メギドとは、特撮ドラマ『仮面ライダーセイバー』に登場する敵勢力である。
世界の均衡を保つ組織「ソードオブロゴス」と対立関係にある本の魔物達。ロゴスが守る「大いなる本」によって生み出された今の世界を黒い本「アルターライドブック」によって入れ替えようと目論んでいる。
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※今後映像ソフト未発売作品や雑誌媒体等で先行公開されたキャラクターに関する情報が含まれる可能性があるため、ネタバレ注意
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幻獣のジャンルをつかさどるメギド。自身が担当する幻獣を他のジャンルより高位の存在と自負する傲慢な自信家で、3人の中では最も世界の入れ替えという目的に忠実である。
演:才川コージ
生物のジャンルを司るメギド。肉体派の脳筋で、本能のままに暴れることを好む好戦的な性格。
演じる才川氏は『仮面ライダーフォーゼ』の西川司役を経てのレギュラー出演となる。
演:古谷呂敏
物語のジャンルを司るメギド。慇懃無礼かつ狡猾・残忍な皮肉屋の策略家。
カリバーによって封印から解放された、過去に数々の剣士を葬ってきた魔物。神山飛羽真の脳裏に度々よみがえる“15年前の記憶”とも浅からぬ因縁があるらしく、セイバーには人一倍強い執着を抱く。ライダーたちとの戦いを何よりも楽しみにしており、他のメギドとは異なる独自の目的のために動いている。
仮面ライダーバスターこと尾上亮の親友である闇の剣士。大いなる本の力を欲し、ソードオブロゴスを裏切りメギドの側に寝返った。
幹部級の上級メギドによってアルターライドブックから生み出される。前々作『仮面ライダージオウ』のアナザーライダー同様核となるアルターブックが破壊されない限りは何度でも復活可能。『仮面ライダービルド』のスマッシュ同様下半身の形状は共通である。
物語中盤からは素体となる人間にアルターライドブックを埋め込む事によって生み出されるタイプの新型メギドが登場。こちらは胸に装飾されたアルターライドブックを完成させる事を目的としており、アルターライドブックが完成させる前に人間と分離させない限り素体の人間の命が奪われてしまう仕組みになっている。
分類:ゴーレム型メギド
身長:213.7cm
体重:130.2kg
特色/力:岩石や土の操作
声:白熊寛嗣
召喚主:レジエル
登場回:第1章、第3章
「岩石王ゴーレムアルターライドブック」からレジエルが生み出した幻獣ジャンルのメギド。
巨大な手に掴まれる擂鉢という轆轤を象った頭部を持ち、この手を飛ばして攻撃や対象の拘束に用いる。岩石や土を自在に操る能力を持ち、それを纏う事で巨大化する事も可能。
レジエルの命に従い活動を開始し、建物を破壊していたところ飛羽真と遭遇し、瓦礫によって圧殺しようとするがブレイブドラゴンワンダーライドブックに守られたことで失敗。ライドブックから現れた火炎剣烈火により仮面ライダーセイバーに変身した飛羽真に対し巨大化して対抗するも、最後は火炎十字斬によって破壊された。
第3章で復活するも、バスター玄武神話によって一刀両断にされた。
分類:アリ型メギド
身長:197.2cm
体重:84.1kg
特色/力:集団行動/毒
声:江越彬紀
召喚主:ストリウス
登場回:第2章
「アリかキリギリスアルターライドブック」からストリウスが生み出した物語ジャンルのメギドの片割れ。
現実の蟻同様集団を成して行動し、強酸性の毒液を口から飛ばして攻撃を行う。同一個体が複数存在する蟻型怪人はアリコマンドおよびフォルミカ・ペデスに次ぎ3種類目。アントロード同様リーダーである女王アリが存在し(ただしフォルミカ・レギアと異なり外見は他の個体と同じ)、これが他のアリメギドを生み出している。
初戦ではセイバーブレイブドラゴンおよび仮面ライダーブレイズライオン戦記に対してシミーと共に集団で襲い掛かるも一掃された。彼等がワンダーワールドに再侵入した際は女王アリが応戦。ブレイズのレオ・カスケイドによって破壊され、ジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックを奪還された。
アルターブックの元ネタは童話『アリとキリギリス』。怪人の元ネタになったのはアントホッパーイマジン以来となる。
分類:アリ型メギド
身長:?
