「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告

『「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告』とは、テレビアニメ『結城友奈は勇者である』に関連して配信されているインターネットラジオ番組である。

第1回アニラジアワード 最優秀女性ラジオ賞 受賞

2014年10月13日から配信開始。一週間配信で、毎週月曜日に配信（更新）されていた。

2015年8月10日からは季節ごとの配信の『「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告 春夏秋冬』が配信中。
現在は第6回の配信が行われている。

→ラジオ配信サイト（音泉）

概要

上述の通り、アニメ『結城友奈は勇者である』のWebラジオである。インターネットラジオステーション＜音泉＞にて、毎週月曜日に配信（更新）されている。
第1回アニラジアワードにおいて「最優秀女性ラジオ賞」「大笑いラジオ賞」にノミネートされ、AnimeJapan 2015にて「最優秀女性ラジオ賞」の受賞が発表された。

パーソナリティはアニメ本編で「結城友奈」を演じた照井春佳、「犬吠埼風」を演じた内山夕実、そして「犬吠埼樹」を演じた黒沢ともよの3人。このほかにゲストとして、「東郷美森」を演じた三森すずこ、「三好夏凜」を演じた長妻樹里も出演したことがある。

アニメの放送自体は2014年12月末で終了しているが、このラジオはアニメ放送終了後もしばらくは配信が続けられており、2015年5月25日配信の第32回で最終回を迎えるまで配信された。

しかし、ラジオ終了後の2015年6月12日の「「結城友奈は勇者である」勇者部活動生報告 第８回」において、本番組が『「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告 春夏秋冬』の題にて、季節1回のペースで再び配信されることが発表された。8月10日より第1回（夏）が配信され、11月2日からは第2回（秋）が配信された。

2016年2月21日には音泉のイベント内にて番組初の公開録音が行われ、このときの模様と新たに録りおろした新規パートが2月29日より第3回（冬）として配信。第4回（春）はニコ生が5月21日に放送された。

第5回（夏）は8月22日から、第6回（秋）は10月24日から配信。

ニコ生

毎月末の金曜日20時からは「勇者部活動生報告」と題して、上記のパーソナリティが出演する生放送が行われるのが恒例となっていた。生放送の次の月曜日には、生放送の模様を音声に編集したものが配信されていた（第8回を除く）。
なお、定期の生放送は惜しまれながらも2015年3月27日の第7回をもって終了した。

定期放送終了後は、2015年6月12日（第8回、音泉配信なし）と10月30日（春夏秋冬第2回）の計2回放送されている。放送開始時間は21時に変更となっている。2016年5月21日には春夏秋冬第4回の放送がニコ生にて行われた。

コーナー

毎回全てのコーナーを行うわけではなく、回によって行うコーナーは異なる。
第14回配信（2015年1月19日配信）から、いくらかのコーナーが廃止され新コーナーが設けられた。存続したコーナーについても変更がなされているものがある。

また、その後もコーナーの入れ替えが発生している。

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今週の活動報告

パーソナリティの3人のうち1人が、自分は「勇者」であるといえるようなエピソードを披露する。
第14回からは、募集したリスナーのエピソードを紹介し、パーソナリティがリスナーに対して「勇者」であるかどうかを判定するという形式に変更された（第13回までの「○○は勇者である！」とほぼ同一）。
「春夏秋冬」からは、再び第13回以前の形式に戻った。

おたより

リスナーから寄せられた様々な「おたより」を紹介する。いわゆる「ふつおた」コーナー。

勇者部・占いの館

予め募集したリスナーの悩みに対し、黒沢ともよが「勇者部特製カード」を引いて占いをする。黒沢が演じた「犬吠埼樹」がタロット占いを得意としていたことにちなんだコーナー。
信じるか信じないかは、あなた次第。
このコーナーについては明確な終了告知はされていないが、2015年2月23日配信の第19回で「勇者部・占いの館NEO」として行われたのを最後に放送されていない。

勇者部・インフォメーション報告

テレビアニメ『結城友奈は勇者である』の関連商品や放送情報、イベントなどについて、パーソナリティの1人がエアで運動をしながら告知する。
第14回からは、エアで運動する演出がなくなり、3人で告知するようになった。

