ナミブ砂漠とは (ナミブサバクとは) [単語記事]

ナミブ砂漠とは、アフリカ南西部にある砂漠である。

概要

「ナミブ」というのは、現地の言葉で「何もない」という意味とされている。この砂漠が領土に含まれる国の名前「ナミビア」の由来にもなった。

海岸砂漠（西岸砂漠）の一つである。沖合に寒流のベンゲラ海流が流れている影響で、大気の状態が「上が暖気、下が寒気」となっており、上昇気流が起こりにくいので、雲が発生しにくくなっている。このため、海と砂漠が隣接しており、さらにその内陸数百kmにわたって乾燥した気候の地域が広がるようになった。代わりに霧が発生するため、これが生物にとっての貴重な水となっている。

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 https://twitter.com/Africa_Archives/status/1472321878006112268

名前の由来が「何もない」と言われているが、自然環境的には多くのものが見られる。

砂は南アフリカのドラケンスバーグ山脈に由来しており、これがオレンジ川を経て大西洋に流れ、海流で北に運ばれた後、風によって陸地に砂が堆積した。海岸部の砂は石英から構成されており白いが、内陸部に行くと鉄分が表面をコーティングして赤色になっていく。一部の場所には、一時的にできる河川によって粘土やシルトが流れ込んで白くなっている場所があり、ここに生えた木が枯れて奇妙な景観を形作っているところもある。

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 https://twitter.com/bernabephoto/status/920073917166997505

生態系も多様である。よく見られるのがオリックスであり、他にもダチョウ、フェネック、ウマ、シマウマ、ジャッカル、スプリングボックなどが見られる。くりんとした眼が特徴的で、その眼についた露を舐めることがあるミズカキヤモリもナミブ砂漠周辺の固有種である。ほかに昆虫、クモ、サソリ、植物などまで含めると非常に多様であり、これが理由の1つとなって世界遺産にも指定されている。

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 https://twitter.com/WWFJapan/status/1358536029070761986

ライブカメラ

YouTubeで、アカウント「NamibiaCam」によって、ナミブ砂漠のある地点のライブカメラが公開されており、水飲み場に集まる動物の様子を見ることができる。

ライブカメラリンク

チャットでは英語での会話が推奨されているので注意。ほかにも注意事項が説明欄にあるので目を通しておくとよい。

2021年 12月下旬ごろからTwitter上で話題となり、日本人の閲覧者が増えた。ランク表も出回っている。以下はネット上に出回っているものに一部執筆者が加筆したもの。

レア度のランク表（一例）

SSR

チーター

車

サンタクロース

SR

キリン

ハイエナ

ヒト

R

ジャッカル

野生化したウマ

シマウマ

ウサギ

ダチョウ

オオタカ

ヒバリ

スプリングボック

ヌー

N

オリックス

SSR：ほんまにおるの？レベルor１年に１回
SR：４～５日粘れば
R：１日粘れば
N：もうずっとおる