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この項目は現在進行形の事象を取り扱っています。 調べものなどの参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。 加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
9.25けもフレ事件とは、2017年9月25日の夜からインターネット上でアニメ「けものフレンズ」監督の降板をめぐり、KADOKAWA及び関連企業へ大きな影響を及ぼした騒動である。
ここの記事を読んだり掲示板へ書き込む前に、よく理解してもらいたいことがある。
それは、
この騒動について問題にすべきはアニメ「けものフレンズ」とその周辺である
ということである。 なにがいいたいかというと、
この騒動に関わっている企業の制作であるからといって他のアニメの動画や記事、それを取り上げているサイトなどへ今回の騒動に対する運動を行ったり、ましてや何の関係もない場所へ「今こういった問題が起こっている!!」と無理やり話を持ち込むようなことは行ってはならない、ということ。
以下の記事で示されるような運動というのは一般的に周りから快く思われないことも多く、すでに一部の気が急いた人々が上記のような行動に出たことによって、今回の件で運動する人を白い目で見る人も増えてきてしまっている。
作品に対しての強い想いや、作品にかかわった方々への大きな感謝を行動によって形にするということ自体は悪いことではない。だが、それを大義名分とすれば何を行ってもよいということではない。
たとえファンでも何の関係もないところへ必要のない迷惑をかけることは
「荒らし」であることにかわりない
そのことを心に刻んで行動してほしい。あなたの行動は、「フレンズ」全体の行動となる。
(注意)10月3日、関係者2氏(KADOKAWA井上伸一郎氏、および、福原P)から「今後について話し合いを行う」旨のツイートがなされた(後述)。
これは、2017年9月25日午後8時ごろ、アニメ「けものフレンズ」の監督「たつき」氏の公式Twitterより
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました
ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
https://twitter.com/irodori7/status/912270635610472448
という発言が投下されたことに端を発する、一連の騒動である。
今回の騒動が起きたアニメ「けものフレンズ」は2017年冬期アニメにおいて大きな話題となった作品であるのだが(詳しくは以下参照)、同監督のもと二期を約束されていた。それだけに発言の衝撃は大きく、ファンは勿論のことオープニング曲を担当した大石昌良氏、エンディング曲を担当したみゆはん氏等、さらには同作品を放送したテレビ東京の代表取締役社長小孫茂氏までもが、この件に関するコメントを寄せている。
2017年10月1日現在、この件について公式からの説明としてはけものフレンズプロジェクトが発表した文章一つだけとなっていた。しかしその文章も、多くのファンにとっては納得するには曖昧な点や、一見するとそれまでの活動と矛盾しているように思える点を含んでいたため、事態の沈静化には至らなかった。
加えて、その文章に対して何かしらの反応を示すと思われたたつき監督の所属するプロダクション「ヤオヨロズ」側の声明が10月1日現在まで出ていなかったことから、ネット上では推測、憶測が飛び交い真偽混じった情報が錯綜し、続報が待たれる状態が続いた。
この騒動を受けて、9月27日深夜、映像化プロジェクトの中心組織である「けものフレンズプロジェクトA」名義での発表が公式HPよりなされた(ほぼ同時刻に、KADOKAWAオフィシャルページからもリンクが張られた)。
以下、その全文を引用する。
けものフレンズプロジェクトA
「けものフレンズ」に関しまして、すでに新規映像化プロジェクトの制作を発表させていただいておりますが、発表当初より同体制での継続か、新体制での新たな表現かも合わせて検討中で、現時点においてもまだ何も決定していない状況です。
そのような中、今年1月~3月に放送されたTVアニメーションと同様の体制を優先として、視聴者のご期待に沿えるべく調整をしておりましたが、アニメーション制作会社であるヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話を受け、制作体制を一から模索することになっているのが現状です。
