この世界の片隅にとは、こうの史代の漫画作品である。
太平洋戦争中の広島・呉を舞台にした作品。2011年に北川景子主演でドラマ化された。
2016年に片渕須直監督でアニメ映画化される。公開日は11月12日。
寡作で知られる片渕監督にとって、4作品目の監督作品にあたり、新作映画は『マイマイ新子と千年の魔法』以来実に7年ぶりである。
原作者はもともと片渕監督の大ファンであり、監督から直々に映画化の申し出を受けたときには感激したという。
映画は、近年様々な分野で応用されている「クラウドファンディング」によって、一般公募により製作資金を調達するという国内では珍しい手法が取られ、目標金額2000万円は僅か9日間で達成、最終的に3600万強がカンパされ、国内の映画クラウドファンディングの当時最高金額を更新した。
アニメ映画版の主演は能年玲奈こと「のん」なのであるが、このことは興行宣伝面ではマイナス要因となり、大手芸能事務所との軋轢がある彼女を取り上げて怒りを買うまいとして、自ら出資を行ったTBSラジオ、および事務所の影響力の薄いNHK以外の国内放送局では、この映画のことはほとんど宣伝されていない。
しかしながら、内容は公開前の試写段階から絶賛されており、2016年は『君の名は。』『聲の形』を筆頭としたアニメ映画の当たり年と言われた中で最後発の部類でありながら、一般層でも話題となっている。
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最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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