ヨーヨー > ヨーヨーの歴史 |
本記事では、ヨーヨーの歴史について解説する。
現在「ヨーヨー」と呼ばれているような「2つの回転体を短軸で連ね、糸を巻き付けた玩具」は、少なくとも紀元前500年、古代ギリシャの時代には存在したことが分かっている。
ヨーヨーはその後も各地で細々と遊ばれ続け、18世紀にはヨーロッパで貴族の遊びとして大流行した。
その後、ヨーヨーはスペインを経由してフィリピンに渡り、米西戦争を経てアメリカに持ち込まれた。
現在のヨーヨーは、フィリピン移民ペドロ・フローレスが、フィリピンで遊ばれていたヨーヨーを改良した「フローレスヨーヨー」を直接の起源とし、フローレス・ヨーヨー・マニュファクチュアリングを買収したDuncan Toysによって世界中に広まったものである。
日本では、江戸時代に長崎経由でヨーロッパのヨーヨーが持ち込まれており、「手車」として遊ばれていた。
第1次ヨーヨーブームは1933年。
米国帰りの若者によってヨーヨーが持ち込まれ、老若男女を問わず大流行したが、この1年限りでブームは終了した。
第2次ヨーヨーブームは1970年代で、米国Russell Promotionsのコカコーラヨーヨーキャンペーンにより世界的なブームとなった。
第3次ヨーヨーブームは1990年代後半。バンダイが海外のヨーヨーを「ハイパーヨーヨー」のブランドでOEM販売したところ、全国の玩具店で売り切れが続出するほどの大ブームとなった。
「ヨーヨー」の名前がいつついたのかは定かではないが、フィリピンに渡ってからペドロ・フローレスが米国で量産するまでの間に名付けられたらしい。すなわち、19世紀~20世紀初頭と考えられている。
それまでの名称は文字史料が少なく不明な場合が多いが、18世紀ヨーロッパでは「bandalore」「Quizze」、日本では「手車」という名称だったようである。
また、「ヨーヨー」が登録商標であった時期には、それを回避すべく様々な名称で呼ばれていた。
現在でも国によっては商標であることがあり、その際には「ヨーヨー」の名称が避けられることがある。
例えばカナダでは、大会やブランド名に「ヨーヨー」ではなく「リターントップ」を用いる。
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最終更新:2025/03/28(金) 05:00
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