを覚醒した。
15話より登場する女戦士。モチーフは蜘蛛。騎士の中では唯一ノーマルモードのみで戦う。
武器はクナイのような小刀の二刀流。つなげてツインランス状態にもできるほか、
手首には相手の動きを止める蜘蛛糸の発射装置を備えている。背中のパーツを取り外すと高出力ビーム砲になる。
戦闘のスペシャリストであり、圧倒的なスピードと多彩な攻撃法でテンカイナイトを苦しめる。
その実力はXモード化したテンカイナイト達をノーマルモードで圧倒できるほど。
ヴェネッタに変身する謎の少女。14話より登場。
黒天の鍵を探しにEUへ行っていたが、手がかりを見つけられず帰国した。
ゲンとは以前からの知り合いらしく共に任務に当たっているが、詳細は不明。
ゲンと同じくヴィリウスには忠誠を誓っておらず、個人の思惑で行動している。
グレンの才能と人間性を見極めるため、素性を隠して彼に接触。その後も策略により一行に近づく。
過去に父が惑星キューブの研究を行っており、なんらかの因縁を持っている模様。
26話の決戦でゲンとの協力関係を解消し、その後も明確に組織に属する事なくヴィクリプスに力を貸していた。
当初グレンたちの仲間意識に強い嫌悪感を示していたが、サルラルランドでの交流などを通じて少しずつ態度が軟化し、その後ふとしたきっかけでキイロと仲良くなり、彼女を通じてテンカイナイトにも仲間意識が芽生え始めた。
ちなみにゲンと同じマンションの隣の部屋で一人暮らしをしている。
テンカイナイト達のXモード化に対抗するために投入された新戦力。10話に登場。
元は単なる一兵卒であったが、ヴィリウスに力と名前を授けられブライノックスの部下として戦線に投入された。
獣型の部下三体と四体合体して戦闘機「フライングキラーズ」 になる事ができる(おもちゃではブルータスは単に「ヴィクリプス・トルーパー」として扱われている)。
はじめこそ上司を「ブライノックス様」と呼んでいたが、自身の有能ぶりを見せつけるやいなや「バカ」呼ばわりにランクダウン、挙句の果てに逆に上司ヅラして命令を出す始末だったが、調子に乗って突撃したところを覚醒したヴァローンXのビームを食らい爆散した。たった一話でニューリーダー病真っ青の波瀾な顛末を迎えた。
惑星キューブの天界で常に合議を行っている4人の守護者。
スペクトロスとヴィクリプスの争いを神のような俯瞰視点から見ており、「惑星の調和」のみを目的として動く。
戦闘力は非常に高いが、自らの直接的な武力で戦争に介入する事を禁じている。
二部ではネオ・ヴィリウスによって悪のドラゴンキューブを注入され「ブラックガーディアン」としてヴィリウス側につく。
青のガーディアン。訳あって地球の骨董品屋にその身を置いていた。ホワイトさんとともにグレン達を導く。
転送装置「ポータル」を変形させ、惑星間を繋ぐ船「ハイパードロップシップ」にモードチェンジさせる事ができる。
ガーディアンの中では穏健派であり、慎重な行動をすべきと心がけている。
赤のガーディアン。ガーディアンきってのタカ派であり、考え方の違いから他のガーディアンとしばしば対立する。
黒騎士やヴェネッタと裏で結託し不穏な動きをとっていた。「カオスを起点とした調和」を求めている。
ブラック化するとなぜかオカマになる。
緑のガーディアン。基本はボレアースとともに慎重派。ブラック化すると女王様のような性格になる。
黄のガーディアン。ブラック化するとしきりに「ダルい」と口にするようになる。
戦争の鍵となる存在。
戦争が激化すると出現し、争いを強制的に止めるために善悪関係なく全てを焼きつくす。
かつてスペクトロスとヴィクリプスが決戦を行った際に出現しており、その結果テンカイナイトは一時活動停止状態に追い込まれ、両者の争いは現在に至るまで決着がつかず長期化する事になった。
善と悪両方の面を持つ純粋なパワーの源であるため、両陣営ともそれを手中に収めようと画策している。
