『三国志大戦』とは、株式会社セガ第1AM研究開発部が出したアーケードゲームで、「後漢末期、三国時代をモチーフにした」対戦型カードゲームである。
それぞれ異なった能力をもつ「武将カード」と呼ばれるカードをゲーム盤面上で操作しながら、相手の武将や「城ゲージ」と呼ばれるものを削りあうのが戦いとなる。この「城ゲージ」と呼ばれるものが特徴的で、相手武将をいくら撤退させたとしても最終的に城ゲージがゼロになる、もしくは時間切れで相手よりも城ゲージが少なければ負けとなってしまう。ALL.NETを利用した全国対戦が可能である。
武将カードは「魏」「蜀」「呉」「群雄」「漢」「晋」の 六つの勢力に分かれており、各勢力に所属する武将は「騎兵」「槍兵」「弓兵」「歩兵」「攻城兵」「象兵」「連弩兵」と呼ばれる七つの兵種に分類される。
騎兵、槍兵、弓兵は3すくみの相性を持っており、
といった法則がある。旧作「3」に存在した軍師カードについては後述。
武将カード、軍師カードともにイラストは、イラストレーターや漫画家が担当している。川原正敏、真島ヒロ、CLAMPといった著名な漫画家も参加しており、コレクターアイテムとしても一役買っている。
更に三国志に関する漫画をそのまま武将カードとして起用した「レジェンド」と呼ばれるカードも存在している。この「レジェンド」には本宮ひろ志(天地を喰らう)、横山光輝(三国志)、王欣太(蒼天航路)など、三国志を題材とした有名作品が参加している。
Ver.3.1では、『デトロイトメタルシティ』『ユリア100式』『ハチワンダイバー』などの漫画キャラをそのまま採用したものがいくつかある。
Ver3.59では、「ビッグコミックスピリッツ創刊30周年」とのコラボレーションにより、連載経験のある漫画家が新たに参加し、『美味しんぼ』『めぞん一刻』『最終兵器彼女』『伝染るんです。』などに登場する人物を模したカードが登場した。(これらのカードはレジェンド枠以外での登場)
金枠がSR(スーパーレア)、銀枠がR(レア)、黒枠がUC(アンコモン)、白枠がC(コモン)となっており、排出率はSRほど出にくく、Cは出やすい。(LE>SR>R>UC>C)
LE(レジェンド)やEX(イーエックス)のカードも存在する。LEについては概要の説明を参照。
EXは雑誌購入時の特典や、2016年稼働の最新作ではゲーム内イベントの報酬として手に入れられるものが多く、通常のプレイでは排出されない。
レアリティが高いからといって強いカードとは限らず、様々なカードを組み合わせ、適正なデッキを作ることではじめて本領を発揮する。
武将カードではカードイラストの周辺に、様々な数値が振られている。
『三国志大戦3』では横向きの新カードカテゴリー「軍師カード」が登場。
これまでの兵法と変わり、奥義という「兵略」「陣略」「攻略」と呼ばれる3つの能力のうち2つを持つカード。試合開始時に選んだいずれかの能力を1試合につき1度だけ使えるというもの。
これまでの兵法は、味方武将もしくは相手武将に直接影響を与えるものであったが、兵略には瞬間的に味方武将に直接影響を与える点が受け継がれている。
これらの効果・組み合わせ・陣の形状及び溜め時間は軍師カードによって様々である。
新作では法具に置き換わる形で廃止になった。
2016年の再始動版で追加されたシステム。
戦国大戦に大筒という敵城に接触しなくても敵城にダメージを与えられる施設があったが、これはその変形である。
征圧力が1以上ある武将が敵領域を通過した場合それを自分の領域に出来る(赤が自領域、青は敵領域)。
戦場は12×12で144マスの領域があるが、これが90マス以上になるとした側が優勢、された側が劣勢になり城ゲージの下の内乱ゲージが溜まり始める。2Cごとに1つずつ埋まっていき5つ全て埋まると内乱発生、劣勢側は城ダメージを受ける。城ダメージは領域に差が出るほど大きい。
なお、劣勢側が征圧していき劣勢で無くなった時点で内乱ゲージの上昇はストップし、その後時間経過でゲージは戻っていく。
征圧力は移動速度が低い兵種・高コストほど高め、更にスペックが悪い武将程高めの傾向がある。特に関羽(蜀)は征圧力がVer1.00で最高の4であり、武神が通過するだけでどんどん塗れる。
