レオン(ファイアーエムブレム)とは、ゲーム『ファイアーエムブレムif』の登場人物である。
暗夜王国の第二王子。主人公カムイの義弟であり、マークス、カミラ、エリーゼとは腹違いのきょうだい。剣を得意とする兄と違い魔術が得意で、国内では『グラビティマスター』の異名を持つ。彼の持つ神器、『ブリュンヒルデ』は大地、重力、生命を司り、強力な魔力を宿しているという。臣下は経歴不詳の呪術師オーディンと貧民街出身の盗賊ゼロ。
固有スキル『冷血』から分かるように敵に対しては冷酷。特に卑劣な愚か者と判断した人物(主にゾーラ)に対しては容赦なく手を下す(白夜編ではカムイに引き止められた)。本編でちょろいイメージがつきがちだがDLC『恐怖の霊山』ではまさに冷血。また支援会話から分かるとおり冷静沈着で生真面目な性格である。
何でもそつなくこなす秀才と評されているが、それ故にきょうだい達が自分には構ってくれない、兄マークスへのコンプレックスなどの年相応の悩みを抱えている。また、幼い頃は妾同士の争いによって母親にはガロンを繋ぎとめる道具として扱われていた為、愛情に飢えている節がある。これらの一面はカムイと敵対することになる白夜編、カムイや暗夜きょうだいとの支援会話で見ることができる。レオン曰く「甘やかされている」カムイとはおそらく年が近いこともあり、彼(彼女)に対して複雑な感情を抱きライバル心を持つが、同時に尊敬もしている。生意気な態度をとることはあっても長年家族として一緒に過ごしてきたカムイへの愛情は本物である。ぶっちゃけ甘やかしてるのはレオンも一緒。白夜王国の第二王子タクミとは性格が似ていると噂され、戦闘台詞も似通っているものが存在する。
非情な人物と思われがちだが世話焼きで家族思いの優しい弟であり、部下思いの良い上司である。そのことは本編においてカムイへのフォローを度々行うことや臣下達との支援会話からうかがえる。また、本編においてシリアスな場面で法衣を裏返しに着ていたり、ピエリの何故人を殺してはいけないのかという疑問に対し『狂っているのは自分たちなのではないか』と苦悩するなどやや抜けた一面を持つ。天然なレオンが好きな人はマイキャッスルで鉱山、魚やベリーの収穫台詞を見てみることをおすすめしておく。
海外版では名前が「Leo」になっているのだが外伝のレオと被ってしまっている。外伝のリメイクであるEchoesが海外でも発売されるに至り、Echoesのレオが海外では「Leon」に変えられるという、いささかややこしいネーミングになってしまった。
初期兵種はダークマージの上級職で剣と魔法を使いこなす『ダークナイト』。
パラレルプルフを使う事によって同じくダークマージの上級職であるソーサラーと、ロッドナイトの上級職であるストラテジストとバトラーになる事が出来る。
固有スキルは『冷血』。敵のHPが満タンでなければ与ダメ+3、被ダメ-1。
ダークナイトは守備が伸びるタイプの職であるため魔法使いでありながらそこそこの打たれ強さを備えており、魔法使いらしく後方から攻撃するだけでなく、準前衛としてある程度前に出る事も可能。
また、ダークナイトのスキル『生命吸収』は「自分から攻撃して敵を倒した場合、最大HPの50%が回復」という効果を持ち、上手く使えばステータス以上の粘り強さを発揮することが出来る。
反面、ダークナイトのままで育成すると器用貧乏になりやすいという面もある。
なぜなら今作のダークナイトは「魔力が抑えめな代わりに力・守備が伸びやすい」という、どちらかといえば物理戦闘向けの職業であり、「力・守備が低く魔力が高い」レオンをダークナイトにしていると「本人の長所が生かされず、短所にもフォローが入らない」という状態に陥りやすいのである。
技・速さも決して高いとは言えないので、下手を打つとこちらの攻撃が当たらず相手の2回攻撃であっさり昇天ということも……早い話が本人の成長率とクラスの成長率補正が噛み合っていない。
とはいえどダークナイトでも彼の高い魔力の素質とブリュンヒルデの攻撃力によってそれなりの火力は出す事ができる上、やはり魔法使いにしては高めの守備、『生命吸収』による粘り強さ、そして騎馬系であるがゆえの機動力は心強い。ダークナイトのまま運用するか、他のクラスにして高い魔力をより活かすかはプレイヤーの方針によりけりだろう。
彼の神器『ブリュンヒルデ』は「技%で敵の魔法半減」という効果があるが、残念ながら肝心のレオンの技の値が低いことも重なり他の神器と比べるとどうしても劣ると言わざるを得ない。
しかしそれは他の神器と比べた時の話であって、他の一般的な武器と比べると錬成もデメリットも無しで高めの武器威力を確保できるのは十分長所と言える。
初期兵種、神器は恵まれていると言い難いが、転職先を間違えなければ大いに活躍が期待できるため運用にあまり困る事は無いだろう。
