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岐阜県とは、日本の中心に位置する中部地方、東海地方の県の一つである。
※全体的に飛騨地方の方の加筆が望まれています※
もちろん美濃地方出身の方の加筆も歓迎。岐阜について知ってる限りをぶつけてください。
第3回今週のオススメ記事にこの記事「岐阜県」が選ばれました。
岐阜県 ぎふけん |
|
基本情報 | |
---|---|
国 | ![]() |
地方 | 中部地方、東海地方 |
県庁所在地 | 岐阜市 |
団体コード | 11000-1 |
面積 | 10,621.29km2 |
総人口 | 1,933,019人 (推計人口、2023年4月) |
人口密度 | 182人/km2 |
木 | 櫟 |
花 | 蓮華草 |
鳥 | 雷鳥 |
魚 | 鮎 |
知事 | 大野元裕 |
行政区画テンプレート |
全国の知名度調査でも中位に位置する等、なんとも中途半端である。
テレビのお国自慢番組などに登場する際は、特に大きな見せ場の無いまま出番が終わってしまうことが多い。
酷い場合だと、岐阜県が登場すらしないこともある。県民としては非常に歯がゆい事態である。
岐阜県民からすると何でそんなに知名度が無いのか不思議なところである。
文部科学省国立教育政策研究所が平成20年におこなった調査では、小中学生で正しく位置を知っている率は44.2%との結果がでている。これは下から9番目という悲しい結果である。[3]
未来検索ガジェット通信が平成21年5月におこなった「あまり気にかけたことのない都道府県はどこ?」と言う調査では、15位と悲しい結果がでている。[4]
筆者の友人は岐阜県と聞いて「ああ、い草がたくさん採れるところだね」と言っていた。なぜそのようなイメージを持ったのか。全く以て謎である。 (ちなみにい草生産量1位は熊本県)
しかしその知名度の無さ、県の具体的なイメージの無さ、けっこうな田舎という特徴から作品の舞台となりやすい。作品一覧は後述。
北側に位置する飛騨地方と、南側に位置する美濃地方の2つに大きく分けられる。
美濃地方はさらに、西から西濃、岐阜、中濃、東濃と分けられることもある。(選挙区・天気予報など)
飛騨地区も中央分水嶺を境に飛騨北部、飛騨南部と呼ばれることがある。
市町村名・地域区分などは「岐阜県:市町村の一覧」の記事を参照。平成の大合併で多くの市町村が合併した。
もともと岐阜県を構築する2つの令制国、飛騨国と美濃国の関係は明治時代までさほど親密とはいえなかった。間に交通の邪魔になる飛騨山脈が走っているので、むしろ疎遠といってよいぐらいだった。
飛騨地方は隣接する富山県(越中)南部と文化・経済的に結びつきが強く、両者をまとめて飛越地方ともいう。
飛騨国は江戸時代は幕府直轄の天領とされ、高山に政庁が置かれたが、その代官が日本海側(北陸地方)にある越前国(現:福井県)と加賀国(現:石川県)の天領管理も任されるなど、伝統的に北陸地方との結びつきが強かった。
そして明治時代の廃藩置県では、飛騨地方は一時期信濃国(現:長野県)の一部と一緒になって筑摩県を構築したことがあるなど、中信地方(長野県中部)との関係もある程度存在した。
明治9年の再編で筑摩県が解体され、そのうちの飛騨地方が岐阜県へ合併されることになったことで、この地域は初めて監督官庁が東海道・中山道沿い(太平洋側)の岐阜市・名古屋市へ置かれることになったと言える。
そのため、現在でも「岐阜県」とひとえに言っても中京圏との結び付きが強い地域、北陸と関係が強い地域、中南信と関係が深い地域が混在しており、統一した「県民性」「県の風土」を見出しにくい面が存在する。これは、岐阜県が「存在感」の薄い県と言われる原因の一つと言うことができよう。
風土・文化が異なる地域が明治9年に政策で一つの府県にされた例は、他に筑摩県の片割れを統合した長野県、それに静岡県(伊豆国、駿河国、遠江国を統合)、京都府(京都を中心とした山城国と、丹波国の一部、丹後国を統合)、兵庫県(摂津国の一部、丹波国の一部、播磨国、但馬国、淡路国を統合)、福島県(会津、中通り、浜通りの3地方を統合)、山形県(村山、最上、置賜、庄内の4地方を統合)などがある。
これらの府県も、岐阜県と同様に「一つの県でありながら、まとまりに欠く」という問題を抱えていることが多い。
なお余談であるが、もぐら氏による都道府県の擬人化漫画作品「うちのトコでは(四国四兄弟)」では、岐阜県は一県であるにもかかわらず、兵庫県ともども複数人キャラとされてしまっている(他の都道府県は基本的に1都道府県=1キャラ)。上に記した県内事情が影響しているといえよう。
古くは「美濃を制するものは天下を制す」等と言われていた位に 交通の要所だったらしい。東海道新幹線・東海道本線は通っているが、国道1号線は通っていない。
