あくまで見習い。とは、ニコニコ漫画で連載されているオリジナル漫画である。
作者は可愛らしいキャラデザとグロテスクな描写に定評のあるさくらえびちま。
今作でもその「ちまクオリティ」は平常運転であり、アバンタイトルで「ちょいグロ注意」のアナウンスが入るようになっている。話によっては「R-18」のタグが付くこともある。
概要
悪魔育成学校にて、悪魔教員と生徒である新人見習い悪魔との交流を描いた日常系ストーリーの4コマ連作漫画。
ボケとツッコミと流血溢れるほのぼの(?)とした世界観で送られる。
悪魔育成学校とは、悪魔見習い達が主に人間と契約を交わす時のルールを学ぶ学校であり、卒業すれば人間と契約するが下りるシステムとなっている(無断で人間と契約した場合は「存在永久消滅の刑」となる)。
登場人物
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ラフミン
悪魔育成学校の教員で新人見習いの教育担当。
本作では一応ツッコミ担当なのだが、ツッコミの際には(主に白羽に)ハードな体罰を入れるのが定番となっている。
これまで2000人の新人悪魔を教育してきたが、学校を卒業できたのはその内23人で、残りの全員は生涯を卒業している。
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白羽(あおは)
新人悪魔の生徒の一人で現在20歳(悪魔は低級な者でも300年は生きるため、これでもかなり幼い部類)。ただし初潮は来ているとのこと。
本作屈指のボケ役で、ツッコまれる際に毎度毎度ラフミンに刺し殺されているが、例え心臓を貫かれても何故か平然と生きていられる驚異の体質を持つ。
「ヘンペルのカラス」という特殊な出生元から生まれたらしいが、本人は自分の生い立ちについてよく分かっておらず、悪魔の属能(種属別能力の略で、悪魔の種属毎に固有で持っている能力のこと)も何かは不明。
作中に「R-18」タグがつけられる原因はだいたいこいつのせい。
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艶(あでか)
新人悪魔の生徒の一人で現在42歳。
種属は「淫夢魔(サキュバス)」であり、人間の男に淫夢を見せて性交し精液を集めるくそビッチ悪魔・・・・・・なのだが艶自身は何をどう間違ったのかレズとなってしまい、実姉の「精の蒐集」を見てからは完全に男性恐怖症となってしまった。
自身でも「精の蒐集」を試したものの、過去のトラウマが災いして相手を1000の肉片に変えてしまったことが15回もある。
ラフミン相手に邪な感情を抱いており、ラフミンからは気持ち悪がられている。
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ベルルムル
新人悪魔の生徒の一人。名前を縮めて「ベルル」と呼ばれる。頭にペットの「魔女の猫」を乗せている。
魔界の王「ベルゼブブ」を父に持つ。父も元ラフミンの教え子(かつ数少ない生存者)であった。
- 魔女の猫
ベルルムルのペット。植物が巻き付いたシルクハットを被っている青灰色の猫。
飼われて10年経過しているにもかかわらず未だ名前が決まってないという。
ベルルムル曰く、滅多に鳴かずあまり動くこともないが、たまにベルルムルの頭の上でオシッコをする。
魔女の猫とは魔女の血が混じっている猫で、100年生きられる生命力が特徴。
- 悪魔学校教員
ラフミンの同僚の教師。名前不明。
ラフミンよりは体罰がソフトであり、せいぜい片目を抉りとる程度である。
関連動画
関連項目