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この項目は、独自研究を含んでいます。 ソースがあるならば脚注を導入してください。掲示板での議論もアリです。 |
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この項目では各地方ごとの事情が記されるため、全体的な編集が行いづらいです。 一応訪れる際の参考にはなりますが、先述の通り故に未だ不十分な状態です。 特に国内における各ご当地のオタク街について詳しく加筆、並びに訂正をして下さる協力者を求めています。 |
オタク街とは、ゲーム、漫画・アニメ系ショップ、同人誌専門店などが密集している地域・施設およびそれらに類するオタクが集まる場所である。「ヲタ街」などと略される。
オタク街はその性質上、電気街としても有名である場合がある。
作品の舞台になった土地はオタクの間では聖地と呼ばれ明確に区別される。
北海道と東北地方は保守的というべきか、あまりオタク文化は有名ではないが、それでも最近は札幌市や仙台市を中心にオタク向け大型チェーン店の進出は進んでいる。しかし、北海道の道北地区の一部と道東地区、そして東北の中心都市である仙台市がある宮城県では2010年現在、アニメを多く流すテレビ東京系列放送を視聴することが出来ない。
秋葉原は日本のみならず世界最大のオタク街である。 |
関東地方は人口最多だけあってジャンルにかかわらず多くの店が展開している。乙女ロードは女性向けオタク街であり、他に比べて異色である。新宿にもいくつか大型チェーン店は進出しているが、コアなマニア向けショップは目立たない。
南関東では、昼夜人口比が1を超える都市は東京ぐらいしかないため、南関東内の政令市で著名なオタク街は多くない。
神奈川県は、とらのあなやメロンブックスなどの大型チェーン、PCショップなどは、東海道本線横浜駅近辺、とりわけ南幸に集中している。
北関東では栃木県のFestaビルが一番濃い場所かと思われる。外観と1階内部では一見普通のビルだが、地下と2階から最上階の6階までほぼオタク向けショップが占めており、大型チェーンの支店もほぼこのビルに集まっている。
名古屋は昔からの同人ショップがあり歴史は古い。最初は分散していたが、最近になりだんだんと大須に大型店が移転してきた。電気街としての完成と共に、オタク街としても密度が高まっている。秋葉原・日本橋に次ぐ第3のオタク街と称する者も多い。
が、アニメイト・らしんばん・メロンブックスなどは名駅前に集中しており、これらのショップのみならず特に女性オタク向けの店が名古屋駅付近に移転・開店することが増え、若干オタク街としての地位が危ぶまれている。
新潟県には、北信越で唯一『メロンブックス』が展開している。主にJR新潟駅北口付近にオタク向けのショップがパラパラと展開しており、特に旧石丸電器ビル内にアニメイト・メロンブックス・らしんばんが入店するなど、比較的充実している。また、2ヶ月に一回、同人誌即売会「ガタケット」が開催されるなど、同人活動は活発である。
金沢には、JR金沢駅前から郊外までに同人ショップが分散しているが、中心繁華街の『BELSEL』というビルに、アニメイトをはじめ同人ショップやゴシックロリータの店が一挙に集中している。また、秋葉原と日本橋を除いて、全国で唯一『ホワイトキャンパス』が展開する都市でもある。
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オタク街ではコスプレイベントやオフ会が開かれる(画像は第4回日本橋ストリートフェスタ) 。 |
関西のオタク街といえば日本橋である。規模は秋葉原に次ぎ他を寄せ付けない。しかしヨドバシカメラ梅田のような超大型店といえるものはそれほど多くなく、東京の秋葉原と比べ集客価値は大きいとは言えない。
アニメ・ゲームのショップ、メイドやコスプレ関連の喫茶店などは秋葉原と同じく非常に幅広く展開しているものの、対照的に電器量販店に関しては、ヨドバシなどの大型店が梅田やなんばに店舗を構えているため、客が遠のいてしまっているのが現状である。ちなみに、音々(ねおん)というマスコットキャラクターが存在する。
神戸の三宮にあるセンタープラザ西館にはオタク向けショップが非常に密集している地域があり、オタク街としては名高い。ウィキペディアン曰く、「さながら中野ブロードウェイに秋葉原や日本橋のマニアックな街を混ぜ合わせたような雰囲気」らしい[1]。
京都の寺町通には、PCパーツの専門店がひとつの通りに密集している箇所があり、オタク街として府内では有名である。だが、景気はかなり芳しくなく、現在も断続的に店舗の閉店が進んでいる。2010年7月には、ジョーシンが撤退し、西院付近へ移転した。