南部を流れ太平洋に注ぐ木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)や北部を流れ日本海へ注ぐ宮川、庄川などがゆったりと流れている 。
郡上市高鷲町(旧郡上郡高鷲村)には全国でも珍しい国道沿いの分水嶺(長良川/庄川)が存在する。(ひるがの高原)
西濃南部(県南西部)は、木曽三川が合流しつつある場所でもあることから昔から水害に悩まされてきており、輪中と呼ばれる、堤防で囲まれた集落がいくつも作られた。
江戸~大正期にかけて何百回も治水工事が行われ、輪中の必要性は薄れていった。 現在でも、川沿いではないところに堤防のようなものが何箇所かで見ることができる。これはかつての輪中の名残である。
岐阜県に存在する山脈としては、日本アルプス(飛騨山脈・木曽山脈)や伊吹山地、また山では霊峰白山が有名である。
東海地方以外の人間には、「岐阜県=山」というイメージを持たれがちである。
飛騨地方は山岳地帯な地形であり、美濃地方も岐阜市周辺や大垣市のある西濃南部を除き、山だらけなので間違ってはいない。間違っちゃいないが長野の方が山がちだと岐阜県民は主張したい。
東濃西部(県南東部)に位置する多治見市が日本最高気温40.9℃を叩き出したのは記憶に新しい。
盆地であるためか、美濃地方の夏は基本的に暑い。沖縄よりも暑い。暑さが酷い日は、多治見駅前をうろうろしていると東海テレビの夕方のニュースに出演できるかもしれない。
この猛烈な暑さはいわゆるフェーン現象と呼ばれるもので、木曽山脈、飛騨山脈を境に、特に冬の気候が一変しているのはこのためである。
かといって夏が暑い美濃地方の冬は、決して暖かいわけではない……!
このフェーン現象によって木曽山脈、飛騨山脈から猛烈な風の吹き下ろしがあり、空っ風が冬中吹き荒ぶ。
雪こそ降らないが、突き刺さるように冷たい風によって冬は氷点下を下回る地域すらある。凍死者も出たりする。
飛騨地方に位置する高山市(旧荘川村)六厩(むまや)は冬場になると北海道並、もしくはそれを下回る最低気温を叩き出すことがしばしばある。こちらはニュースに出演することは考えない方が良いかもしれない。身の危険を案じるべきである。
なお高山市中心部は一般的なイメージとは裏腹に、盆地であるため夏はかなり暑い。このため、夏に高山を訪れる場合は涼しい服装も準備しておいた方が無難である。
これも木曽山脈、飛騨山脈の地形に起因するフェーン現象によるもので、飛騨地方には湿気の多い空気がたまり込みやすい。夏は蒸し暑く冬は大雪な気候になるのはこのためである。
このように、岐阜県の気候は地域によって差が激しいのである。
よって岐阜地区の天気しか知らせてくれないニコニコ天気予報は、中濃地区や東濃地区、飛騨地区に住んでいる人にとってはあまり意味がないのである。昔は地元の中京広域圏のTV局(テレビ愛知を除く)でも岐阜と高山の予報しかやってくれなかったが、20年くらい前から多治見、中津川、郡上、下呂などの地域の予報も行うようになった。
岐阜県の名産品や特産品は、基本的に地味である。
食品 | その他 |
---|---|
岐阜県を境に関西と関東が区別されることが多い。
例えば、お雑煮に入れる餅の形(角餅・丸餅)や、エスカレータで左右どちら側を空けるか、などは岐阜県を境に変化する。しかし、大半の岐阜県民は関東・関西という区分にはどちらかというと無頓着で、自分たちは名古屋圏に属している、と考えている人も多い。
ちなみにNTTは「西日本」の担当エリアである。この地域を担当する中部電力が供給する交流電源の周波数は60Hzであり、これは関西電力・四国電力・沖縄電力等と同じであるが、東の方でも北陸電力など一部は60Hzを使っているため、周波数は東西の区分はそこまで明確ではない。
美濃地方、特に岐阜市、多治見市などは名古屋圏へのアクセスが非常によく、名古屋都市圏のベッドタウンとなっている。歴史的に見ても織田信長が美濃国を支配し、江戸時代も美濃国の大半の郡が尾張藩領だったので文化的には名古屋の影響がかなり強い。「岐阜は名古屋の植民地」などという本も出版されるほどである。
その反面、飛騨地方は地理的にも文化的にも美濃地方と分断されているのではないか、といわれることが多い。
飛騨地区(北部)は古くから北陸地方との交流が盛んである。県境付近の地区では現在でも交通網が不便で都市部が遠い美濃地区ではなく、便利で近い北陸地方を生活圏としていることが多い。
また、世界遺産である白川村荻町の合掌造りも元は北陸地方の能登の大工が作ったといわれている。
デジタルch | アナログch | TV局 | 備考 |
1(011) | 1 | 東海テレビ | |
2(021) | 9 | NHK名古屋・教育 | |
3(031) | 39 | NHK岐阜・総合 | |