体重:?
特色/力:集団行動/毒
召喚主:ストリウス
登場回:第2章
巨大なアリの姿をしたメギド。セイバー達がワンダーワールドに再侵入した際に集団で現れた。
女王アリを探すセイバー達に次々と倒されていき、キリギリスメギドが倒れた後は残りの個体もブレイズのハイドロ・ストリームによって一掃され全滅した。
分類:キリギリス型メギド
身長:204.1cm
体重:94.8kg
特色/力:斬撃/音波攻撃/飛行能力
声:江越彬紀
召喚主:ストリウス
登場回:第2章
「アリかキリギリスアルターライドブック」からストリウスが生み出した物語ジャンルのメギドの片割れで、本の伝承に則りアリメギドを守る役割を与えられている。
両腕の爪は斬撃を飛ばすほか、擦り合わせることで怪音波を発生させることが可能。更に飛行能力をも有している。
セイバーとブレイズがアリメギドとシミーの対処にあたる中怪音波を鳴らしながら現れ、「本が完成すれば二度と元には戻らない」と勝ち誇りアリメギドと共に撤退。再侵入したブレイズに女王アリが倒された後は空中に逃げるが、土豆の木を生成したセイバードラゴンジャッ君に追いつかれ、火炎蹴撃破によって破壊された。
分類:オオサンショウウオ型メギド
身長:203cm
体重:98.2kg
特色/力:粘性体液
声:間島淳司
召喚主:ズオス
登場回:第3章、第4章
ズオスが「ハンザキサンショウ王アルターライドブック」より生み出した生物ジャンルのメギド。ハンザキとはオオサンショウウオの事であり、飛羽真にトカゲと間違われた際は憤慨する様子を見せた。
体表に纏った粘度の高い体液であらゆる攻撃を滑らせて往なすことができ、生半可な斬撃は通用しない。
街のいたる所にアルターブックをばら撒いて開いた人間をワンダーワールドに引きずり込む作戦を遂行し、尾上亮の一人息子であるそらも巻き込まれてしまう。ワンダーワールドに侵入したセイバー・ブレイズの攻撃を粘液で受け流すが、2人がドラゴンジャッ君及びライオンピーターにフォームチェンジしたことで形勢が逆転。最後は後方から現れたバスターが繰り出した大断断によってとどめを刺されたが、ワンダーワールドは元に戻らず…?
アルターブックの元ネタは井伏鱒二の小説『山椒魚』と思われる。
余談だが、テレビ朝日公式サイトでは正式名称である「サンショウウオメギド」の名称も掲載されている。
分類:山椒魚型メギド
身長:213.9cm
体重:107.8kg
特色 / 粘性体液
登場章:第4章
実はハンザキメギドは再生能力を持っていた。しかも再生されるたびに攻撃力・防御力が強化される上に、再生回数が多くなると鎧や大剣「サキガエシ」といった武装が追加され、角まで生えた強化態へと進化することもできる。
第3章でバスターに倒された筈のハンザキメギドであったが再生能力を発動し復活。このため、町から人々が戻らないのは彼が完全に倒されていなかったからである。だが、飛羽真が彼と「人食い山椒魚」の伝承を紐づけたことによって目的を判明させられた上、芽依の花火を用いた作戦により囚われた人々の所在が知られてしまう。ライダーの活躍により獲物が逃げられてしまったことで激怒し仮面ライダーと再戦するも、セイバーとブレイズの協力による習得一閃を喰らったことで撃破された。
だが、それでも懲りずに3度目の再生を行ったことにより強化態へと強化されセイバーを圧倒したのだが、セイバーがワンダーコンボであるドラゴンヘッジホッグピーターにフォームチェンジしてからは逆転されてしまい、今度こそ完全に倒された。
余談だが、テレビ朝日公式サイトでは正式名称である「サンショウウオメギド強化態」の名称も掲載されている。
分類:ピラニア型メギド
身長:206.0cm
体重:101.3kg
特色/力:凶暴性/鋭利な歯/爆弾
声:間島淳司
召喚主:ズオス
登場回:第5章、第6章
「釣られて、餌が来やがった~」
「全て食い尽くす!! ワンダーライドブックも全て奪い取るっ!!」
