バリコオルとは (バリコオルとは) [単語記事]

バリコオルとは、ポケットモンスターに登場するNo.866（ガラルずかんNo.366）のポケモンである。初登場はポケットモンスターソード・シールド。

基礎データ
名前	バリコオル	タイプ	こおり　エスパー
英語名	Mr. Rime	高さ	1.5m
分類	コメディアン	重さ	58.2kg
性別比率	♂：50.0%	特性	ちどりあし
性別比率	♀：50.0%	特性	バリアフリー
グループ	ひとがた	隠れ特性	アイスボディ
孵化歩数	6425歩	捕捉率	45
世代	第8世代	努力値	特攻+3
進化	マネネ→バリヤード（RF・ものまねを覚えてレベルアップ）→バリコオル（Lv.42）
図鑑データ
全国図鑑	#866	図鑑の色	紫
ガラル	#366

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No.866	バリコオルコメディアンポケモンたかさ　1.5m　おもさ　58.2kg　こおりタイプエスパータイプ

タップダンスの　たつじん。こおりで　できた　ステッキを　ふりかろやかな　ステップを　ひろうする。

種族値　合計520
H P	攻撃	防御	特攻	特防	素早
80	85	75	110	100	70

図鑑説明

ポケットモンスターソード: タップダンスの　たつじん。　こおりで　できた　ステッキを　ふり　かろやかな　ステップを　ひろうする。
ポケットモンスターシールド: ユーモラスな　うごきで　みんなの　にんきもの。　おなかの　もようから　サイコパワーを　ほうしゅつする。

概要

ガラル地方のバリヤードが進化した、リージョンフォーム追加進化組の一匹。分類のコメディアンポケモン、口髭とステッキ、シルクハットに特徴的なステップ、さらに舞台が英国モチーフであるということから元ネタは「喜劇王チャップリン」であると考えられる。
主人公が最初にヒバニーを選んだ際にはチャンピオンのダンデの手持ちメンバーとしても登場。特殊攻撃もそこそこ痛いが、それより厄介なのはこちらに有効手段がないと判断した場合はフラフラダンスで運ゲーを仕掛けてくること。最初から弱点技をぶち込んで黙らせないと面倒なことになるので、余計なことはせずにさっさと粉砕しよう。
能力値は特殊方面が高めだが残りは平均レベル、というかなり扱いにくいものになっている。バリヤードよりも大幅に低下した素早さが足を引っ張り、氷・エスパータイプの劣悪な耐性も加わって先制で殴られてピンチになることも多い。弱点の多さと平均レベルの耐久性能を合わせてダイマックス＋弱点保険のコンボで戦うというのもなくはないが、これをした場合でも鋼タイプへの有効な攻撃手段がきあいだましかないため非常に止まりやすいのが難点。ダイマックスしていても流行中のドリュウズに基本的には勝てないのも大きなマイナス点。バリコオル本人をエースとして運用するのはちょっと無理があるかもしれない。
とはいえ、攻撃技そのものはタイプ一致高火力技や先制技、ねこだましやイカサマなど実に豊富でよいラインナップをしていて、C110を無駄にするようなことはない。それよりも目を引くのは多種多様な補助技である。でんじはやアンコール、ちょうはつにトリックに各種積み技、さいみんじゅつにバトンタッチ、スキルスワップになまける、てだすけやファストガードにワイドガードなどのダブル用の技も完備…と、手を変え品を変え、あの手この手で補助をすることに関してはスペシャリストなコメディアンである。どちらかといえばダブル向きのポケモンだろう。
最大の特徴は専用特性「バリアフリー」である。これは場に出た瞬間にお互いの場にある壁系の補助技を強制的にキャンセルするという効果で、壁に依存して無理矢理起点を作るタイプのパーティにはピンポイントで刺さるというクセの強い特性となっている。もっとも、出た瞬間にキャンセルするだけなので再度張り直される可能性があることは頭に入れておかないと痛い目をみることになるが。勘違いしてはならない点として、この特性はバリアをフリーにするだけであり、本来のバリアフリーの言葉の意味通りに地面にあるまきびしやねばねばネットなどの除去は出来ない点にはご用心。