ぶんぶくたぬきのティーパーティとは、森長あやみ原作のたぬきコメディ漫画である。
WEBコミック「ラザ」にて連載中。単行本は第3巻まで発売中。
概要
現代に生きる化け狸の一族・屋島家。人間化けた少女・屋島ふみと人間に化けられないが豊富な知識を持つお兄ちゃんを中心に繰り広げられる日常コメディ。狸とアライグマの違いをはじめ、狸にちなんだ豊富なコラムも魅力の一つ。そんなにティーパーティ要素はない。
登場人物
屋島家
化け狸の一族。父・いたすけ、母・あや、お兄ちゃん、妹・ふみの四人家族。
- 屋島ふみ
食べることと寝ることが大好きな女子中学生。気のいい性格だがよく他人を煽る。英語と数学が苦手。
動物が好きな人間なら仲良くなれると考え飼育部に入るも、他の部員も同じ考えで入部した人間に化けられる動物だった。
細かい力の制御が下手な悲しきモンスター。帯電しやすい体質で、放電を始めるレベルの電気をため込むことができる。
行動力に優れており、新種の虫を見つけると飛び出し、本当に発見するほど。
アライグマと間違われることが大嫌いで、狸とアライグマの違いを力説する。しかしその甲斐空しくいつも間違われてしまう。
- お兄ちゃん
屋島家の長男。ふみのお兄ちゃんだからお兄ちゃん。本名・年齢共に不明。
本作品随一の常識人でツッコミ役。一方で屋島家唯一人間に化けられないため、家族からですら動物扱いされるかわいそうな人(?)。一人だけ庭の犬小屋に追いやられたり、食事はドッグフードだったり扱いがひどい。
姿はただの狸だがちゃんと人の言葉を話すことができる。一方で動物と会話もできる。
アライグマをとことん嫌っており、何か事件が起こると犯人はアライグマだと決めつけるほど。また、ウサギには恐怖を抱いている。
- 屋島いたすけ
屋島家の大黒柱。口髭と黄色いスーツが素敵な紳士。
狸らしく、ありとあらゆるものを木の葉に変えたり、木の葉を別のものに変えることができる。しかし木の葉を紙幣に変えたことが警察にバレ、通貨偽造で無期懲役となり現在服役中。囚人番号は426番。
まじめに服役しているが、お兄ちゃんの誕生日などのイベントがあるとすぐに脱獄してくる。
- 屋島あや
屋島家の母。旧姓は洲本。ふみによく似ている。
お兄ちゃんを獣臭い・抜け毛で汚れると平気で口にし、隙あらば追い出す畜生。
狸らしく他人を騙すのが得意で、エイプリルフールでは相手が三日間自己を消失するくらいの嘘をつく。
このクラスの化け狸は外見だけでなく人格や記憶もコピーできるらしい。
尾崎家
化け狐の一族。父、母、娘・りさの三人家族。
- 尾崎りさ
ふみの親友。飼育部の中では常識人であり、ふみをはじめとした個性的なメンバーに振り回されている。
正体を家族以外に知られないようにしてきたため人づきあいが少々苦手。嫌いな食べ物はピーマン。あまり狐っぽさはない。
- 尾崎父
りさの父親。お兄ちゃん同様、狐そのままの姿をしている。大学時代までは金髪ロン毛のイケメンに化けていたが、一度正体がばれてしまったことから一族の掟に従い化けることを自粛しているらしい。
動物の姿をしているからかお兄ちゃんと仲が良い。
- 尾崎母
りさの母。りさによく似ている。
夫とは大学サークルでであったらしく、今でもラブラブ。
三毛家
化け猫の一族。祖母と孫・みやこの二人と猫のコタローで構成されている。
- 三毛みやこ
不思議系化け猫ガール。冷ややかな目つきがチャームポイント。主にボケを担当する。
化け猫でありながら猫をペットにしている。別に彼氏とかではない。
- 三毛祖母
みやこの祖母。老人会のゲートボールが趣味。
ゲーセンへ行こうとするみやこに小判を持たせるなどやはりどこかずれている。
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関連項目