「ピラニアのランチアルターライドブック」からズオスが生み出した生物ジャンルのメギド。ヒレやキバが装飾されている鎧を装備した半魚人のような姿をしていて、鋭い歯を備えた強靭な顎を用いての嚙みつき攻撃や右腕と一体化している骨の形をした剣を武器としている。凶暴な見た目の割には憶病な性格で敵を発見した際には物陰に隠れてしまうほど戦闘に消極的なのだが、実は群れで好む性質で複数の個体と共に行う集団戦を得意としている。戦闘の際には凶暴になることで行動のスピードを上昇させたり、爆弾を生成する能力、あらゆる物を侵食する紙のピラニアを使役したりしている。
ズオスによって召喚された後は遊覧船をワンダーワールドと繋げた上、紙のピラニアを放ち侵食を始めた。 その後は様々な個体が戦闘員の如く仮面ライダーの前に立ちふさがったが、いずれの個体も必殺技で倒されている。
アルターライドブックの元ネタは日本の童話『ライギョのきゅうしょく』と思われる。また、水生生物という点から『ウミガメのスープ』も意識していると思われる。
分類:メデューサ型メギド
身長:203.2cm
体重:94.4kg
特色/力:石化能力/鞭
声:斉藤貴美子
召喚主:レジエル
登場回:第7章、第8章
「イヒヒヒヒ…! 恐怖でカチコチにしてあげる!」
「目障りだ。消えちまいなっ!」
「ヒャハハッ!! 倒された姉さんの仇を取らせて貰うよっ!」
「メデューサ蛇伝アルターライドブック」からレジエルが生み出した幻獣ジャンルのメギド。元ネタのメデューサにちなんでか3姉妹を模した性格の異なる3体が召喚された。外観は蛇のような髪を生やしていて、爬虫類の鱗のような鎧を装備している。目を合わせた相手を魔眼で石化させる戦術はもちろんのこと、髪や手甲に仕込まれている鞭で相手を捉えたり、骨の形をした短剣で戦ったりする戦術を得意としている他、ゴーレムメギド同様に巨大化能力も有している。
カリバーが席を外している間の隙を狙い、世界の侵食を加速させる作戦を提案したストリウスに焚き付けられたレジエルが3体同時に召喚。召喚されてからはシャルモンの師弟と瓜二つの一般人を含む街の人々を次々と石化させていたが、バスター・剣斬と交戦し後た後にワンダーコンボ「ファンタスティックライオン」を発動させたブレイズに倒された。
だが、ブレイズが倒したのは長女に当たる個体のみである。長女が倒された時点では現実世界の侵食は収まっておらず、長女の撃破後に少しして残りの次女と三女により現実世界の侵食が再開された。また、この2体は分散行動していて、それぞれ別の場所でライダーと戦っていたのだが、今回の計画が伝承の通り複数体で行う物とバレてしまってからは、飛羽真の作戦により双方の個体が一カ所に集められてしまった挙句、次女がキングオブアーサーのキングスラッシュで倒されてしまう。
その後は最後に残った三女が姉の仇を取るべく巨大化能力を発動しライダーもろとも世界を侵食しようとするが、キングオブアーサーが巨大ロボに変形して戦い、セイバーのファイナルアタックライドであるキングスラッシュの一撃を喰らったことで爆散。3姉妹全てが倒されたことで、でようやく世界の侵食が完全に収まった。
アルターライドブックの元ネタは中国の民間伝承である『白蛇伝』と思われる。ちなみに『白蛇伝』は漫画版仮面ライダーBLACKでもこれを元にしたエピソードが掲載されたことがある。
分類:アヒル型メギド
身長:199.0cm(透過能力を持つ個体)
体重:88.2kg(透過能力を持つ個体)
特色/力:翼/爪/透過能力
声:関智一
召喚主:ストリウス
登場回:第9章、第10章
「フンッ! ヌハハハハッ!!」
「お嬢さん。お怪我はありませんかっ!」
「イッヒヒヒヒ! それそれそれ〜!」
「もうやだ、こっち来ないで!こっち来ないの言ってんのに! もう、バイバ〜イ♪」
「よぉ〜し! 暴れて剣士どもを誘き出して…イテッ! もう危ないな〜、俺はここにいるって!」
「見えにくいアヒルの子アルターライドブック」からストリウスが生み出した物語ジャンルのメギド。側頭部から翼を生やしたアヒルを模した顔や上半身を覆う白い羽毛を思わせる装甲という容姿なのだが、元ネタが兄弟の物語から始まったことにちなんで、1から6までの背番号の振られた性格及び装飾の異なる6体1組。なお、6番の個体は嘴部分全てが金色ということに加えて、透明化能力も備わっている。
