フレームアームズ・ガールとは、コトブキヤ オリジナルロボットコンテンツ「フレームアームズ」の各機体(一部除く)を“美少女化”したスピンアウトシリーズである。略称はFAガール、ガール、フレガなど。
アニメ作品の詳細はフレームアームズ・ガール(アニメ)を参照。
轟雷などのFAのメカデザイナーを務める柳瀬敬之氏の同人誌において、ゲストとして描かれた島田フミカネ氏のイラストが原案になっている。
プラモデルとしての特徴はコトブキヤがこれまでフレームアームズやホイホイさん、KOS-MOS等で培った技術を結集した、これまでになかった美少女プラモデルと言う立ち位置である。しばらくは柳瀬敬之と島田フミカネのコンビのデザインで展開してきたが、本家フレズヴェルクを担当した木下ともたけと駒都えーじを迎えてフレズヴェルクのガール化が発表され、デザイナー間の垣根を超えた展開が行われることとなった。
主原料はポリスチレン(PS樹脂)、ABS樹脂、PC、PVC(非フタル酸)等、迅雷以降歯車等に用いられる事が多い高耐久なPOM樹脂製のパーツも一部に使われるようになった。
サイズは全長15cmほど。 ガンプラHG 1/144スケールや可動フィギュアのfigmaよりちょっと大きめの1/10スケールくらいだろうか。公式では商品同様フィギュアサイズだとか本家と同じサイズだとか、ぶっちゃけユーザーの好きな解釈でどうぞということらしい。すーぱーふみなよりは小さく、武装神姫より頭一つ分程大きい。
価格は3000~9500円くらい(限定品含む)。コトブキヤのプラモデルとしても、同サイズのフィギュアとしても適正な値段といえるだろう。家電量販店などで買えばよりリーズナブルである。店頭で買えれば、の話であるが。
作成難易度も高いわけではなく、本家FA同様に、ガンプラなどのプラモデルを作った経験のある人なら問題なく作ることができる。
もちろん説明書通りにしっかり作れば初心者でもかわいく作成できる。フィギュアは好きだけどプラモデル作ったことないし...という人にもぜひ手に取って作ってみてほしい。塗装せずとも成型色だけで色をまかなっている。もっとも補えない部分もあるので、普通のプラモデル同様に部分塗装や全塗装して完成度を高めるのもいいだろう。豊富なデカールも付属する。
接着剤も基本的には不要だが、工具は最低限用意することが望ましい。
フェイスはほとんどの場合3パターン付属し、figmaのように差し替えで表情を変えることができる。表情はタンポ印刷であり塗装する必要はないが、塗装派向けに瞳のデカールも付属する。店舗購入特典やキットのボーナスパーツとして塗装用ののっぺらぼうなフェイスや絶望目等の瞳のデカールが付属する場合もある。
手首パーツは各種表情が両手分付属する。PVC(非フタル酸)製の粘性のあるパーツであり、キットに付属する武器はもちろん、本家FAの武器やモデリングサポートグッズも掴むことができる。また、ミニチュア銃器のリトルアーモリーがちょうどフィットするサイズであり、実際にコラボした商品も発売された。
また、本家同様の3mm穴が背中や肩、ふくらはぎ等各所に設置され、FAのパーツやエクステンドアームズ、モデリングサポートグッズなどを接続可能、と言うよりぶっちゃけ軸の径さえ合えばガンプラだろうがゾイドだろうが接続できる。逆もまたしかり。
余談にはなるが、轟雷、スティレット、アーキテクト、迅雷はパッケージイラスト再現用パーツがそれぞれに付属しており、大体可動有りの手足をユーザーが好んで使用するためか、凄まじく余る、実際余る。
ラインナップは随時追加予定、詳しくはページ下部の編集履歴の日付情報時点での情報になります。価格は税抜表記。再販時に変更する事があるのでそちらも反映します。
※印はコトブキヤショップ限定なので現在入手できない可能性が高い(中古屋を回れば見つかるかも知れないが、軒並み高額になっている)
