「終末」シリーズとは、sasakure.UK(ささくれP)によるVOCALOIDオリジナル曲のシリーズである。
シリーズ累計380万再生を超える、sasakure.UKの代表作シリーズ。
その名の通り「終末」をテーマにしており、その過程を4つのVOCALOIDに歌わせている。
言葉で説明するのは非常に難しいので、とりあえず4曲聴いてもらいたい。
『コンニチハ、☆のひと!きみたちにステキな"しゅうまつ"がおとずれますように-』
普通の週末が来ると思ったら、来たのは終末だった・・・。次々と訪れる不条理に振り回される少女の届かない想いを歌った一曲。
多彩な音を用いたキャッチーなメロディと独特の調声を施したリンの声が特徴。少しずつ重くなっていく歌詞やPVもこの曲の見所である。
シリーズ1作目ながら最後に投稿されたこの曲は、4曲をひとつに繋げる伏線が隠されている。
-本日より、"16bit"を所持している者並びに其れを支持する者は、厳正に処分します。-
自由を求め逃げ惑う者、自らの理想のために反乱分子を排除する者。シリーズ2作目となるこの曲は、前者の立場に立って書かれており、独特の表現で繰り出される歌詞は様々な解釈を生み出している。またシーンごとに次々と人が消されていくPVは、この先の未来を暗示するものとなっている。
アイドル路線だったイメージを一変させた戦闘服姿のGUMIや、変拍子を多用したプログレッシブロックが人気を呼び、GUMI草創期を代表する一曲となった。
『大好きな歌が終わるのが嫌だから、曲がフィナーレを迎える前に聴くのをやめるの。僕の心の中で大好きな歌はずっと続くんだ。』
「オワラナイウタヲ ウタオウ 僕が終わってしまう前に」世界が終わりを迎え、自身も終わりを迎える中で、オワラナイウタを歌い、無償の愛を捧ぐ。
シリーズで最初に投稿されたこの曲は、主に3つのパートから成り立っており、いわば小さな組曲となっている。優しい歌詞を歌う機械声のルカも調声の賜物。
ノイズで終わる最後の予告やミニゲームでのもうひとつのエンディングなど4作目の『*ハロー、プラネット。』と大きく繋がっている。
『きみときみのあいするひとをたいせつにね、オハヨーハヨー。』
終末を迎えた世界にたった一人取り残されたロボット。いなくなったキミを探しに、植木鉢をもって旅に出る・・・。彼女が旅の終わりに見たものは一体何か。愛とは一体何か。
明るいチップチューンと重苦しい歌詞との対比には、sasakure.UKのこのシリーズで伝えたいことが凝縮されている。
2番目に投稿されたシリーズラストを飾るこの曲。自身最大のヒット作となり、2010年4月9日に初の100万再生を達成した。また、ドット絵PVを生かし、PSPソフト「初音ミク project DIVA」でミニゲーム化されるなど、高い人気を誇っている。
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最終更新:2025/12/06(土) 08:00
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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