キングエクスカリバーの力を完全に使いこなしたセイバーを倒すべく、新たなライドブックを生成するカリバーの助力としてストリウスが召喚。召喚後はワンダーライドブックを奪い取るべく現実世界の侵食を始めたのだが、ライダー達によって次々に倒されてしまい、遂には6番のみが残ってしまった。その後、唯一生き残った6番は本拠地に戻ったが……。
アルターライドブックの元ネタとなった作品は、名前から分かるとおり童話「みにくいアヒルの子」。
分類:白鳥型メギド
身長:213.4cm
体重:106.1kg
特色/力:翼/爪
声:関智一
召喚主:ストリウス
登場回:第10章
「見えにくいアヒルの子アルターライドブック」より生まれた6番のアヒルメギドが成長を遂げた姿の物語ジャンルのメギド。元ネタの物語のように地味な外観から一転し、仮面ライダーに敗れた兄弟たちのパーツを一つに寄せ集めたような、派手な外観へと変貌を遂げている。特有の透過能力は成長に伴い失われてしまったのだが、容姿同様にすべての兄弟の能力を持ち合わせているため、笑いながら攻撃を受け流すなど戦闘力も非常に高い。
本拠地に戻った6番のアヒルメギドがストリウスからブランクのアルターライドブックを手渡されたことによりこの形態へと進化。進化後は改めて現実世界の侵食を実行し、攻撃を受け流すなどしてライダー達を苦戦させていたが、刀鍛冶の大秦寺哲雄が助太刀に現れ仮面ライダースラッシュに変身。スラッシュへと変身した彼はヘンゼル・ブレーメンにフォームチェンジし、フォームチェンジの影響でロケンローになったスラッシュが発動した必殺技「アイアン・シャウト」で滅多切りにされ爆散した。
アヒルメギド同様にアルターライドブックの元ネタとなった作品は童話「みにくいアヒルの子」。この物語では末っ子のアヒルが白鳥へと成長する結末を迎えているのだが、ハクチョウメギドはこれを踏襲した形になる。
ちなみに「みにくいアヒルの子」をモチーフにした仮面ライダーシリーズの怪人といったら、仮面ライダー電王のジークや仮面ライダーフォーゼに登場したキッグナスことキグナス・ゾディアーツの存在が記憶に新しい。何度もモチーフに使われている事から、東映のお気に入りとも言える作品と言えるだろう。
なお、公式サイトでの表記はアヒルメギド(ハクチョウメギト)になっている。一体どっちなんだ。
分類:ゴブリン型メギド
身長:207.9cm
体重:98.6kg
特色/力:物質変化能力/走力
声:無し
召喚主:レジエル
登場回:第11章、第12章、第13章
「いたずらゴブリンズアルターライドブック」からレジエルが召喚した幻獣ジャンルのメギド。大きな耳とむき出しになった鋭い歯が特徴的な、顔に白い仮面を被った小鬼のような外観をしている。上述のアヒルメギド同様に6体同時召喚されたが、アヒルメギドとは異なり全て共通の性格・容姿になっている。「ゴブルスタ」という名称の棍を主に武器として使い、触れることで人をシミや赤い影に変化させてしまう能力を持つ。小鬼の怪人らしく、いたずらと追いかけっこを好んでおり、動き自体も素早い。
ロゴスに所属している仮面ライダー6体の登場がすべて確認されたことにより、メギドの真の目的を果たすためにレジエルがライダーと同数の6体を同時に召喚。召喚後は現実世界とワンダーワールドを繋ぐべく行動を起こしつつ、人々を赤いシミへと変えるなどして侵食を進める。それからは駆けつけてきたライダー達によって次々と倒されていったのだが、それと同時に現実世界とワンダーワールドを繋げるための光の柱が次々と立っていく。これらのことから、ゴブリンメギドは15年前の事件と同じ状況を再現させるための駒に過ぎなかったと言える。
最後の個体はロゴス側のライダーでは無くカリバーによって倒された。これによって大いなる本の目次録が出現し世界がワンダーワールドに塗り替えられてしまうのだが……?