第1回～第13回

○○は勇者である！

自分は「勇者」であるといえるようなエピソードをリスナーから募集し、パーソナリティの3人がそのリスナーが「勇者」であるかどうかを判定する。
第13回限りで「今週の活動報告」に吸収される形で廃止。

あなたの周りのバーテックス

リスナーから、日常を脅かしているさまざまな「バーテックス（敵）」を募集し、パーソナリティの3人がその倒し方について議論する。

勇者部・部歌斉唱

パーソナリティの3人が作曲・作詞・伴奏をそれぞれ担当して勇者部の「部歌」を斉唱する。
（おそらく）一番の人気コーナーであったが、第13回限りで廃止。「みんなで・部歌斉唱！」に移行した。

第14回～第32回

女子力、あがるわよ？

リスナーから「女子力を上げてくれるアイテムの情報」を募集し、内山夕実がそれについてこじ付けの紹介をする。内山が演じた「犬吠埼風」が何かにつけて「女子力」を気にしていたことにちなんだコーナー。
しかし今まで紹介されたのは「刻み海苔」「たわし」などおよそ女子力とは縁がなさそうなものばかりである。
2015年4月6日配信の第25回をもって終了した。

讃州中学勇者部、変身！

勇者部の友奈、風、樹が毎回異なるものに変身。変身後、どのような台詞を言うのかをリスナーから募集する。

みんなで・部歌斉唱！

「勇者部・部歌斉唱」の後継。歌詞はリスナーから募集しパーソナリティが選定するという形になっている。
2015年3月27日放送の生報告第7回（音声配信としては2015年3月30日配信の第24回）をもって終了。

ゆゆゆで3文字作文！

2015年4月13日配信の第26回で初登場。いわゆる「あいうえお作文」の3文字バージョン。番組側が提示したお題をもとに、リスナーから3文字のあいうえお作文を募集する。

笑ってはいけない！ぱるにゃすワールド！

2015年4月20日配信の第27回で初登場。パーソナリティの照井春佳に話してほしいトークテーマをリスナーから募集し、照井春佳がそのテーマに沿って自由に喋る。

春夏秋冬

ちょろいエピソード（春夏秋冬第1回）

思わずドキッとしたり、一発でオとされてしまうような言葉やシチュエーションなど、リスナーの「ちょろい」エピソードを募集する。

散華エピソード

リスナーの「散ってしまった」（失敗体験）エピソードを紹介する。

友奈たちのその後

アニメ本編終了後の友奈たちのその後について、リスナーが自由に想像したものを紹介する。

勇者部レベル

この番組は「勇者としてのレベルアップを図る成長型ラジオバラエティ」と銘打っており、勇者部部員（パーソナリティ）の勇者としての成長にあわせ「勇者部レベル」というものが設定されていた。

番組中で勇者としてふさわしい行いをすると効果音とともにレベルが上昇する。2015年3月27日放送の生報告第7回にてレベルは60となり、パーソナリティは「完全体勇者」として認められた（事実上の打ち止め）。

番組側の編集ミス

2015年4月13日配信の第26回では、本来番組のエンディングで流れるはずのBGMが番組冒頭から流れ、何度もループし続けながら番組終了まで途切れることなく流れ続けた。番組の合間にジングルのBGMが鳴っても、それに重なる形で流れていた。終端部でもフェードアウトなどはなくぶつ切り状態であり、いわば「垂れ流し」であった。

なお、各コーナーにはそれぞれ固有のBGMがあるが、この回では流れなかった。

その後、翌日14日からは修正されたものが配信された。

生放送

関連商品

ラジオCDは第3巻まで発売された。

2015年12月のコミックマーケット89では、「春夏秋冬」の録りおろしCD「「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告 春夏秋冬 出張版 After Days」が販売された。

関連項目

• 結城友奈は勇者である
• 照井春佳
• 内山夕実
• 黒沢ともよ
• インターネットラジオステーション＜音泉＞
• パトリック・ロドリゲス

外部リンク

• ラジオ配信サイト（音泉）
• アニメ公式サイト