娘々とは (ニャンニャンとは) [単語記事]

娘々 / 娘娘（ニャンニャン）とは

中国語単語。道教の女神(天仙娘娘、送子娘娘など)、又は皇后の呼び名。もちろん発音はにゃんにゃん。
漫☆画太郎の「まんゆうき」に出てくる主人公の女の子。
マクロスシリーズに登場する中華料理店。
「さよなら絶望先生」に登場するキャラクター。
「東方Project」に登場するキャラクターの通称「青娥娘々」。→霍青娥
実在する中華料理店。もちろんランカ・リーはいない。
「とある魔術の禁書目録」に登場する道教の魔神。→娘々(とある魔術の禁書目録)
「魔法少女育成計画 restart」に登場する魔法少女。→@娘々
株式会社クリアレーヴのアダルトゲームブランド。

この記事では2、3、4、6、9について触れる。他は個別記事を参照。

まんゆうきの娘々

まんゆうきの主人公の女の子。裾の短い着物を着ており獣耳のように見える髪型をしている。捨て子だったが仙人の萬々（まんまん）によって拾われ彼女の後継者として育てられる。

仙術の腕は未熟で使える術の種類も成功率も少ないが唯一「縮地の法」だけはまともに使える。動物と会話できたり水中で息をすることも可能。作中ではものぐさな萬々に代わって妖怪退治をやらされることが多く、その場合はラッキーマンのように幸運だけで勝手に勝利したり、敵が自分を萬々と勘違いして逃げ出す場合がほとんどである。

心やさしく健気な性格で困ってる人を放ってはおけず、萬々の理不尽なパシリにも日々耐えている。漫☆画太郎作品の主人公の例に漏れず、顔面をしょっちゅう殴られたり汚物まみれになることが多い。

元来、漫☆画太郎と言えばその汚い作風で有名だが、娘々はその作風とはかけ離れまともに美少女として描かれている（氏の作品には美少女設定がありながらも不細工なキャラが多い）。画太郎作品には珍しい美少女キャラなのでコアな人気があるがその容姿だけが人気の要因なのではなく、小便をかけられたり粘液や汚物まみれになったり色んな人間から顔面を殴られたりなど美少女主人公といってもその扱いをひいきされることもなく、健気に生きる彼女の姿もまた人気の要因の一つなのである。また連載当時では珍しいタイプの美少女キャラであり現在読み直しても充分に通用する。そのため「萌えキャラの元祖」として評価する声もある。画太郎は宮崎駿のファンであるらしいところから恐らく美少女キャラを描くスキルは元々持っていたと思われる。

近年の漫☆画太郎は、「つっぱり桃太郎」以降の作品で少しずつではあるが美少女キャラの登場が増えており、その画風は漫画家のばらスィーに近い（むしろ影響を受けたのはばらスィーの方という話も）。そのため画太郎が「萌え」に目覚めたのではないかとファンに噂され、近年の有名作品の続編が次々と連載される気運の中まんゆうきの続編を希望する声も少なくはなかった。