また、ラインナップを重ねるごとに大きな改良(スカートの可動化や股関節の可動範囲拡大など)が加えられていくのも特徴。雑誌インタビューによれば、轟雷開発の時点でコトブキヤとしてできることは全て詰め込んだものの、コストや本当に売れるのかといった問題によりやり残したことが多く、売れ行きによってはシリーズ化すら危うかったらしい。確かに轟雷のランナー構成をみるかぎり金型流用前提だったとは言いがたく、ラインナップが少ないシリーズになる可能性も大きかったと推測できる。実際は轟雷が飛ぶように売れ、スティレット、マテリアも同様に好成績を残したおかげでシリーズ化し、轟雷でできなかったことを徐々に反映しているという。
轟雷は予約開始当初は余裕があったものの、店舗販売分が早々に捌けてしまい、「おい売ってねーぞ!?どーなってるんだこれ!?」という事態に、スティレット発売以降、ちょくちょく再販はされているが油断すればいつの間にか消えている。(出会ったその時が、買い時だ。
轟雷に続いて、スティレットも後述の通りかなりの数が生産されたが、それでもシリーズ期待値が高かったのか、第一陣は轟雷程ではなかったにしろ、かなりのスピードで捌けていった。
そのあまりの売れっぷりに、後にコトブキヤTwitterは「轟雷で普段の5倍、スティレットは更にその倍を生産したのですが・・・」と驚きを隠せなかった様子。
また、轟雷、スティレットが2015年のAmazonホビーランキングを掻っ攫ったのは上記の生産数から予想に容易い。
同年7月25日、ワンダーフェスティバル2015夏にて、「轟雷 Monotone Form.ver」が発売、付属品の豪華さから注目を集め、翌日に同年12月発売分の予約が開始されたが、初回轟雷を逃した難民も予約ラッシュに加わり足早に予約分が埋まった。(最初某所で画像が出た時はニセモノか?とも言われたかわいそうな子
更に10月に、マテリア系3体(内1体は褐色ランナーと該当塗装済みパーツが付属する限定版)が予約を開始、当初は「Brown skin Append.ver」よりも先に「White.ver」や「Normal.ver」が売り切れていた。(何故だ
11月には、第三弾の「アーキテクト」が予約をスタート、特にすぐ売り切れた等の情報は筆者には届いていないが、やっぱり予約開始当日、サーバーが堕ちた。予約戦争怖い
翌年2016年2月に予約がスタートした「迅雷 Fresh skin Limbs Append.ver」は当日の四半日も立たないうちに予約が埋まり、異例の発売前の再販決定が発表された。
それらに付属する肌色手足はマテリアの成型色変更品かと思われたが、初回発送分はつや消しを吹いてある都合嵌合がよろしくなく、これを受けてなんと再販分の肌色手足は「シボ加工した金型を新たに用意して生産した物」となった。更に、6月発売分の購入分には上記の新金型手足を無償注文できるハガキと、お詫びの文書が入っており、これを規定日までに発送することで、6月発売分の購入者も、シボ加工金型で作られた肌色手足が入手できた。さすが変態企業である。
余談ではあるが、この時「スティレット Blue Impulse with たまごひこーき」も予約が行われている、迅雷ほどではなく、結構長い間予約ができた。
4月に「バーゼラルド」と「バーゼラルド LIMITEDCOLOR HJ.Ver」が予約を開始、ここでも開始当日、特に予約開始時刻にサーバーが落ちるほどアクセスが集中した。
5月には予告されていた「迅雷 Indhigo.ver」や「轟雷 Craftsman Ship Form.ver」が予約をスタート、特にindhigo.Verは前述の迅雷とは違う武器と、2色のスリケンが付属するゴウカケンランな仕様に魅了された人も多かった模様。
6月には「轟雷 Type 10.ver with リトルアーモリー」が予約を開始、なんだかんだ、この時点で4種類目のバリエーションである。(BD特典で5種類目のバリエ、元ネタ同様バリエが多くなる宿命なのか・・・
9月にはバーゼラルドに続き、新型素体を搭載した「フレズヴェルク」及び「フレズヴェルク Clear Parts Append.ver」が予約をスタート、流石にサーバーも強化されたのか、サーバーが落ちる事はなかった。