ソーサラーに転職すれば魔力をより成長させながらリザイアで壁にする事もできるし、ストラテジストにすれば速さを補いながら回復役にもできる。DLCを使用してダークファルコンになれば高い速さと魔力、機動力を全て両立できる上、強力なスキルである『疾風迅雷』を習得できるため、非常に優秀な魔法アタッカーになれる。(代償として耐久面が紙同然になってしまうが…)
また、第3のルートではタクミとの支援A+で弓聖に転職しシャイニングボウで戦いながら技、速さを確保しつつ『凶鳥の一撃』を会得し命中率を上げるのも手である。
育成に余裕があるのならバトラーで爆炎手裏剣を振り回していても充分強いと思われる。
『無双』ではストーリーモード10章「暗夜の王子」をクリアすると使用可能になる。クラスはダークナイトから無双オリジナルクラスのケイオスナイトへとクラスチェンジする。固有スキルは「魔力+10」。
同じ魔道騎兵のエリーゼの方が魔力が高い+杖が使えることから、ともすればエリーゼの劣化と言われがち。しかしながらエリーゼは紙防御でかなり打たれ弱いのでCPU操作で出撃させたり、ダブルで移動の高さを活かしたりメイン操作キャラで大ダメージを受けた際の緊急避難といった場合にはレオンの方が勝っている。(と言ってもエリーゼと比べてと言うだけでレオンがすごく打たれ強いという訳ではないが。)また発売当初はCPUがいまいちアテにならず、回復指示を出しても周りのザコ掃除を優先させてなかなか杖を使わない→回復が必要なキャラがヌッ殺されるということが頻発していたが、アップデートで回復を優先するように改善されたため、わざわざプレイヤー操作キャラに杖係をあてがわなくてもよくなったこともレオンの地位向上につながっている。
攻撃モーションもエリーゼと通常攻撃は同じ(硬直時間などに若干差があるかもしれないが体感としては変わらない)。強4攻撃の前方の敵を焼き払うギガファイアーと、強6攻撃の敵をアッザムリーダーレンジでチンするかのようなミョルニルが優秀。しかしながらボタン入力の受けつけ時間に癖があり、範囲・硬直時間ともに微妙な強3攻撃のゲーティアと硬直時間がクソ長い強5攻撃のムーンライトが暴発しやすいので馴れが必要。
本家での支援会話にあたる絆会話が有るのは
リアン / リョウマ / ルフレ / フレデリク
要DLC:オボロ / ゼロ / リンダ / ウード
DLC導入が必要なものの漆黒の剣士絡みは絆会話以外もいちいち面白く必見の出来。
スピリッツ(アドベンチャーモードなどでファイターに力を貸すキャラクター)として登場。
入手するお題はブラックホールを展開するブラックボールというアイテムを投げつけてくるルフレ(男)との乱闘に勝利するというグラビティマスターを意識した内容。展開されるブラックホールを避けるために回避系のセッティングをしたり、逆にブラックホールに捕らえられるのを見越して防御や回復重視、ダメージが溜まってピンチになれば能力アップ系のセッティングをして一発逆転を狙うなど解法は色々考えられる。
スピリッツとしての性能はACE(レア級)のアタッカー。魔法攻撃の威力がアップする(攻撃が魔法扱いとなっているのはルフレとゼルダのみ)特殊能力を備えている。ACEクラスとしてはまあまあ程度の性能だが、カミラ・エリーゼのスピリッツと合わせて元の世界に帰すことでマークスのスピリッツを召還できる(※スマブラSPの設定上、召喚ではなく召還)。2019年1月下旬時点ではマークスのスピリッツはこの召還でしか入手できない。
掲示板
102 ななしのよっしん
2021/10/11(月) 22:18:43 ID: 7fNOjSI6Dr
オーディンから剣聖資質借りてサンダーソードで運用した方が使えるんじゃないの?
103 ななしのよっしん
2021/10/11(月) 22:52:04 ID: aHrKY6JhOe
>>99
透魔でヒノカと結婚するとレオンの胃に穴が開きそうな予感しかない
夫婦ともどもセツナの世話係となり、朝に自室を出ると見計らったようにすれちがうアサマから「おや、法衣が裏返しですねぇ」などとネチネチ嫌味を言われる日々がほぼ確定する
104 ななしのよっしん
2022/09/17(土) 10:20:54 ID: C9COe9Vju8
今さらだけどブリュンヒルデで林檎の樹が出てくるの、林檎=ニュートン=重力ってことなのか
提供: すずくろ
提供: 鶏卵
提供: 日本國有鐵道株式會社
提供: POOH
提供: まくらーれんの、本田ぁっ!?
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最終更新:2025/04/17(木) 02:00
最終更新:2025/04/17(木) 02:00
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