早川あおいとは (ハヤカワアオイとは) [単語記事]

概要

初登場はパワプロ7で、万年下位チーム（2000年当時）の千葉ロッテマリーンズにドラフト5位で入団。得意のシンカーを評価されたと思って入団するも、実際のところは「史上初の女性プロ野球選手」という集客力が狙いで、客寄せパンダ的存在として指名されていた。また元々は「父が野球にかまけて家族を捨てた（実際は誤解だったが）」という経緯から野球に対して愛憎入り混じった感情を抱くトゲのある性格で、「ボク」ではなく「僕」であったためか口調そのものもだいぶ男っぽかった。その上レアイベントで父親との確執が解消されると完全に女の子言葉になる、というシーンまで存在した。
しかしパワプロ8以降父親の設定は殆ど掘り下げられておらず、野球に対するコンプレックスもどこかへ行って「野球をする女子を勇気付けたい」という動機でプロを志すように変わった。またシリーズを経るごとに表向きは丸くなっている。

身長は167cmで、プロ入り後の最高球速は139km/hとなかなかの恵まれた体の持ち主。
代名詞は決め球のオリジナル変化球「マリンボール」。もともと決め球としていたシンカー（あおいシンカー）を矢部くんのアイディアを元に特訓、改良した。キレのいい高速シンカーといった感じで、ボールに特殊な摩擦を発生させることで空気中の酸素と水素を結合させ、空気中に水を発生させる。そしてボールを水切り石の原理で跳ね返らせることで鋭い変化を生み出す･･･らしい。
また変化量の小さいカーブもほとんどのシリーズで持っている。

短気能力があるため軽く見られがちだが、パワプロ8および12では短気が発動すると、最高球速 155kmにパワーAの豪速球豪打のバケモノと化す。これでは短気ではなく覚醒である。

シリーズでも特に人気のあるキャラクターだがシリーズを通して彼女候補になったことはなく、毎回プレイヤーを悩ませている。

パワプロ11で体力の限界から引退し、上記の通り指導者へと転向していたが、パワプロ2010では猪狩守や阿畑やすしらと共に若返って（？）現役復帰を果たした。

パワプロ2011では恋恋高校のマネージャーとして登場。2011のサクセスは2年生の夏から開始のため、この時点で彼女は選手としての出場を禁止されているが、ランダムで署名イベントが発生すると選手に復帰することになる。復帰していると練習試合や甲子園で対戦する可能性がある。

また、河川敷の球場で主人公との10球勝負イベントが発生することがあるが、この時の彼女は制服で投げる。繰り返す、“制服”で投げる。この他にもとあるイベントでは彼女のお尻に関するエピソード（？）が語られる。

パワプロ2013では野球マン1号をオンラインデッキに入れると、あおいの登録名が「野球マン1号」になり、コスチュームも変化する。、イベントは普通のあおいとは一部を除き変化はない。
選手データもパワプロ2012の野球マン1号（下記の野球マンの項参照）と違い、赤得能の「短気」もそのまま。

ちなみに現在のプロ野球界を代表するアンダースロー投手である渡辺俊介の最高球速が132km、牧田和久が137kmほどであり、女子の野球では最高球速が130kmに到達すると豪速球投手と呼ばれる。
高校生にして最高135km、プロ入り後は139kmの速球を投げた彼女は･･･

かつてパチンコメーカー「京楽産業．」で導入された「CR熱闘パワプロクン」では代打バッターとなり、ピッチャーの暴投によってデッドボールを食らう。という疎き予告がある。

パワプロ2016以降の名物モード「パワフェス」でも当然皆勤しているが、恋恋高校野球部は全員女子高生となっている。また、同学年のソフト部エース高木幸子（結婚して海野に改名、一児の母）、後輩の橘みずき（大学生）と六道聖（社会人）は全員年上になるなど周囲が凄まじいまでの設定変更を喰らっている。肝心の能力はいまいち頼りないが、最大レベルまで上がると野球マン1号と同等になり、「闘志」も付くのでそこそこ頼れるキャラクターになる。なお、野球マン1号はパワプロ2022から参戦した。