【チーム巡音】シリーズ

概要

【チーム巡音】シリーズとは、楽屋裏Pの投稿しているMMDドラマの総称である。
銃器を作品内に取り入れたMMDでは珍しい正統派アクションドラマで、巡音ルカ達による「チーム巡音」の事件解決が物語の基軸となっている。
優れた完成度を誇るアクション物としてMMD傑作選の呼び声も高い。

作風

チーム巡音とターゲットによる銃撃及び格闘戦が最大の見所。怪我人や人死にが出ないのも本作の特色である。
さらにコミカルタッチな演出によって全体に漂う雰囲気も明るく、ラストも大団円がお約束となっている。
こうしたMMDアクションドラマはともすれば過激で暴力的な方向に走りやすいが、楽屋裏Pは誰もが楽しめる明るい路線を念頭に制作しているらしく、誰も傷つかず悲しむこともない、視聴者が安心できる稀有な作風が成立している。
投稿は二ヶ月に一度とスローペースだが、楽屋裏Pの投稿を待ちわびている熱狂的ファンが多数存在する。

ストーリー

チーム巡音ーーそれは「株式会社ツンデレエージェント　九里布団市支局分室」に持ち込まれる、表沙汰には出来ない上に危険な案件の解決にあたる女性エージェント集団の通称である。
バイトの募集で訪れた亞北ネルは、この不思議な美女達を巡る不可思議な事件に巻き込まれていく……。

キャスト

• 亞北ネル……シリーズのヒロイン。狂言回しの役割も持つ。
  アパートの家賃を払うために「ツンデレエージェント」でバイトしている。
• 巡音ルカ（１号）……正式コードは「CV-03型　1号機」で「チーム巡音」のリーダー。
  勝気な性格の姉御肌で責任感も強い。口調は男言葉で戦闘では最前線に立つことが多く、FN-P90やVz61等の銃器を使用する。両腕をクロスして、たこルカ（マシシVer）にメタモルフォーゼが可能。
  ルカモデルはアノマロP製作モデル。
• 巡音ルカ（２号）……正式コードは「CV-03型　2号機」で「チーム巡音」のメンバーの一人。
  陽気で楽天的な性格。両腕をクロスして、たこルカ（第１話では「たこルカMk-Ⅱ」、第2話より「MYたこルカさん」）にメタモルフォーゼが可能。
  ルカモデルはわたべななみ氏製作モデル。
• 巡音ルカ（３号）……正式コードは「CV-03型　3号機」で「チーム巡音」のメンバーの一人。
  冷静沈着で理性的な性格の反面、ノリも良い。１号を「姉者」と呼ぶ。基本武装はFN-P90だが、【ターミネーター・リン】チーム巡音２ではバーレットM82を使用。両腕をクロスして、たこルカ（たこルカMk-Ⅱ）にメタモルフォーゼが可能。
  ルカモデルはm2氏製作モデル。
• 巡音ルカ（４号）……正式コードは「CV-03型　4号機（妨害工作専門）」で「チーム巡音」の元メンバー。
  ある件をきっかけに失踪した破天荒のトラブルメーカー。「いじけやすくて、意地っ張りで、あたしにばっかりからんでくる」とは１号の弁。両腕をクロスして、たこルカ（MYたこルカさん）にメタモルフォーゼが可能。
  ルカモデルはsuezue氏製作モデル。
• 巡音ルカ（５号？）……ある事件で「チーム巡音」に加入した新メンバー。
  正体は「最終人型決戦兵器　ドロッセル型（開発/山歯第一技術廠浜松研究所）」でたこルカへのメタモルフォーゼは不可能だが、人型ならば千差万別のメタモルフォーゼが可能（以上ネタバレ。要反転）。
  ルカモデルはpiron氏製作モデル。
• FL-chan……「チーム巡音」のネット専門事務アシスト。
• ボス……本名は不明の「チーム巡音」責任者。モデルはm2氏製作の神威がくぽモデル。

余話

• 彼女達が九里布団市支局分室にいるのは「ある理由」からである。 
• チーム巡音には「たこ焼き事件」と呼ばれる黒歴史がある。
• 正式番号や並外れた防御力、「強制終了」といった語句からルカ達の正体はアンドロイド系人造人間の可能性が高いが、詳細は一切不明。

関連動画

第１話「チーム巡音　危ない仕事引き受けます」

アルバイトの面接に訪れた亞北ネルを待っていたのは、FN-P90を手入れする美女達だった。
リーダーと思しき女性から、逃亡した実験動物の捕獲に協力するよう告げられたネルは……。

　　　　　　　　　　　　　　　 

第２話「チーム巡音２　ターミーネーター・リン」

平和なティータイムを満喫する初音家の人々。
年長組のリクエストでアルコール飲料のお使いに出かけたリンは、なぜかすぐに帰宅する。
そして手にしていたナタを振りかぶり、突然、メイコに襲いかかった……！

第３話「チーム巡音３　理由なき暴走」

談笑していた「チーム巡音」メンバーにFL-chanが見せた「ある画像」。
そこには１号、２号、３号と半年前に失踪した巡音ルカ４号が写されていた。
事情を尋ねる５号に、１号はチームの過去を語り始める……。

第４話「チーム巡音４　ゲデ暴走」

有る日のこと、デフォ子がゲデ２機とともに九里布団市上空をフェリー中、突然のトラブルにより広場に不時着してしまう。
同じ会社にいた５号が診ると、どうやらソフトウェアの問題らしい。
そこでソフト関係に詳しいFL-chanが来るまで待っていたところ、ゲデヒトニスは突然暴走をはじめた・・・

関連コミュニティ

関連項目

• 巡音ルカ
• たこルカ 
• 楽屋裏P
• MMDドラマ
• MMD傑作選
• MikuMikuDance
• MikuMikuDanceのタグの一覧
• MikuMikuDanceのプロデューサーの一覧