「けものフレンズ」は動物ファーストの理念のもと、関わってくださったすべての方々の手によってゲーム、コミック、アニメ、舞台と展開して参りました。広く門戸を開放し、理念に賛同していただける方々のお力添えをいただき、世界を広げていきたい。そのために誰のものでもないプロジェクトとして、動物のための「けものフレンズ」として活動を重ねて参りました。
しかし、アニメーション制作を担当していただきましたヤオヨロズ株式会社には、関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました。映像化プロジェクトとしては次回の制作を引き続きお願いしたかったため、情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをさせていただきましたが、ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました。
「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関しては、上記のような経緯で一部滞っておりますが、「けものフレンズプロジェクト」は今後も御協力をいただく皆様と共に作品を守り、ファンを守り、動物たちのことをもっと知ってもらう活動をこれからも初志貫徹、続けていく所存です。映像化に関しましても、改めて、そしてできるだけ早くご報告できるよう進めて参ります。
今後とも様々な「けものフレンズプロジェクト」をよろしくお願いします。
「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関するご報告(アーカイブ)
このときに、この釈明文に対し納得がいかない点が数点あるとファン側から声が上がった。以下にその声の大まかな内容を示す。
などである。こういった点から、ファンにとっては今回の騒動が明らかになる文章とは思えなかった。
また、文章中の『動物ファースト』という言葉は吉崎観音氏が自らの理念でもって提唱した言葉であり、それを釈明文で使うことに対して憤りを覚える声もあった。
以上のことから、事態を鎮静させる為の文章であったはずなのに、ファン側から見れば納得のいくものではなく、むしろその心情を逆撫でしてしまう文章となり、結果として更なる炎上を招いてしまった。
一方で、一連の事象に関するヤオヨロズ側からの公式発表は、10月3日の時点で全く行われていなかった。
ヤオヨロズとその親会社であるジャストプロへ取材を試みるメディアもいたが、ねとらぼ副編集長であるてっけん氏のツイートによると、双方ともに「担当者不在」と返されてしまい、情報の入手は難しい状態となっていたようだ。
けものフレンズの件、なんとなく実情らしきものは見えてきたんだけど、記事化するにはいまひとつ裏付けが足りない状態。ヤオヨロズもジャストプロもずっと終日担当者不在。お客様の中に情報をお持ちの方はいらっしゃいませんか。お客様の中に情報をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
https://twitter.com/tekken8810/status/913338024892567552
10月3日の午後1時半頃、ついにKADOKAWA代表取締役専務の井上伸一郎氏が、ツイッターで今回の騒動について発言した。
「けものフレンズ」の件につきまして、KADOKAWAは製作委員会の一出資企業にすぎないことから今まで発言を控えていました。私としても「けものフレンズ」におけるたつき監督の功績は大いに認めております。(1/4)
https://twitter.com/HP0128/status/915071890648993792
この度の騒動にいたるまでの事態を正確に把握してなかったのは不徳のいたすところです。先週ヤオヨロズのみなさんと2回のミーティングを行なう機会を得ました。その際、製作委員会のご意見とヤオヨロズ様のご意見に大きな溝があることが分かりました。(2/4)
https://twitter.com/HP0128/status/915071981875163137
特に「監督降板」の経緯、版権使用についても認識相違があることと、
監督のツイッターでのご発言の真意にはそういったことが積み重なったことが
原因であるということが分かりました。そこで私としては、ヤオヨロズのみなさんと今後のことについてどうするべきか相談に入ったところです。(3/4)
https://twitter.com/HP0128/status/915072115287539712
「けものフレンズ」のファンの皆さまにおかれましては、ご理解のほどよろしくお願いいたします。(4/4)
https://twitter.com/HP0128/status/915072221999022081
このツイートに対し、福原Pこと福原慶匡氏も続いて、次のように発言した。
