2005年、勝利の方程式JFKを擁し、2年ぶりにセ・リーグを制した阪神タイガース。2年前に果たせなかった20年ぶりの日本一を目指して、レギュラーシーズン2位からプレーオフを勝ち上がり優勝した千葉ロッテマリーンズとの日本シリーズに挑んだ。
しかし初戦、海沿いの千葉マリンスタジアムにおいて濃霧コールド負け(別名:白い霧事件[1])でケチがつくと、
| 第1戦 | ロッテ | 10 | - | 1 | 阪神 |
| 第2戦 | ロッテ | 10 | - | 0 | 阪神 |
| 第3戦 | 阪神 | 1 | - | 10 | ロッテ |
| 第4戦 | 阪神 | 2 | - | 3 | ロッテ |
2戦目は大差完封負け、3戦目に本拠地の甲子園球場に戻っても調子を取り戻せず終わってみれば3試合連続2桁失点、4試合で4連敗。
4試合の合計スコアはロッテ 33-4 阪神と見るも無惨なフルボッコで、阪神ファンにとっては悪夢以外の何物でもない日本シリーズとなってしまった。
……そして時は流れ、2010年。中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズの顔合わせとなった日本シリーズでは、主にNHKの中継において攻守交代のインターバル時などに、ロッテの直近の日本シリーズの戦いぶりとして2005年の日本シリーズの映像が、阪神ファンへの嫌がらせかというほど繰り返し流されたのである。
これにより、野球chやなんJでは2005年の阪神ネタが再びブレイク。「33-4」関連スレが乱立するに至り、トラウマを容赦なくえぐり出されるのに耐えかねた一人の阪神ファンが、悲痛な声で叫んだ。
「なんでや!阪神関係ないやろ!」……と。
以降、「33-4」およびそれを連想させる数字(例:レス番>>334、打率.334、防御率3.34、試合時間3:34等々……)には、こう返すのがお約束となっている。
「負ける気せぇへん地元やし」という言葉があるが、これはこの2005年の日本シリーズ発祥で、3戦目で阪神甲子園球場に舞台が移ったときにインタビューに答えた阪神ファンの発言である。他にも「今日から4連勝」などの強気の発言ばかりで、「できすぎ」「これからどうなるか」などの謙虚な発言をしていたロッテファンとの対比からも大きくネタになった。
3戦目終了後、2chに「弱点発見 ロッテは10点しか取れない」というスレが立っていた。
日本シリーズ ワースト記録(4試合)
最低打率 .190 阪神 2005年
最少打数 116 阪神 2005年
最少得点 4 阪神 2005年
最少安打 22 阪神 2005年
最少本塁打 0 阪神 2005年・2014年
最少塁打 24 阪神 2005年
最少長打 2 阪神 2005年
最少打点 4 阪神 2005年
最多併殺 6 阪神 2005年
最多暴投 3 江草仁貴(阪神) 2005年
最低防御率 8.63 阪神 2005年
最多ファン逮捕人数 5 阪神 2005年
ネット上の野球ネタとしてはもはや頻出と言っていいこの項目だが、少なくともロッテ側は公式に把握しているようである。2018年交流戦、ロッテ通例の挑発ポスターにおいて阪神に寄せられた文字「六甲」が、裏返すと33-4になるというネタが確認されている。
ちなみによりにもよってこの年に、阪神は交流戦の成績がセリーグ最下位となった。
最近では虎党の千秋や渡部優衣が334ネタをSNS上で発信しており、自虐的に使用している。
そのためか阪神ファンを煽るというのが本来の趣旨であるはずが、阪神ファン側が自虐的に使用していることもあって、煽りという意味では風化している・・・?
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
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