アルターライドブックの元ネタになった作品はポーランドの童話『いたずら小おに』と思われる。
分類:イエティ型メギド
身長:202.4cm
体重:118.3kg
特色/力:寒冷化/凍結
声:羽多野渉
召喚主:レジエル
登場回:第16章、第17章、第18章
「できたぞぉーーーッ!!」
ビブリオユートピア出版の雑誌「月刊グリム」の編集長である白井ゆきがレジエルに白いアルターライドブックを埋め込まれた事により変身させられた幻獣ジャンルの新型メギド。大男のイメージを持つイエティの姿を模したメギドらしく肉弾戦を得意としている他、雪と氷の怪人という事もあってか、周囲の熱を奪い取って寒冷化現象を引き起こす能力も持っている。素体となった人間は女性だがメギド自身は男性。なぜ、彼女から屈強なボディのイエティの姿をしたメギドが生まれたのかというと、彼女自身が山や自然が好きという思いを反映させられた事による。新型メギド共通の特徴として、胸にこれまでのメギドとは異なる大きなアルターライドブックが装飾されていて、「白雪イエティアルターライドブック」の編集を行うために破壊活動を行う。
仮面ライダーカリバーと化した上條大地が倒された後、ソロキャンプを楽しんでいた白井ゆきの前にレジエルが現れ白いアルターライドブックを彼女に埋め込んだことにより誕生。誕生後は本人の意志とは関係なく変身し、各所で暴れまわりつつアルターライドブックの編集を行っていた。それからは何度かセイバーと交戦したのだが、飛羽真が新型メギドの仕組みを知った事により本体の人間とメギドを分離させる。本体と分離させられアルターライドブックの完成を阻まれた彼は激昂しセイバーを攻撃するが、火炎剣烈火と光剛剣最光を装備した事により二刀流となったドラゴニックナイトに押されてしまい、セイバーの「光剛龍破斬」で粉砕される最期となった。
アルターライドブックの元ネタとなった作品は名前から分かる通りグリム童話の「白雪姫」。素体となった白井ゆきも名前の通り「白雪姫」を由来としており、物語におけるゆきの立ち位置や最終的にイケメンに助けられてハッピーエンドといった展開は白雪姫の物語を彷彿とさせる。ちなみに、レジエルは悪い魔女、アルターライドブックが毒りんご、そしてイエティメギドが白雪姫の棺桶に相当していると思われる。
分類:王様型メギド
身長:207.9cm
体重:126.1kg
特色/力:念動力
声:緒方賢一
召喚主:ストリウス
登場回:第19章、第20章
「ドギメギ~!ぬわはははは!儂ぁ王様じゃっ!」
「誰も助けにコングラッチュレ?ション!」
ジオラマ好きの高校生である来島慎吾がストリウスに白いアルターライドブックを埋め込まれた事により変身させられた物語ジャンルの新型メギド。王様をモチーフとしているらしく、ふっくらとした体格の老人の様な姿をしていて、肩アーマーや鎧には城の様な装飾が施されている一方で肌の露出が非常に多いのも特徴。超能力の使い手でもあり、杖を振るう事によって光弾や王冠型のエネルギーを発射して攻撃する他、素体となった人間の思いを捻じ曲げて車や建物を積み上げて自身の王国を作り上げようとしていた。反面、直接的な戦闘についてはあまり得意ではなく、セイバーとスラッシュに対しては圧倒されていた。王様らしく尊大な態度の口調で話すのだが、「ドギメギー!」や「メギドッキンバビデブー!」といった意味の分からないような台詞を話す事もある。胸には新型メギド共通の特徴として「はだしの王様アルターライドブック」が埋め込まれていて、アルターライドブックの編集を行うために自身の王国を作り上げようとする。
自宅で自分好みのジオラマを制作していた慎吾にストリウスが接触して白いアルターライドブックを埋め込んだことによって誕生。誕生後は素体の意志とは関係なく、ライダーから逃げつつも各所の車や建物を片っ端から積み上げ城壁を作り上げていた。だが、芽依に自身の居場所を突き止められた事によりセイバー&最光コンビと交戦。その際にストリウスの協力もありアルターライドブックを完成させるが、最光によって素体と分離させられた上、続けてセイバー・ドラゴニックナイトが放った「豪火大革命」を喰らった事により爆散する最期を迎えた。