2016年後半にはそれまでに見られたような、予約の瞬殺はなくなり、落ち着きを見せたかに思われたが、10月のイノセンティアの予約の際にまたも二次生産分の予約が行われるほど予約が殺到した。皆肌色手足好きねぇ・・・。
そして11月には「アニメ フレームアームズ・ガール Blu-ray Disc①~④」及びドラマCDが予約を開始、特典プラモデル生産の都合、PVの映像以外には映像が出ていないにも関わらずのBDの予約スタートとなった。
翌年2017年1月末に「フレズヴェルク」のバリエキットである「アーテル」が予約開始、「フレズヴェルク」同様「Clear parts Append.ver」も予約開始、それぞれ6月、7月予定である。
2月5日にアマゾンにて、轟雷×4、スティレット×4、アーキテクト×4、バーゼラルド×4、迅雷Indigo.ver×4、マテリア白黒×2ずつ、計24体、定価122,256円という頭のおかしいアソートセットが予約を開始、既存フレガのオーナーたちの度肝を抜いた、というか抜かれた。(市場に出ていなかった為、こちらを参照→Amazon商品ページへ
※どうやらアマゾンが店舗向けのセット商品をそのまま出しているようだ(驚いたという事実には変わりないが。
2月19日のワンダーフェスティバル2017冬にて、FAガールグライフェン、クロスフレーム・ガールとしてガオガイガー及びFAガールシルフィー(DtA第一弾)が発表され、FAガール白虎のサンプルも展示された。
FAガールとして扱って良いのかはわからないが、漫画版等で充電スタンド等の役割を果たしている謎メカもサンプルが展示された。(のちに充電くん、という名前が判明した)
4月3日、いよいよアニメ本編が放送開始、またラジオも4月5日の放送でなんと毎週更新すると発表があった。
同11日、まさかの充電くんの予約がスタート、それと同時にイノセンティアのBlue.verを準備中との発表があった。
おおよそアニメに準拠した仕様で、セッション直前のアーマーを取り付けた状態のみ再現不可との事
5月16日前後にフレズヴェルク・ルフスが書籍同梱で予約開始、なんと褐色肌色整形の水着パーツや膝周りのランナーが追加パーツとして入っている。最大価格も更新
・・・一応補足しておくと、コトブキヤショップで予約すると専用の特典パーツが貰えることが多く、量販店でよくある値引きは無いものの「店舗買いしようと思ったら即完売かよぉ!?」と涙する可能性は格段に下がる為、ちゃんと予約をしよう。ただし、事前人気と注目度が高い特典パーツ付モデルに関しては予約受付開始日にコトブキヤの通販ページにアクセスが殺到しサーバーがパンク状態になってしまい⇒ようやくログイン出来ても売り切れだった事件もあるので事前の情報収集はキチンとしておこう。
地域によって限定されてしまうがコトブキヤのアンテナショップの店頭で直接予約すれば確実に手に入る(無論予約上限に到達したら店舗でも終了になってしまうのでお早めに)
予約や売り切れなどの話題から手に入りづらそうな印象を受けがちだが、実はかなり再販が行われている部類である。余談だがFAをはじめとしたキャラクタープラモデルはマイナーがちでかつ一般人から見ると値段が高く感じ易く、コトブキヤに限らずメーカーから再販されることが中々ない、静岡の某社とか某社が頭おかしい生産力を持っているだけである(むしろ会社規模からしたら無茶苦茶頑張ってるので無理させちゃダメヨ)
コトブキヤショップ限定キットはよく初回限定特典付きで発売するが、売れ行き次第では生産そのものが初回限定になることもままあったりする。本家FAでも泣きを見ている人が多く、転売からの購入や果てのないショップ巡礼の旅に出たりするハメになる。FAガールに限らずプラモデル・フィギュアはどうしても欲しいなら予約をするか、見つけた時に迷わず買うことをお勧めする。
いまや文字通りコトブキヤの看板娘となったFAガール。ユーザーやモデラー、ホビー系メディアでの扱いはどうだろうか。