分身である「ドゴンキューブ」を5つ集め、白天の鍵もしくは黒天の鍵を使う事でその力を制御できる。
白天の鍵を使って起動させると善のドラゴンとして復活し、黒天の鍵を使うと悪のドラゴンとして復活する。
テンカイナイトによって善のドラゴンとして復活を果たすが、ヴィクリプスの策略で拘束され、そのエナジーをいいように兵器として転用される。 その後、短期間で強引に善のドラゴンと悪のドラゴンのモードチェンジを繰り返した結果、善のドラゴンキューブと悪のドラゴンキューブに分裂。善のほうはテンカイナイト達がそれぞれ吸収し、悪のほうはヴィリウスが吸収して各々パワーアップを遂げる事になる。
惑星キューブにおける主人公たちの様々な活動をサポートしてくれる音声ナビゲートAI(棒)
ただし必殺技や合体など、大事なことは「聞かないと教えてくれない」鬼畜な仕様。
どこぞのパイロット支援啓発インターフェイスシステムを見習ってほしいものだ。
詳細は個別記事にて。
骨董品屋の謎の主人。テンカイナイトのブロックをグレンたちに与えた。
惑星キューブへ転送する時は彼の骨董品屋に設置されている転送装置「ポータル」を使う。
常にニコニコしており主人公たちを導く発言をするが、どこか真意が掴めないところがあり、
時折腹黒とも取れる面を見せるため、ニコニコでは「ブラックさん」とも呼ばれている。
のちにパラレルワールドで本当に「ブラックさん」というキャラが登場した。
実は元テンカイナイトだった事をグレンに明かすが、肝心の事は相変わらず何ひとつ喋ってくれない。
亀山トクサの姉。実家のダイナーでウエイトレスをしている。気の強い姉キャラで生意気なトクサも逆らう事ができない。だが本当は誰よりも弟の事を気にかけている良き姉。19話でトクサがテンカイナイトである事を知り、その身を案じながら見守る事を決意した。運動神経抜群でサッカーではグレン達を一方的に打ち負かした。
フルネームは不明。優秀な建築家で、世界一高いビル「ベンハムタワー」の建設に関わっている。
息子を連れベンハムシティに引っ越してきたが、仕事が忙しく家を空けがち。
グレンの母に関しては物語内で一切触れられていないため、離婚したのか死別したのかわかっていない。
実はホワイトさんとともに戦った元テンカイナイト。
グレンたちにはその事を明かしていないが、デバイスを開発したりと陰ながら支援している。
チュウキの妹。37話に登場。まだ園児ぐらいの年齢で、兄が手を焼くおてんばっぷりを見せる。
「ダイダイ」と言う名前のぬいぐるみを肌身離さず持っている。
持ち前の天真爛漫さでベニと仲良くなる。
両陣営の激しいエネルギーの衝突により突如飛ばされた別世界「サルラルランド」の住人。
王国の王モンキング(CV:納谷六朗)の指令のもとテンカイナイト達にさまざまな「ゲーム」を吹っ掛ける。
見事ゲームをクリアしたブレイヴンに「ウルフの紋章」を授けた。
日本ではテレビ東京系列、北米ではカートゥーンネットワーク他で放送。
テレビ東京系のネット局のうち、テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知が最速放送となり、その他の局は1週遅れで放送されている。
ネット局 | 放送時間 | 遅れ | 備考 |
---|---|---|---|
テレビ東京 | 土曜 9:00~9:30 | ||
テレビ大阪 | |||
テレビ愛知 | |||
テレビ北海道 | 土曜 7:00~7:30 | ||
テレビせとうち | |||
TVQ九州放送 | |||
BSジャパン | 火曜 17:30~18:00 | ||
山形テレビ | 土曜 6:00~6:30 |
ニコニコチャンネル、バンダイチャンネル、GyaO!で配信中。
ニコニコでは地上波放送一週間後の土曜朝8:00から最新話無料配信中(1話は常時無料視聴可)。
