白昼の残月とは、「ジャイアントロボ THE ANIMATION~地球が静止する日~」に登場する、十傑集の一員である。
十傑集の中の最年少構成員と言われている。設定年齢は驚くことに一説では十九歳とも言われている、が資料がないため確証がない。
アイマスクを付け、学生帽のようなものを被ったスーツスタイル……という奇抜なファッションであるが、他の面子の濃さを比較すればこの外見すらもインパクト薄くなってしまうのが十傑集クオリティ。
劇中では渋い声、十傑集走り、妙に似合う煙管などカッコイイ場面をたくさん見せているが、攻撃的な能力を一切使用していないどころかまともに戦闘をしていないため、どういう能力を持っているか一切不明。
ちなみに設定上では万物を針状に変化させて針の弾として無数に撃ち出す……という能力があるらしい。
GR計画に携わっていたが、ジャイアントロボを奪われたなど失態だらけだったはずのその計画においての功績が讃えられて十傑集に加入したという経緯があるなど、彼もまた謎多き人物である。
また、草間大作とも何らかの因果関係があるようで、GR2計画の回想シーンでロボの起動にセルバンテスが驚くシーンにいる背景の人物は、実をいうと残月であるという。
出典は不明だが彼もまた横山光輝作品のキャラクターを組み合わせたものであるとのこと。
恐らくは水滸伝に登場する韓滔が顔のベースになっていると思われる。
※漫画「ジャイアントロボ -地球の燃え尽きる日」および「ジャイアントロボ -バベルの籠城」は登場人物や世界観が似通ってはいるものの基本的な設定やストーリーがちょこちょこ異なります。上記項目名は漫画版のセリフより。
おそらく十傑集の中で最もアニメと漫画でデザインや設定が異なる人物。角帽にスーツ姿、キセルを持っている点は変わらないが、目の部分はマスクではなく包帯を巻いており盲目で左腕がない。十傑集の末席であり衝撃のアルベルトからは「エンシャクと同じ孔明の犬であったか」とすら言われている。
能力としては幻術が使える。異次元空間を作りそこから幻術を行使することも可能。
その正体は九大天王「豹子頭・林冲」である。林冲はジャイアントロボを奪取するという任務を課せられ、BF団の内通者と連絡を取り自らの死を偽装しBF団に潜入する・・・はずであったのだが、それは静かなる中条と韓信元帥の罠であり、亡き者にされた。・・・はずであったのだが、その実力を勿体なく思った策士・諸葛亮孔明が拾い上げ記憶を封印し「白昼の残月」が誕生した。・・・はずであったのだが、実は林冲はその凄まじい精神力により記憶の封印を解いており「白昼の残月」を演じながらジャイアントロボの操縦権を手に入れ梁山泊に帰還しようとしていた。
記憶を留めながら十傑集を演じるのは過酷であり、たとえ国際警察機構の仲間や親兄弟といえど十傑集として対峙したからには惨殺しなければならなかった。そしてついに林冲(白昼の残月)はジャイアントロボの操縦権を手に入れた・・・はずであったのだが、その矢先に草間博士が息子大作を操縦者にしてしまい、絶望した林冲は心と体が2つに分裂し記憶も断片化、そのとき誕生した片方が「白昼の残月」である。失われた両目と左腕はこの時の絶望から彼自ら引き裂いたものである。(以上ネタバレ)と、このように様々な思惑が交差し事態が二転三転する非常にややこしい経緯は誕生したのが漫画における十傑集白昼の残月である。今川泰宏(脚本)の思惑も二転三転してそうだ。全てを知っていたのは孔明くらいのものである。
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最終更新:2025/04/18(金) 12:00
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