種子島久時とは (タネガシマヒサトキとは) [単語記事]

「種子島久時」（たねがしま・ひさとき 1568 ～ 1612）とは、戦国時代に種子島の鉄砲伝来イベントに遭遇して以来のガンマニアな武将一族・種子島家の16代当主（島主）であり、凄腕のスナイパーだが知名度の低さに定評のある南洋のシモ・ヘイヘ。

別名は「種子島克時」

兄は15代当主・種子島時次。

概要

種子島時尭の次男に生まれ、家督を継いだ兄・種子島時次が7歳で夭折した為、父の復帰している期間をおき、島津義久を烏帽子親に元服して「久」の字を拝領して種子島久時と名を改めると共に16代当主となった。

島津義久・島津義弘・島津忠恒の3代に仕え、島津義弘・島津忠恒の代には家老として島津家を支え、島津義久に対して猛タックルをしかけてきた猪を捕らえて賞賛された他、鉄砲伝来の土地・種子島の領主とあってか鉄砲の扱いに通じ、高い射撃能力から、朝鮮の役等歴戦に従軍して活躍して武名を轟かせた。

※種子島久時の南洋のシモ・ヘイヘとも言える活躍により、島津氏全体が鉄砲王国化し、沖田畷の戦いや大友氏との戦いや関ヶ原でその速射能力は遺憾なく発揮された。

小田原の役に従軍した際には、種子島久時が豊臣秀吉に200丁献上した為、離れ小島の領主ではかわいそうだとでも思われたのか、1595年の太閤検地により、種子島の領地が島津以久に与えられて、薩摩国知覧院に所領を移されたが、1599年に種子島に所領を戻されている。

※しかしこの時、父・種子島時尭が禰寝氏と30年もの間戦い続けて守り通した屋久島や沖永良部島の所領を失った。

父・種子島時尭の功績を世に広める為にガンマニアの禅僧・南浦文之に「鉄炮記」を編纂させたりしながら、島津氏に仕えて、1611年に死去した。享年44歳。その後、種子島家は薩摩藩の重臣を歴任する家系となった。

※その他「種子島久時」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。

「信長の野望」では、鉄砲系技能を高いレベルで保有していたり、鉄砲部隊の扱いが上手く、「革新」では種子島家三代が鉄砲「S」の為、研究開発要員として重宝されている。また種子島一族を鉄砲研究に専念させられる事も島津家の強さと言われている。

能力値については、マイナー武将ゆえに南洋最強のスナイパーとしての評価をされているとは言い難い。

島津義弘に従って朝鮮の役に参加した種子島久時は、自慢の鉄砲の腕前の見せつけている。

「泗川の戦い」では、10倍の敵軍に対して百発百中の鉄砲の腕前と銃を次々取り替える事で速射する技での一斉射撃を家臣と共に披露して、史上最大規模の釣り野伏せを成功させるのに尽力し、種子島久時は、馬や従者にもたせた鉄砲を次々と使いながら戦場で敵を屠り続けた。

小西行長の水軍を助け出す為に李舜臣と戦った露梁海戦では、揺れる船上の上からスナイプを続け、樺山久高の船に取り付こうと鎖を振り回していた敵軍兵士を海の藻屑に変えていく等、抜きん出た射撃能力を見せて奮戦した。

まさに南洋のシモ・ヘイヘである。

島津家としてver1.20から参戦。スペックだけなら島津でも屈指の厨性能と言える。
と言うのも、1.5コストで武力6というコスト比武力4を満たす武将で、島津の鉄砲隊であるので車撃、更に「攻城」まで持っている。鉄砲隊主体のデッキに必然的になる島津家では彼が攻城を持っていることにより無理なく攻城持ちをデッキに入れることが出来るのだ。