ファンの皆様にお伝えする事が遅くなりまして大変申し訳ございませんでした。 影響の大きさを鑑みて発表の方法に関して協議しておりました。 発表を受けて川上社長、井上専務が迅速にヒアリングして下さり今回の発表に至った事を感謝しています。(1/2)
https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/915074525783453696
この度は皆様にご心配をお掛けしてしまいました。 これから話し合いを始めますので何卒よろしくお願いします。(2/2)
https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/915074560973709312
今までの事から考えて、これが最も大きな進展である事は想像に難くないだろう。
メディアでも取り上げられる事態となっている。以下は一例。
アニメ版けものフレンズが大ヒットした事については、ひとえに監督のたつき氏の功績であるとする風潮があった。
アニメより先行していたアプリ版も、アニメ放送を待たずサービス終了してしまうほど消えてしまいそうだった「けものフレンズ」というコンテンツを大幅に躍進させたのは、紛れもなくアニメ版の影響である。その細かな描写や、作品の穏やかな雰囲気を形作る脚本、さらにフレンズのモデリングまでの大部分を制作したのが、他でもないたつき監督であったからである。
また、客観的に見て脚本において斬新な展開があるわけではなく、革新的な技術なども多くは使われていない。にも関わらず、なぜこの作品が大ヒットしたかといえば、社会が殺伐とする中で「誰も不幸にならない、皆が皆を認め合える」一種の「癒し」をこのアニメによって得た人が多いからだろう、という考え方が多かった。
そこに来てこの降板騒動である。功労者に対してあんまりではないかという声や、けものフレンズに「癒し」を求める視聴者に「現実」という名の冷や水を浴びせる行為であるという声が上がり、ファンが一斉にKADOKAWAへ怒りの矛先を向けるという状況へとつながった。
もちろん、こうした監督交代事例は下記にあるように、今回に限ったことでもなく、アニメーション作品のシリーズ化、または映画の続編制作などにおいて、監督やスタッフの入れ替えといった事態は、それほど珍しくはない。
しかし、本シリーズは「漫画作品のテレビアニメ化」といった類のものではなく、デザイン担当の漫画家吉崎観音や、たつきというアニメーション監督、その他多くのクリエイターを交えての様々なメディアミックスを前提として作られており、テレビアニメ版はその中で、あくまで「複合的なプロジェクトの中で展開されるコンテンツのひとつ」として制作された。
これにより、原作というクレジットはどこにも無く、単独名義での『固有の原作者』といえる者は存在していない。
今回と他の例との大きな違いは、テレビアニメシリーズを総括する『テレビ版における原作者』といえるほどの立場の人間が突然降板に至った、という点が異例であるということに留意されたい。
たつき監督降板発表から2日後に放映された2017年9月27日の第13回けものフレンズアワーにおいて、番組が始まった際、たつき監督に一切触れず「お騒がせしています」とどうぶつビスケッツとPPPの声優陣から声明があった。[1]
制作側でなく声優陣が今回の騒動について言及したこと、またこの声明の中心となっていた小野早稀が、KFPAからの発表で「制作を辞退した」と述べられたヤオヨロズ系列の声優である事も、火に油を注ぐ結果となってしまった。
ちなみに、これに対し以前に起こった似たような事例を想起させるとして「これは声優の盾じゃないか」と怒る声もある。もっともこれはネットスラングの一種のようなもので、意味が当てはまる、当てはまらないには個人差がある。過去の事例、単語の意味について詳しく知りたい方は単語記事を参照して欲しい。
加えてネット上ではこのことを「声優に謝罪をさせた、頭を下げさせた」と叫ぶ声もあるが、補足の全文を読めばわかる通り謝罪を行ったわけではなく、動画を見てもわかる通り頭を下げたわけでもない。注意してほしい。
補足:*全文は次の通り。
「色々と皆さんを不安にさせたり、お騒がせしていますが、私たちはこうして『けものフレンズ』を盛り上げることしかできませんので、これからも頑張って行きたいと思います。
なので、これからもこれを見てくださってる皆さんは、変わらずに『けものフレンズ』の作品やキャラクターたち、そして何より動物たちをこれからも愛してくださると嬉しいです。よろしくお願いします。」
けものフレンズプロジェクトAの参加社の一つであるテレビ東京の定例社長会見が、9月28日に行われた。その中で、当問題に関して小孫茂社長が言及した。
「テレビ東京は製作委員会の一員で、製作委員会がご案内のようにコメントをお出しになっているので、これを超えるコメント、個人の見解は差し控えるべきかと思っています」
スポニチAnnex
