Alone in the Dark (アローン・イン・ザ・ダーク)とは、フランスのゲーム会社 Infogrames Entertainment (インフォグラム・エンターテインメント)が制作したサバイバルホラーゲームである。
本タイトルを冠した作品は商用ゲームが5作品、宣伝用配布ゲームが1作品、映画が2作品ある。
本作は1992年にフランスのゲーム会社 Infogrames Entertainment から発売されたサバイバルホラーゲームである。
Alone in the Dark は2011年10月までにシリーズとして5作品、販促配布用として1作品、映画として2作品が制作されている。 本作品に続く最初のサバイバルホラーゲームの1つに1989年にカプコンから発売された 『スイートホーム』 がある。
世界では Alone in the Dark はサバイバルホラーゲームの祖先とは広く考えられています。
そして、現在のサバイバルホラーゲームのスタンダードとしてはバイオハザードシリーズ、サイレント・ヒルシリーズ、零シリーズなどの人気シリーズが挙げられている。
本作はサバイバルホラーゲームの祖先以外に3Dポリゴンアドベンチャーゲームの元祖とも言われています。
初めて3Dエンジンで制作されたアドベンチャーゲームであり、『固定カメラによる映画的な演出』や『パズルによる謎解き要素』を盛り込んだシステムが本作から導入されており、そのシステムは主流として様々な作品に採用されています。
本作のホラー要素は神話や伝承に基づいた物が採用されています。
第一作はクトゥルフ神話を元に制作されているが、その後のシリーズではブードゥー教、インディアン絡みの伝承など特定の神話伝承には固定されていない。
シリーズを通した共通点としては『主人公の名前がエドワード・カーンビー』、『アメリカが舞台』の2点が挙げられる。
※販促配布用の Jack in the Dark は除く。
Alone in the Dark シリーズとバイオ・ハザードシリーズ、サイレント・ヒルシリーズ、零シリーズのの発売日
3Dゲームの登場情報を挙げる。
1988年 アーケードにてウイニングラン 登場 (国産アーケードゲーム初の3Dレースゲーム)
1990年 Windows 3.0 発売
1992年 Alone in the Dark 発売 (MS-DOS FloppyDisk)
(初の 3D Adventure の誕生、メディアはフロッピーでパソコンは20~30万と高価、性能も低かった)
アーケードにてバーチャレーシング 登場
ウルフェンシュタイン3D 発売 (MS-DOS 疑似3DによりFPSジャンルを確立した作品)
1993年 Alone in the Dark 2 発売 (MS-DOS、PC-98 FloppyDisk)
(第2作が発売、メディアは変わらずフロッピーでWindowsも3.0時代で素人が扱うにはハードルが高い)
12月 アーケードにてバーチャファイター 登場(国産初の3D対戦格闘ゲーム)
12月 DOOM 発売 (MS-DOS ウルフェンシュタイン3Dに続く疑似3D-FPSのヒット作)
1994年 Alone in the Dark 3 発売 (MS-DOS CD-ROM)
(第3作が発売、メディアはCDになる。しかしOSや価格の問題はありプレイヤーを選ぶ状況が続く)
PlayStation SegaSaturn 発売
11月22日 SegaSaturn版 バーチャファイター 発売
12月 3日 PlayStation 発売
1995年 Windows 95 発売
1996年 バイオ・ハザード 発売 (PlayStation)
(SegaSaturnやPlayStation、Windows95の登場により開発環境の改善、急激な技術革新が始まる)
QUAKE 発売 (Full3D TCP/IPによるMulti-Playに対応したFPSの元祖)
1998年 バイオ・ハザード 2 発売 (PlayStation)
1999年 バイオ・ハザード 3 発売 (PlayStation)
サイレント・ヒル 発売 (PlayStation)
2000年 バイオ・ハザード Code:Veronica 発売 (DreamCast)
2001年 Alone in the Dark -The New Nightmare- 発売
零 zero 発売 (PlayStation2)
サイレント・ヒル 2 発売 (PlayStation2)
2002年 バイオ・ハザード 0 発売 (GameCube)
2003年 零 紅い蝶 発売 (PlayStation2)
サイレント・ヒル 3 発売 (PlayStation2)
2005年 バイオ・ハザード 4 発売 (GameCube)
零 -刺青の贄- 発売 (PlayStation2)
2007年 サイレント・ヒル ゼロ 発売 (PlayStation2 PlayStation Portable)
2008年 Alone in the Dark (Inferno) 発売
(PlayStation2 Wii Windows Xbox360 PlayStation3)
零 月蝕の仮面 発売 (Wii)
サイレント・ヒル ホームカミング 発売 (Xbox360 PlayStation3 Windows)
2009年 バイオ・ハザード 5 発売 (PlayStation3 Xbox360)
サイレント・ヒル シャッタードメモリーズ 発売
3Dポリゴンアドベンチャーゲームの元祖はAlone in the Dark である。
しかし第一作が発売された1992年から第三作が発売された1994年は3Dゲーム草創期でありメインプラットフォームのPCも当時は難解で高価であったため非常に敷居の高い環境であった。
敷居の高さ、癖のあるグラフィック、膨大で難解なテキストなど大人のユーザーでも『人を選ぶ作品』であったため日本国内における一般ユーザ知名度は低いと言える。
時代の大きな転機となる事柄が1994~1995年に起こる。
1994年 PlayStation と SegaSaturn の登場による家庭用ゲーム機の性能向上。
1995年 Windows 95 発売によるPC環境の改善。
急激な技術革新の中、一躍知名度を挙げたのはバイオ・ハザードとなる。
揶揄する言葉として『パクリ』と言う言葉が良くつかわれるが
技術を学び、グレードアップコピーするのを得意とするのが日本人であり
本領を発揮した結果がバイオ・ハザードと言える。
創意工夫を凝らし、真似された側が認めざるを得ない作品を創れば良いのである。
その他の要因を考慮するならば
PlayStation、SegaSaturn の世界進出による日本産サバイバルホラーゲームの国際メジャー化
PC市場の変化。
・FPS人気(QUAKEシリーズ、DOOMシリーズ、MEDAL OF HONORシリーズ、CALL OF DUTYシリーズ)
・1997年に始まるアクションRPG人気(Diabloシリーズ:MORPGの先駆け)
・1997年に始まるRTS人気(AGE OF EMPIREシリーズ)
これら全てに共通するオンライン対戦プレイ。
PC市場における競合。
・1996年に発売されたトゥームレイダーシリーズ(謎解き要素はそのままにアクション性を追求)
新作を出さなかった Alone in the Dark が飲まれたのは必然だったのかも知れない。
アローン・イン・ザ・ダークは2005年の第1作、2008年の第2作と2回にわたって映画化されている。
Alone in the Dark
Alone in the Dark 2 -Jack Is Back-(One-Eyed Jack's Revenge)
Jack In The Dark
Alone in the Dark 3
Alone In The Dark -The New Nightmare-
Alone In The Dark (Inferno)
2011年10月11日現在、投稿なし。
Alone in the Dark
Alone In The Dark (Inferno)
Alone in the Dark Alone in the Dark 2
Alone in the Dark -The New Nightmare- Alone in the Dark (Inferno)
2011年10月11日現在、アローンインザダークに関するニコニコミュニティはなし。
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最終更新:2025/12/23(火) 19:00
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