同通と新京極通の商店街は非常に多くのファッション店やレストランが並んでおり、連日賑わっているが、その中に堂々とアニメイト、メロンブックス、ゲーマーズ、アメニティ、イエローサブマリンが存在している。さらに日本橋(?)のフィギュアショップ「スーパーポジション」と喜久屋書店、モデルガンショップなどがあるものの、そのほかに目立ったショップはないため、密集率は低い。
ソフマップは京都駅南に、寺町よりも大型の店舗を新たにオープンし盛況させている。また、ビックカメラも、京都駅に専用の改札までわざわざ作って展開し、2010年にはさらにヨドバシカメラがオープンするなど、電気街としての役割は京都駅付近に奪われ始めている。日本橋と似たような状況である。
広島市は地方中核都市として相応の数のオタク系ショップが大手町に密集している。また、アナロ熊の歌の3DPVでも使用された『パセラ』のある紙屋町にも、目立つ位置ではないもののPCショップやアニメショップが徐々に展開し始めている。
北天神が九州一番のオタク街で、主に渡辺通沿いの天神北交差点の角に目立つまんだらけ福岡店と、それに向かう形でマクドナルドの2Fに入居するメロンブックス福岡店を中心にショップが数店存在するが、それほど密集率は高くない。
そもそも福岡市は、九州の中でのオタクショップの多さはダントツであるにも関わらず、一部ショップ(ゲーマーズなど)が北天神以外で運営されており、これは北天神というオタク街の密集率が高くない原因の一つとされる。その上、家電量販店やPCショップがあまり存在せず(北天神地域ではない天神一丁目と同二丁目には、ベスト電器とビックカメラ天神2号館がそれぞれ存在する)、特にPCショップは博多駅周辺に多く存在している状況である。
また、そこから数10m南にはこの地区髄一のメイドカフェ「天神Style」があり、ここから路地に入るととらのあな、天神ACB(ヲタ系・ニコ系カラオケオフの会場となることが多い)を経て親富孝通りへと繋がる。ちなみにライブハウスが多く立ち並ぶ親富孝通りは天神エリアを代表するリア充街としても知られる。
そして2010年には、こちらも北天神地域に含まれる舞鶴一丁目交差点(天神三丁目の直ぐ隣)近くにあったアニメイト福岡天神店が、コスパとほびたんがある天神一丁目の天神ビブレ内に移転し、もはや「オタク街」としての範囲が北天神だけに留まる状況ではなくなっているようである。
熊本はこれまで「オタク文化に対する理解が少ない保守的な存在」と思われていた…が、2009年12月にはアニメイト熊本店が下通アーケード街通町筋側入口付近の「ファインビル」内にある、よりスペースの広いテナントに移転し、さらにその1階上のテナントにはアニメイトの移転と同時にメロンブックス熊本店がオープンした(両店舗とも下通アーケード街の天井に看板をぶら下げているので直ぐ目に付く)。2010年7月末にはらしんばん熊本店がファインビル隣の「みどりやトーキビル」地下1階にオープンした。もっとも、これら以前に、近くのダイエー熊本店内に腐女子関連の書籍をある程度取り揃えている喜久屋書店熊本店があるものの、ここの場合、扱っているオタク向けと言われている商品は先述した3店舗よりも極めて少ない。
かつて熊本でアニメイト以外のオタクグッズを扱う店と言えば、ぐるぐる倉庫(旧:マンガ倉庫)やエーツー/ブックマーケットを始めとした中古品のみを扱う店ぐらいで、しかも市街地から遠い場所にある(関西地方を除く西日本で展開しているホビーゾーンもあるが、こちらも市街地から遠い場所にあるゆめタウンはません店内にある)。その他に地場系が存在するものの、不況や人口減の影響もあってほとんどの店が畳んでしまった。また、アプライドやパソコン工房といった大手PCショップの存在もあるものの、これらも市街地から遠い場所にあり、且つ市電では行きづらい場所にある。ちなみに、2005年にはまんだらけが熊本市に進出予定だったが、諸事情で断念した経緯がある。ついでに書くと、下通アーケード街にはメイドカフェも出店していたことは、短命に終わったこともあり今や黒歴史である。
今回の2社の熊本進出をきっかけに、熊本でも本格的にオタク文化が根付いていくようになり、且つファインビル及びみどりやトーキビルを中心とした周辺はこのままオタク街へと変貌していくようになるのか、それともそのまま何も変わらず結局廃れていってしまうのか、注目ではある。ただ、福岡と違って民放5大テレビ系列で一番アニメを多く放送することで有名なテレビ東京系列局のみが無いことや、電気街的と言われるような要素が未だ含まれていない現状を考えると、ある意味かなりの時間を要すると推測される。
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最終更新:2025/12/23(火) 09:00
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