『テレ東社長「けもフレ」騒動に言及「ファンと同じ思い。第2弾ができる方策を模索できれば」』より「2作目というお話しをさせていただいているかと存じます。全国あるいは世界多くのファンの皆さんとまったく同じ思いでございまして、なんとか将来、すでに発表されているような第2弾ができる方策をいろんな形で模索していければと。制作委員会の一員として実現できるように、実現できてファンの皆さんにあらためて喜んでいただけるような努力を惜しまないつもりです」
デイリースポーツonline サイト内記事
『「けもフレ」 2期目実現へテレ東社長尽力「世界のファンとまったく同じ思い」』から引用
2時間で20万以上といった驚異的な数のリツイートによって、監督のつぶやきはインターネット中に瞬く間に拡散した。その拡散は日本にとどまらず海外にまで届いた。
アニメのネット配信によるの普及により、海外にもファンが多数存在していることも併せ、海外のファンの間でも たつき監督の降板とKADOKAWAの対応に対して怒りが巻き起こるなど、国内同様に炎上しており、"#NoTatsukiNoTanoshi" というハッシュタグまで誕生した。
少なくとも10月2日まで、視聴者はカドカワグループの説明に納得できていなかったのだが、そこへさらに以下のような工作にて事態の鎮静化を図っているとして、さらなる怒りを買ってしまった。
前提として、ニコニコを運営する株式会社ドワンゴ、並びにニコニコニュース・ニコニコ大百科を運営する株式会社大百科ニュース社はKADOKAWAと同じく、KADOKAWAグループとドワンゴグループを統括する持株会社・カドカワ株式会社の完全子会社である。
けものフレンズ人気の爆心地の一つがニコニコ動画であったこともあり、大百科を含むニコニコ内ではこの騒動が大きな話題を呼んでいるのだが、なぜかこの問題に関連した単語や動画、ネット記事などがランキング外、あるいは本案件へのタグ消しや『NoTatsukiNoTanoshi』の本記事へのリダイレクト外しなどの活動が頻繁であるという状況が発生した。このことに対し、運営が忖度や隠蔽工作を行っているのではないか、と考える声が上がっている。
例えばニコニコニュースのランキングであるが、この騒動を取り上げる記事が存在しコメントが非常に伸びているにもかかわらず、ランキングの圏外であるという状況が発生した。一方同時刻に掲載されたもっとコメント数の少ない記事はランキング上位に載り、単なるランキングの更新頻度といった話では済まされないとする状況となった。
これがTwitter上で炎上したことによってか、26日2:40頃にガジェット通信の「『けものフレンズ』たつき監督が外れる! 『Twitter』でもトレンド1位に」(ニコニコニュース版)がニコニコニュースでランキング1位に浮上した。そこでその見出しが「けものフレンズ」たつき監督、Twitterトレンド1位に」とまるで炎上した理由を隠蔽しているかのようなタイトルであったことから再度炎上。それを受けたものであるかは不明だが、数十分後には本来の見出しに修正された。
なお、 これに関しては9月27日にニコニコインフォに説明記事が投稿された。
「ニコニコニュースのランキングに、けものフレンズ関連の記事が掲載されない点」について
他にも、ニコニコ静画においては当記事や「たつき監督を返して」といった本騒動関連のニコニコ大百科の記事が存在しないかのような表示になっていたりもしている。ただし、動画においてはこのような現象は確認されておらず、また静画でも初版が当記事よりも後に作成された大百科記事では通常通り表示されているため、反映遅れといった理由も考えにくい。これらも隠蔽なのではないかという声もある。
こちらの動画でも詳しく解説されている。
今回の炎上騒動で、カドカワが各種インターネット掲示板へ火消しのために工作員を投入しているのではないかと騒ぎになっている。炎上があれば「工作員がいる」と騒がれるのは毎度のことだが、この件ではニコニコで先のような隠蔽工作疑惑が起こってしまったため、ただでさえ心証が悪い。
さらに大炎上しているふたばちゃんねるにて「パターン23」という、工作用テンプレをコピペミスしたかのような火消し投稿が確認されており、これが火に油を注いでいる。詳しくは「パターン23」の記事を参照。
また9月28日にはデイリーニュースオンラインが今回の原因は吉崎観音とたつき監督の対立にあるとようなゴシップ記事を掲載する。ただし、デイリーニュースオンラインはわいせつ・中傷が中心となるゴシップ記事を執筆してきた曰くつきであり、また吉崎観音先生・たつき監督以外の個人名及びライター名を一切伏せていることもあってか、信用度はあまり高くないようである。
デイリーニュースオンラインへの情報提供/記事へのお問い合わせ。
上記の記事では「吉崎観音がたつきに嫉妬していた」という根も葉もないウワサが書かれているが、吉崎氏とたつき監督の関係は良好である。たつき監督は元から吉崎氏のファンであり、旧アプリ版もプレイしていた。