アルターライドブックの元ネタとなった作品は名前から分かる通り「裸の王様」。肌の露出の多いデザインは元ネタの物語を踏襲している。ちなみに、彼が登場したエピソードは、素体となった来島がペテン師の口車に乗せられてしまうおしゃれ好きな王様の様な立ち位置。恐らく、王様の服装を趣味のジオラマ、王様が騙されて手に入れてしまった「馬鹿者には見えない服」を王様メギドの悪行に置き換えているのだろうか。一方で、ストリウスはペテン師、飛羽真が王様に気付く少年の役回りになっていると思われる。
分類:カリュブディス型メギド
身長:198.9cm
体重:113.5kg
特色/力:能力吸収
声:岩崎諒太(28章~)
召喚主:ストリウス
登場回:第21章~
「爆食ジェミニ」の肩書きを持つ双子の姉妹のフードファイターの姉である伊本マミがストリウスに白いアルターライドブックを埋め込まれた事によって変身させられたメギド。ジャンルはデザストと同じく主要3ジャンル全てを網羅していて、「カリュブディスアルターライドブック」の編集を行うために活動を行う。
爆食ジェミニ事件で一度倒されてからはアルターライドブックが回収され復活。撃破と強化が何度も繰り返されるにつれに成長していき、しまいには最凶のライダーのアルターライドブックを生成するための媒体となった。
ちなみに、媒体によって名前の表記にバラつきがあり、単に「カリュブディス」の名称で掲載された事も。
分類:猫型メギド
身長:206.5cm
体重:99.8kg
特色/力:装飾化/爪
声:朴璐美
召喚主:ズオス
登場回:第30章、第31章
今作のヒロインである須藤芽依がズオスに白いアルターライドブックを埋め込まれた事によって誕生した生物ジャンルの新型メギド。
例によって素体となった人間の意志とは関係なく「猫にアクセサリーアルターライドブック」の編集を行うために活動を行う。 変身者の詳細は須藤芽依の個別記事にて。
※※注意※※ ここから先は映画『スーパーヒーロー戦記』のネタバレが含まれています。 見たくない人は、ブラウザバックしてください。 |
分類:ゼンカイザー型メギド
身長:???cm
体重:???kg
特色/力:???
声:ささきいさお
召喚主:無し
登場回:スーパーヒーロー戦記
劇場作品『スーパーヒーロー戦記』に登場した、アスモデウスの配下の一人のメギド。「セイバーの物語」と「ゼンカイジャーの物語」が融合した「正義のスーパー戦隊アルターライドブック」より生まれた。 主要3ジャンルには属しておらず、「HERO」という独自のジャンルに所属している。 姿は「セイバーの体にセイバーのマスクが付いたワンダーライドブックの形をした頭部」という風変わりな見た目の同じくアスモデウス配下のライダーワルドとは対の関係になっていて、様々な本が装飾されたボディにゼンカイザーの胴体がくっついているという文字通りゼンカイ脳な物。ゼンカイザーのデザインも怪物の如く禍々しい物になっていて、さしずめ「アナザーゼンカイザー」ともいうべき存在。当たり前のことだが、「ゼンカイジャートピアが封じ込められたトジルギアを用いてゼンカイザーを彷彿とさせる姿のワルド怪人へと変化したクダック」ではないので悪しからず。
分類:紙魚型メギド
身長:196.8cm
体重:81.3kg
特色/力:捕食行動/破壊衝動
召喚主:不定
登場回:第2章
メギドによって使役される尖兵。前作『仮面ライダーゼロワン』のトリロバイトマギアに相当する戦闘員である。
ライドブックが発するエネルギーを本能的に求めて群がる習性をもつ。武器は銃の機能を併せ持つ短剣「ロット」。元ネタは本を食い荒らす虫の「紙魚」で、恐らくは本の染みとのダブルネーミング。
彼らは雑魚敵の戦闘員というポジションではあるのだが、コロナ禍に伴う序盤の脚本の書き直しの影響か、複数で召喚される傾向がある通常メギドに出番を取って代わられてしまい、結果的にテレビ本編における彼らの出番は戦闘員にも関わらず異様に少なくなってしまった。その一方で、OP/EDの映像およびデータ放送画面のミニゲームの際には毎回と言っても良いほど出番があることから、実際のところは過去に放送されたアニメ作品のOPで主人公勢に瞬殺される名無し敵のような扱いと言っても良いだろうか。
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最終更新:2024/11/09(土) 11:00
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