また、征圧力は戦闘開始時の自陣の幅にも影響する。
特に騎馬単は総合征圧率が低くなり易く、序盤は大体押し込まれている事も少なくない。
このシステムにより一度も敵城に接触しなくとも城ゲージを稼ぐことができるようになっており、これを利用した騎兵多めの機動力デッキも存在する。ただし攻城速度も3以前と比べれば倍くらい速いため、張り付いた方が早く落とせるのは事実である。
ただ逆に言えば征圧を優勢で維持できれば優位である点に変わりはない。
その為「天槍の共鳴」において、内乱発生後は征圧領域がリセットされるようになった。
リセット後の征圧領域は戦闘開始時の領域に依存する為、今までと違い「デッキ全体の総合征圧力」が重要となった。
征圧力0の武将も数名いる(張梁とか周倉とか…)0の武将が通過しても全く色は変化しないので注意。
ちなみに攻城兵は一人を除いて征圧力0である。
ひとつはもちろん「プレイ動画」である。かつては外部出力サービスを行っている店が希少のため、対戦動画の殆どがプレイ中の画面をカメラで撮影するといった手法が大多数を占めていたが、2008/7/22から三国志大戦演武場と呼ばれるリプレイ動画作成サービスが開始された。リプレイ動画作成は有料であるが、爆発的な数で三国志大戦のプレイ動画が増えることとなった。
もうひとつは「雑談・開封動画」。三国志大戦は、1プレイごとに1枚カードが排出される。そのカードは、袋の中に入っており、開けるまで何が出てくるかわからない。その未開封のカードを集め、開ける動画が開封動画である。最初は黙々と開けるだけの動画が多かったが「雑談しながらやる者」「開封したカードでデッキを組んで、クイズにする者、対戦に挑む者」など多くの派生が誕生した。2016年版ではカードが筐体内で印刷される仕様になり、袋には入れられずそのまま出てくるようになったので、このタイプの動画は一気に数を減らしてしまった。
MAD系も多く投稿されており、優秀な動画ほど再生・コメ・マイリストがつきやすい。
詳細は「演武場」の項で触れるが、相手プレイヤーからの許可が無い場合は、相手の名前を伏せるのが三国志大戦動画のマナーとされている。その理由は、投稿者側の勝ち動画になりやすい本作において、名前を晒してしまうと【相手を馬鹿にするためにUPした】と思われるからである。
相手の名前を晒している動画もあるが、「よそはよそ、うちはうち」である。気をつけるべし。
このゲームのプレーヤーは、名前の後ろに「君主」がつくのだが、動画投稿時のタグは、プレーヤーの名前のみとなっている。この為、Youtube板などにおいては、検索の際、デブリ(いわゆるゴミ)として出てくる事がある事から、その点に配慮し、アイマス等の様に「名前+君主」をつけることが推奨されているが、あまり認知されていない。頂上対決に登場する他作品のゲームキャラ・アニメキャラ君主名のタグが検索妨害にあたることを含め、問題視されているが解決に至っていない。
掲示板
152 ななしのよっしん
2022/02/07(月) 08:19:29 ID: fhEvodtgU9
153 ななしのよっしん
2022/05/02(月) 11:51:48 ID: tj70DM8D4+
今さらver.1のカードが欲しいんだけど、在庫がたくさんある通販はないかな
154 ななしのよっしん
2022/09/27(火) 11:58:59 ID: 8OGXifZvXn
懐かしくなってワンコインで売ってたDSの天やってみたけどやっぱりベースはよくできたゲームだと思ったわ
多人数でやるMOBAは結構見るけどソロのこういうゲームでフォロワーがあんまり無いのは意外
提供: saki
提供: neue
提供: リョウ
提供: JOY
提供: ねねっち
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最終更新:2025/03/20(木) 15:00
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