また吉崎氏もたつき監督の前作「てさぐれ!部活もの」シリーズを視聴してその才能を見込んでいた事もあり、二人が意気投合している様子は、BD付きガイドブックや各雑誌のインタビューでも語られていた。
喫茶店でけものフレンズのアニメを楽しいものとするため打ち合わせを続けていたということが語られ、今年夏には取材も兼ねて吉崎氏とたつき監督が沖縄旅行に行っていたりなど、良好な関係を築いていた。
また吉崎観音先生の代表作である「ケロロ軍曹」で作画監督をしていた西田亜沙子は「吉崎先生がどんなにコンテンツを大事にする人かみんな知ってんだよ!!」「吉崎先生を侮辱すんな!!」と怒りを露わにした(Twitter本人がツイートを消してしまったので魚拓)。
それを受けて『ケロロ軍曹』の総監督であった佐藤順一 は「『ケロロ』の時、吉崎先生はシナリオ打ち合わせにほぼ毎週でてくれてました」「常に監督の意向を尊重し、僕が先生の意見を却下することも普通にありましたし説明すれば納得してくれた」「僕が不愉快な思いをしたことは一度もありません」と吉崎先生の人柄を擁護している(Twitter)。
ただし、たつき監督およびヤオヨロズは企画立ち上げ当初の『けものフレンズプロジェクト』の時点では確かに不参加であり、またプロジェクトそのもののクレジットにもその名前は載っていない。したがって「たつき側に原著作権が無い=たつきサイドでけもフレ作品を好きなようにしていい」というような契約を結んだわけではない、という点は恐らく事実であろうと考えられる(契約内容が公開されていないため、分かる範囲の事実からの推測である)。
2017年10月21日~22日に新潟で行われるアニメ・マンガフェスティバル「がたふぇすVol8」にて、2017年7月に詳細が公開された時には、たつき監督が所属しているアニメ会社ヤオヨロズの福原慶匡PもどうぶつビスケッツとPPPの声優陣と共にトークショーに参加する予定があった(証拠リンク)。
しかし当騒動を受けてから、がたフェスの公式サイトでは福原Pの名前が消去されている(公式サイトの魚拓リンク)。
この事から8月~9月の間にたつき監督が所属しているヤオヨロズ降板の動きがあったのではないかと推測する見解も出ている。
「大人の事情」「業界ではよくある事」、そんな言葉で本件を終わらせて良いと思っている人はそれで良い。だが、それでは到底納得が出来ない、どちらの側に原因があったのだとしても、もとの体制のままで二期が制作されて欲しいという人、または真実を明らかにして欲しいと思っている人もいるかもしれない。そんな人々は、以下の項を参考にしてほしい。
この騒動を受けて署名サイトchange.orgでも署名運動が開始され、騒動後1日も経っていないにもかかわらず4万人以上もの署名をすでに集めている。このことは各地ニュースやテレビでも取り上げられている。
意味があるのか、そんなもの届かないのではないか、と考える人もいるかもしれない。だが事実こうしてニュースに取り上げられている以上、その影響力は決して否定出来るものではないし、我々が起こせる確実な行動のひとつである。選択肢に入れてみるのも良いだろう。
ただし、こういった署名は個人情報を扱うものもあり、また署名サイトの中には時として個人情報を悪用するところもあるとの情報もあるので、自己責任として注意してほしい。
署名はここから→けものフレンズ視聴者のみんなへたつき監督辞めないで
署名その2→たつき監督制作のけものフレンズ二期希望 署名用アカウント
署名その3→KADOKAWA、テレビ東京並びに関係者の皆様へ:けものフレンズ第2期、たつき監督以下主要製作スタッフの変更をしないでください (作成者:青木文鷹 @FumiHawk)
最近では、文化庁に問い合わせる動きも大きくなり始めている。発端となったのは、2ちゃんねるに書き込まれた以下の内容。
ジャパリパーク来園者 2017/09/28(木) 00:01:51
おれ文化庁にメール入れるわ
こんな声優の盾使ってる企業が日本のサブカルの元締めとか印象が悪すぎる
人権意識の高い海外にも情報が流れてるからこのままだと政府の進めるクールジャパンにも多大な影響が出てくるぞ、早くカドカワに行政指導を入れろって内容なら少なくとも文化庁の管轄には引っかかる
あと1人では全く効果ないだろうからこのレス見たフレンズは是非とも協力してほしい
これに賛同した人々が、次々と文化庁へ問い合わせしているようである。
文化庁への問い合わせはこのページから行える。そこから、「メディア芸術の振興に関すること(About Promoting the Media Arts)」の項目にある、「映画以外のメディア芸術の振興に関すること[マンガ,アニメーション,ゲーム,メディアアート等](About Promoting the Media Arts other than Films)」を選択すれば意見を投じる事が出来る。
