数列の極限とは、数列の項が最終的に近づく値である。
あくまで近づくだけでその数になることはない。
a1, a2, a3,⋯,an, ⋯ のように項が限りなく続く数列を無限数列といい,記号 {an} で表す。
例えば数列{1/n}の場合「1,1/2,1/3.1/4…1/n…」となり、nの値を大きくしていくと第n項の1/nは限りなく0に近づく。
数列 {an} において,nを限りなく大きくすると{an}が一定の値αに限りなく近づくとき,数列 {an} は αに収束するといいαを数列 {an} の 極限値と言う。
無限に大きくなる場合はlim(n→∞){an}=∞と表記し、無限に小さくなる場合はlim(n→∞){an}=-∞と表記する。なお、振動する場合は、このようなうまい表記は存在しない。
まず、一定の値に近づく、というのはどういうことなのか。それを厳密に定義すると以下の通り。
この時、{an}はαに収束するという。簡単にいうと、
ということである。例えば、先ほどの数列であれば、N=⌈1/ε⌉+1と取れば良い。
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最終更新:2025/12/06(土) 06:00
最終更新:2025/12/06(土) 05:00
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