らぶ式ミク

初音ミクデビュー直後の初音ミク3D化計画を支えたらぶデスミクがMMDに活動の場を移して、自由自在に動く体を得て帰ってきた！

概要

　VOCALOIDの普及のきっかけとなった初音ミクの発売日である2007年8月31日は、奇しくもらぶデス2といういわゆるエロゲの発売日でもあった。

　詳しくは「らぶデス2」及び「らぶデスミク」の項が詳しいが、要するに「オリジナルを自分の好きなキャラに改造してチョメチョメできる」神ゲーである。それを知ったとある紳士が発売から約1ヶ月後の2007年10月2日にらぶデス2 あゆみをみっくみくにしてあげるを投稿した。

　初音ミク発売直後から、3Dキャラ化する動画は上がっていたが、らぶデスミクはそれとは一線を画すかわいさとエロさを持っていた。そして、キオ式よりも2日早い投稿である事も付け加えておきたい。

　そのらぶデスミクをPVに使うという画期的な出来事が、上記の動画からたった2日後に起きた。【初音ミク】タイムリミットPV【プロトタイプ】はDTMマガジンに付属した10日間限定の使用期間の短さを儚く歌う初音ミクの表情を見事に表現しており、VOCALOIDを動かしてまじめなPVにすると言う後の流れの源流になったのかもしれない。

　その後、上記の動画は【初音ミク】タイムリミットPV Fullver.【らぶデス2】として完成し、【初音ミク】 メルトPV 【らぶデス2】で更なる進化を遂げたが、らぶデスミクでPVを作るという流れが主流になる事は無かった。

• 自在に動かせない
• エロゲをPCに入れる勇気がいる
• らぶデス2自体にハマってしまった

など、様々な理由があったのだろうが、ミクを自在に動かすMikuMikuDanceの登場などによって、次第にらぶデスミクの存在は薄らいで行った。

　しかし、初登場から二年経った2009年11月12日、有志によりMikuMikuDanceで動く「らぶ式ミク」となり帰ってきたのだ。

　彼女の殺傷能力の高さがニコ動で席巻する日が近づいてきたのだ。

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関連項目

• らぶデス2
• らぶデスミク
• MikuMikuDance