もちろん、1人や2人では事は進まないだろう。降板撤回を望む多くのフレンズの思いが結集する事で大きなエネルギーを生み出せるのである。(個人情報の扱いには注意した上で)一筆を投じてみてはどうだろうか。
以下に、要望文を書きやすくするための要素を例示しておくので、問い合わせようと考えている人は参考程度に見てみるといいだろう。
なお、クールジャパン戦略は文化庁も含んではいるが主体は経済産業省なので、どこに文書を送る際にも事実関係は確認しておく必要がある。
スポンサーに問い合わせる事も我々に出来る数少ない行動の一つである(偏向報道にはスポンサー問合せの記事も参照)。
ただし、あくまで「企業への質問」という形で送ることで、企業への批判などはしてはいけない。あくまで誠実な消費者としての文章を心掛けなければいけない。
以下、アニメけものフレンズのCM提供先とコラボ対象について列挙する。
なお日清とJRAは今回のコラボに関する声明を出しており、どちらもKADOKAWAの担当者との交渉があって成立した旨を告げているためこれ以上問い合わせる必要はないのではないか、という見解もある。
たつき監督に新作アニメを作ってもらって利益が増すコラボになるはずだった日清やJRAも、KADOKAWAの社内政治と不誠実な対応の被害者であると言える。
当記事のコメント>>5348氏が修正して作ったものを掲載する。
===========以下、テンプレ===========
『けものフレンズ』のたつき監督降板について
ご多用中失礼いたします。貴社がスポンサーをなさっているマルチメディアコンテンツ「けものフレンズプロジェクト」に関して、お尋ねさせて頂きたく願います。1.アニメ制作のほぼ全行程を行なっていた「たつき監督」は、降板が発表されました。製作委員会は監督続投について未定と発表していますが、署名活動等によって続投が望まれています。監督降板について、KADOKAWA様は貴社を関与させたのでしょうか?
2.監督降板の発表によって、製作委員会やKADOKAWA様に対する批判、およびニコニコ動画様の有料登録(プレミアム)解約宣言が相次いでいますが、貴社はKADOKAWA様や関係各所についてどのような対処を予定されておりますでしょうか?
3.製作委員会の発表にあった「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用」「情報は事前に共有してほしい旨の正常化」とは、具体的には何でしょうか? KADOKAWA様からお知らせがあったのであれば、可能な範囲でご教示頂けませんでしょうか?急なご連絡で恐縮ではございますが、事態の収束および「けものフレンズプロジェクト」のますますの発展のために、的確なご対応を何とぞよろしくお願い申し上げます。
==テンプレここまで。改行等見やすさの工夫は各自で調整ください==
上の動画ではKADOKAWAに対する手紙の嘆願書の作り方が丁寧に紹介されている
KADOKAWAの全く無関係な部署への個人攻撃は絶対に止める事。
この中でも木谷高明氏の発言は、情報が錯綜する中で状況をプロレスに喩え「場外乱闘」という言葉を使ってしまったため、KADOKAWAの火消しに加担するように受け取ることもできる発言を直接社長が行ったことで炎上が発生している。
たつき監督が自主制作した短編続編。アニメ「けものフレンズ」放映から一週間後、けもフレロスに陥っていたファンのために製作されたもの。これが問題であるのならばとうに削除されているはずなのだが、削除されずに残っている。
なお、本作はけものフレンズBD付オフィシャルガイドブックには未収録。
当然ながら、けもフレを愛する絵師達の間でも悲しみや怒りの声が上がっている。なお、本案件ではタグ外し・タグ荒らしが頻発しているので、タグロックを活用することを推奨する。
KADOKAWAのロゴマークをフレンズ化、セルリアン化など。
以下の『Japari Cafe』は『ドラマ&キャラクターソングアルバム』とされ、ドラマパート「じゃぱりまんがり」は監督・脚本をたつき監督が担当している。
しかし続編となる「Japari Cafe2」(12月13日発売予定)は前作にあった『ドラマ』部分が削除されて『キャラクターソングアルバム』にジャンル変更され、収録内容の予定からもたつき監督・脚本の名前が存在しない。アニメに登場したフレンズ達のキャラソンアルバムになる予定。
なお「Japari Cafe2」の発売が発表されたのは9月16日のイベントである(当該記事については関連リンクを参照)。
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最終更新:2025/12/24(水) 06:00
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