pixivとは (ピクシブとは) [単語記事]

pixiv（ピクシブ）とはピクシブ株式会社が運営する会員制イラスト投稿コミュニティサイトである。

概要

2007年 9月10日に公開。公開直後から破竹の勢いで会員数を増やしていき、2010年 6月には会員数200万人を突破した。
pixivはイラストに特化したソーシャルネットワーキングサービスであるため、よくmixiのようなサービスと思われがちだが、実際のコンセプト的にはニコニコ動画のイラスト版と言った方が近い。会員登録は誰かに招待して貰う必要は無く、絵の投稿者も、絵の閲覧のみが目的の人間も登録が可能である。ニコニコ動画と異なり、18禁のエロやグロの投稿も可能となっている。（但し、アップロード、閲覧には勿論年齢制限がある）

絵の投稿者は自分の描いた絵を投稿し、それを閲覧者がブックマークしたり評価したりする。絵に対してコメントを記入することも出来る。人気のある絵はランキングによって紹介される。ランキングスコアの算出方法は公表されていない。
しばしばプロのイラストレーターやアニメーターによるイラストの投稿もある。

絵の投稿者でなくとも、閲覧のみのいわゆるROM ユーザーも参加できる。2008年 10月時点で投稿者3割に対しROM ユーザーは7割とされる。^[1]

2010年 7月29日からは小説の投稿・閲覧も可能となった。

近年では技術の発展により絵師でない人もAIイラストを作れる「AI絵師」になった影響で大量の似たような絵柄のAIイラストが検索で引っかかるようになり検索妨害紛いの状態になっていたが「AI絵の表示」が設定でオンオフ出来るようになり以前の手書きのイラストばかりだった状態を堪能する事も出来る。(ニコニコ静画も見習ったらどうだ？AIイラスト混在して見苦しいんだよ)

mixiや多くのSNSとの類似点として、友達を登録するマイピク（mixiで言う所のマイミク）というシステムがあるが、mixiと異なりマイピクが居なくても利用する事は可能である。また、この他に一行掲示板が実装されている。
しかし絵を介さないSNS的なコミュニケーションツールはこの程度で、絵そのものへのタグ付けやリンク、絵に対するブックマークによって繋がる、という方向性が主となる。