日本を代表するホビーメーカーであるコトブキヤが満を持して送り出したコンテンツなだけあり、ホビー誌やホビーサイトでは何度も特集が組まれたり、表紙を飾ることもあった。作例は今までのFA同様の改造や塗装、電飾などプラモデルとしての扱いが多いが、あえてフィギュアとしてプロポーション変更やかわいらしくなるような改造を施すといった特集も組まれた。普段汚し塗装ばかりで女の子の扱い方がわからないというモデラーには非常に役に立つ興味深い特集である。中々知る機会のなかった細かい技術の宝庫でもある。まさかプラモデルに化粧を施したり採寸して服を仕立てる日が来るとは夢にも思わなかっただろう。
余談だが「ばくおん!」放送時はバイク模型特集が組まれ、それに合わせる形でFAガールもライダー仕様にしてバイクに乗せるという作例もあった。後に本家M.S.Gのバイク型支援メカ・ラピッドレイダーとセットで展開もされている。
時折コトブキヤ主催のコンテストや、その他ホビーショップなどでオンリーのイベントがあったりするので、腕に覚えのあるモデラーは参加するもよし、そうでなくとも見るだけでモデラーたちの、コトブキヤにも負けず劣らずの高い技術を目の当たりにできるだろう。
月刊ホビージャパン2016年11月号にて、ガンダムや大手フィギュア等の強者を押し退けてFAガールが表紙を飾るという、滅多に見ることが出来ないサプライズ、同号作例掲載数は脅威の7点で、ボリュームはバッチリである。(なお作例で読者が見たい所が見れないのはいつも通りのHJ
よくある改造例では、ミキシング、カラー変更、サポートメカ作成、MS少女化など。電撃ホビーウェブに掲載されたバーゼラルドの電飾作例は一見の価値ありである。
他にも、本家FAのバリエーション機(ウェアウルフなど)を再現したりする傾向にある。かわいいコスチュームやアクセサリーを作るドール的な改造もあり、コトブキヤのホームページにてキューポッシュでの提携先であるアゾンインターナショナルのドール服等と組み合わせる特集が組まれている。
現在ではイノセンティアやレティシア、フレズヴェルグの水着verやブレイブ・ガールなど当初からドール服との親和性を設計に盛り込んだパーツが同梱されており、1/12のドール服やアクセサリーがしっかり身に着けられる様になっている。最近は小物系のガチャや食玩が充実しているので合わせるのも良いだろう。ほぼ同スケールである同社のメガミデバイスや創彩少女庭園からも引っ張ってくるケースもあり。
アニメ版を参考に、普段の生活用品と組みあわせた日常風景を再現するのも選択肢に入るのではないだろうか。他にもジオラマやあえて可動を殺したオブジェのような作例も見られる。
元になったイラストを忠実に再現しているがその分大変お淑やかなので、しかるべきところに愛情補正をされる方もプロアマ問わず多い。肌を褐色にした娘もよく見かける。人の好みってわかりやすいね。
掲示板
1666 ななしのよっしん
2025/03/12(水) 08:54:48 ID: JWlDspGTKn
零武、何年も前にお蔵入りしたのをそのまま引っ張ってきたって感じのやる気のなさを禁じ得ない
1667 ななしのよっしん
2025/04/04(金) 15:28:18 ID: 4FFS3KH36K
ハツムーブ製の人型ロボットcutieroiddollの轟雷版が開発中
1668 ななしのよっしん
2025/04/13(日) 21:33:50 ID: Q86kgXUue+
首の軸の径が全く合わなくてこんな形成不良見たことないとヤスリがけに精を出してたら、使わない指定の余りパーツの方と気がついて、不注意と時間の無駄に反省
提供: こうぞ
提供: unkosan
提供: s-oz
提供: にしイカ
提供: 夕陽
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/22(火) 01:00
最終更新:2025/04/22(火) 01:00
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