たぬきそばとは、そばの一種であり、東と西では別物のそばである。
基本的には関東で一般的な揚げ玉を乗せたそばを指すことが多い。
大体の全国で売られている『たぬきそば』もこの関東を主流とした中身になっている。
揚げ玉と油揚げ両方を入れた場合、『むじなそば』と呼ぶ。
大阪では逆に油揚げを乗せたそばを『たぬき』という。関西では揚げ玉という名前は一般的ではなく『てんかす』と呼ばれ、その名のとおり天ぷらのカスとして商品価値が認められていないので、あまりメインの具にされない。大抵の場合カウンターやテーブルに無料のトッピングとして置かれている。関西共通ではない(京都に関しては後述)が、大阪府で『きつねそば』と『たぬきうどん』はない。
大阪のうどん屋、そば屋などに行った際、多方面から来た人は是非とも注意して注文しよう。
ちなみに、一般的な『たぬき』は『ハイカラうどん』、『ハイカラそば』などと呼ばれていたりする。が、そもそもメニューとして置いている店が少ないため、名前自体は大正時代からあるようだがあまり定着しておらず、単に『天かすうどん』、「天かすそば』と呼ばれることも多い。
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最終更新:2025/12/23(火) 19:00
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