ヴェルサイユ宮殿(フランス語:Palais de Versailles)とは、
である。ここでは1について記載する。
フランス共和国イヴリーヌ県ヴェルサイユにある豪華絢爛なブルボン朝の宮殿。
ヴェルサイユ城(フランス語:Château de Versailles)ともいい、フランス語ではこちらの表記のほうが多く使用されている。
パリの西南に位置し、1661年にルイ14世の命を受けパリ郊外の田園地帯で開発が行われ、1682年に誕生した。
正面から見るとコの字型の本殿と、その左右に広がる二つの翼棟から成る。
ルイ14世はヴェルサイユ宮殿の完成とともに、宮廷と政治機能の全てをルーブル宮から移すことを宣言。バロック様式で建てられた宮殿内に貴族や従者を住まわせ、そこに入りきらない者たちは宮殿の周囲に造らせた街に住まわせた。
1979年、「ヴェルサイユの宮殿と庭園」として世界文化遺産に登録された。
「太陽王」の異名を持つルイ14世が王権の象徴として当代随一の建築家や芸術家を集めて建造させた建物だけあり宮殿内はどこをとっても煌びやかだが、中でも全長73m、幅10.5m、天井の高さ13mの回廊・鏡の間はその芸術性の高さからルイ14世の威光をヨーロッパ中に轟かせることに成功した。
アーチ形にはめ込まれた17枚の窓と、それと同じ大きさで向かい合うよう配置された17枚の鏡が名前の由来となっており、窓から差し込む日の光や吊り下げられたシャンデリア、ロウソクの灯りが鏡に反射することで、鏡の間は夜でも昼間のように明るかったという。
鏡の間では毎夜のように舞踏会が開かれ、貴族にとってはこれに招待されることがステータスだった。
また、ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式や、ヴェルサイユ条約が結ばれるなど、重要な歴史の舞台ともなった。
ヴェルサイユ宮殿そのものより労力をかけて建設された庭園は、左右対称に生垣や花壇が配置されている。
また各所に噴水が設置され、わざわざ10km離れたセーヌ川の川岸にマルリーの機械と呼ばれる巨大な揚水装置を置き、古代ローマに倣い水道橋まで作らせて水をヴェルサイユまで運び、巨大な貯水槽に溜め込むことで機能させた。
外国の大使がヴェルサイユを訪れると、ルイ14世はまず噴水巡りをさせたという。
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最終更新:2025/03/24(月) 07:00
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