ニコ生では毎週土曜夜19:00から公式チャンネルで最新話上映会。
話数 | サブタイトル | 話数 | サブタイトル |
---|---|---|---|
第1話 | 勇者ブレイヴンあらわる! | 第14話 | 未来への一歩! |
第2話 | テンカイドラゴンの秘密 | 第15話 | 強敵!ヴェネッタ登場 |
第3話 | 4人の勇者 | 第16話 | 俺たちの戦う理由 |
第4話 | 合体!ファイヤーバード | 第17話 | 釣り上げろ!チュウキ |
第5話 | 最強の敵ヴィリウス | 第18話 | 発動!XXモード!! |
第6話 | 新たな力、Xモード! | 第19話 | 俺は勇者だ! |
第7話 | セイラン、決死の戦い! | 第20話 | ゲンの謎 |
第8話 | 運をとりもどせ! | 第21話 | 大接戦!頭脳バトル |
第9話 | ビーグの導き | 第22話 | ヴェネッタの裏切り |
第10話 | 俺は努力なんてしねー! | 第23話 | 手に入れろ!黒天の鍵 |
第11話 | 反転!善と悪 | 第24話 | 決戦前夜 |
第12話 | 走れ!グレン | 第25話 | 衝撃!ゲンの過去 |
第13話 | 大決戦 | 第26話 | 決着!最強モード |
話数 | サブタイトル | 話数 | サブタイトル |
---|---|---|---|
第27話 | 新たなる戦い | 第40話 | テンカイクエストⅣ |
第28話 | 迫りくるスライガー | 第41話 | もうひとつの地球? |
第29話 | うそつき | 第42話 | 謎を解け!迷いのジャングル |
第30話 | ねらわれたセイラン | 第43話 | 命がけの鬼ごっこ |
第31話 | ブラックガーディアン誕生! | 第44話 | 放たれた黒の旋風 |
第32話 | リーダーたる者 | 第45話 | ニセモノはこりごり!? |
第33話 | 分裂!テンカイナイト | 第46話 | キイロとベニ |
第34話 | ブロックの花 | 第47話 | テトラ化の恐怖 |
第35話 | よみがえれ!Σモード | 第48話 | 5人目のテンカイナイト |
第36話 | 本当の友情 | 第49話 | 決戦の時せまる |
第37話 | キイロとの約束 | 第50話 | 世界の終わり |
第38話 | 激闘!テンカイフォートレス | 第51話 | そして、始まり |
第39話 | サルラルランドの大冒険 |
掲示板
310 ななしのよっしん
2018/06/30(土) 19:45:45 ID: H8z/rZ8cWS
今だからこそ言えるが3クール目からのシリーズ構成は絶対に許さないよ
カナダスタッフが丁寧に描写してきた設定やキャラ像、積み上げてきた関係性をぶち壊しにしたにとどまらず
テトラ化が何故か関係無いヴィクリプスと戦って収まったりそれに何の説明もしないお粗末な展開
エンドレスエイプは言わずもがな
伏線っぽい謎は最後まで全部ほったらかして続編も今現在無い
なんでよ…
311 ななしのよっしん
2018/12/13(木) 00:04:43 ID: bptYT2e03f
312 age
2021/04/26(月) 21:16:31 ID: vtZNdpBJZr
前半と後半で脚本?構成?変えるのやめて欲しかったね....
つらかった
提供: こがんのねこ。
提供: あああ
提供: sHiveLia
提供: 核砂糖入り紅茶
提供: えみりお
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/24(月) 12:00
最終更新:2025/03/24(月) 12:00
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