3(031) | 3 | NHK名古屋・総合 | 県内の南部で視聴可、デジタルでは031-1と枝番号が付く |
3(031) | 31 | NHK津・総合 | 三重テレビが受信できる地域で視聴可? |
4(041) | 35 | 中京テレビ | |
5(051) | 5 | CBC(中部日本放送) | |
6(061) | 11 | メ~テレ(名古屋テレビ) | |
7(071) | 33 | 三重テレビ | 西濃南部のみで視聴可? |
8(081) | 37 | ぎふチャン(岐阜放送) | |
10(101) | 25 | テレビ愛知 | 県内の南部で視聴可 |
岐阜県には、1995年に登録された世界文化遺産として、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が隣県の富山県にまたがるような形で存在している(岐阜県大野郡白川村及び富山県南砺市)。
飛騨地方においては、その他にも江戸時代からの街並みが残っているような街が高山市・飛騨市などいくつか存在しており、日本のみならず世界各国から観光客が訪れている。
一方、美濃地方においては木曽川における鵜飼(岐阜市、関市、それに県を跨いで愛知県犬山市など)、養老伝説で知られる養老の滝(養老郡養老町)、それに中山道宿場街の景観を留める馬籠(中津川市)などが観光地としてはよく知られている。
後者は、平成の大合併までは隣の長野県(木曽郡山口村)に属していたが、現在では中津川市に編入されている(馬籠と共に語られることが多い、隣の宿場町である妻籠は、今なお長野県の木曽郡南木曽町に属している)。
美濃地方 | 飛騨地方 |
---|---|
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美濃地方 | 飛騨地方 |
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意外とたくさんいる、はずなのだがいざリストアップするとなると意外と出てこない。
現代 | 歴史上の人物 |
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各種創作作品における岐阜県は以下のようなものがある。
実は日本でアニメを最も録画する県だったりする。
上のリンクのコメントからも窺えるように、岐阜県は田舎・大した深夜アニメをやっていないアニメ貧県といったイメージを他地方の人に持たれがちであるが、前述の通り岐阜県は全域で名古屋の広域局が受信可能で、かつ美濃地区の人口の多い岐阜市、多治見市、各務原市、羽島市といった地域はテレビ愛知が受信可能であり(ケーブルテレビで受信している世帯もある)、岐阜県の放送局であるぎふチャンでしか放送されないアニメも(大抵週遅れではあるが)存在するため、実際はこのようなイメージとは裏腹に、隣の名古屋市のある愛知県よりも地上波で見れる本数が多く、新作アニメのほぼ全てが地上波で視聴可能なアニヲタにとっては天国のような県である(UHFアニメの多くがTOKYO MXのみで放送されるようになる前の神奈川県に状況は似ている)。
ただ、東海地区のアニメ放送の多くをテレビ愛知に依存している関係上、テレビ愛知が映るか映らないかでアニメの本数が大きく変わってしまう。よって建前上テレビ愛知は県域局で岐阜県では受信できないことになっているため、放送本数ランキングでは下位になってしまうことが多い。またぎふチャンで放送されないテレ東系アニメも少なくないし、やってもだいたい週遅れなため、テレビ愛知の映る家庭の子どもが自慢したり、テレビ愛知の映る家庭の子たちとそうでない子たちの「昨日のテレビの話題」に違いが出てしまうのも岐阜県の小学校では割とよく見られる光景である。
上節の通り、岐阜県が舞台のアニメもそれなりにある。これらに加え、明言はされていないものの、アニメにおいては岐阜市内をモチーフにしたと思われる背景が用いられていたりしているため、岐阜市が舞台だと言われている作品として「僕は友達が少ない」がある(ちなみに原作者は岐阜県の人である)。
岐阜に関連する動画として、鉄道・道路に関連した動画や、いわゆる「酷道」動画が多くアップロードされているようである。
また上記の通り、白川村がゲーム「ひぐらしのなく頃に」の舞台モデルとなっている為か、「見てきた」「行ってきた」動画もそれなりに見受けられる。
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最終更新:2025/03/16(日) 00:00
最終更新:2025/03/15(土) 23:00
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