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ああ!う…美しすぎます!とは、美しすぎるものを見てしまった時に出てしまう言葉である。
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あなた…『覚悟して来てる人』…ですよね。 第1部「ファントムブラッド」のクライマックスと、後の部に登場するキャラクターについてのネタバレを擁してます。 |
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」Part1ファントムブラッドに登場する、エリナ・ジョースター(旧姓:ペンドルトン)の台詞。
石仮面から不死身の力を得て吸血鬼と化したディオ・ブランドーは、ジョナサン・ジョースターの波紋によって討ち滅ぼされた。人知れず起きていた人類の危機は誰にも語られる事もなく過ぎ去り、大げさかもしれないが世界は救われた。ようやく平穏の日々が訪れたジョナサンは恋仲だったエリナ・ペンドルトンと結婚。新婚旅行としてアメリカへ向かい、幸せの日々を過ごすはずだった。
しかし、その幸せも長く続かなかった。アメリカへ向かう大西洋上の客船内に首だけで生き残っていたディオと手下の屍生人ワンチェンが忍び込んでいたのだ。ディオは自分の失った肉体をここまで追い詰めたジョナサンから奪い取るのが目的であり、ワンチェンを使って機関室までおびき寄せていた。エリナはジョナサンに船室に戻るよう言われていたが、心配になって後を追っていた。
エリナが駆けつけた瞬間、ジョナサンの喉はディオの目から飛び出した液体「空裂眼刺驚」によって撃ち抜かれてしまう。波紋の呼吸どころか息もできず、声も微かにしか出ない。既に船内は屍生人だらけで、エリナだけは守りたいと体内に残された最後の波紋をワンチェンに放つ。その波紋はワンチェンの体全てを破壊できないが、その体を操って蒸気機関のスクリューシャフトを無理矢理止めさせた。行き場のなくなった蒸気で船ごと爆発させようというのだ。
ジョナサンはエリナに船から脱出するよう促す。エリナにはディオや石仮面の事など何も語らなかったため、どういう事態なのか全く把握できていない。でもエリナが心に決めた事は、今死の淵にいる愛するジョナサンと共に添い遂げる事だった。
最期の口づけを交わすジョナサンとエリナ。ジョナサンの唇から感じるぬくもりに死の実感がある事にエリナは涙を流す。その涙をジョナサンは指で拭い、そしてある方向を指さす。その指の先には死んでいる女性とその腕の中に抱かれている赤ちゃんだった。その意味をエリナは理解する。
ああ!う…美しすぎます!
みず知らずの女性の赤ちゃんを救って避難しろとおっしゃるの?……
うう…わたしにとってそれは残酷すぎる勇気!
わたくしの最後の希望はあなたとともに死ねる事なのに…
それは語るだけなら美しすぎる美談だが、それを成そうとするならこれから歩むはずだった愛する人との人生をひとりで歩まねばならない残酷さも併せ持ってしまう。それでもジョナサンはエリナに頼む。その母親は赤ちゃんを庇って死んでいる。ジョナサンの母親も同じようにジョナサンを庇って死んだのだ。その話を聞いたエリナは、ジョナサンの気持ちを汲むためにその残酷な勇気を出して赤ちゃんと共に船を脱出することを決めたのだ。
このジョナサンの最期の望みを聞いたエリナによって、女の赤ちゃん(後のリサリサことエリザベス・ジョースター)と、エリナの体内に宿りつつあったジョナサンの息子(後のジョージ・ジョースターⅡ世)を救うことが出来た。そして、その二人は次の世代である二代目ジョジョ、ジョセフ・ジョースターを生むのである。
自らの命を犠牲にしてでも見ず知らずの子供を救おうとするのは、後の歴代ジョジョでも見られる。まさしくジョースター家は「美しすぎる」正義と勇気を受け継いだ家系なのだと言えるのだろう。
ファンの間では、美術的・感動的な創作物・ファンアートに対するコメントとして「ああ!う…美しすぎます!」が使用されている。
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最終更新:2025/12/16(火) 01:00
最終更新:2025/12/16(火) 01:00
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