| この記事は曖昧さ回避ではありません。 |
カクとは、以下のことを表す。
説明しよう!カクとは、大神祭TKが世界に誇る神祭四天王の一人であるっ!
アニメ攻強皇國機甲における主要登場人物の一人である。
大神祭TKに仕える四天王の一人であり、初代アニメ版の声は山寺幸一が当てている。(原作版は茶が当てている。)
製作スタッフによる企画書には噂を拡散する「カクさん」と核のダブルミーニングとされ、両方の擬人化とされている。
見た目に反してドジな行動(三枚目ともいえる)がしばしばあり、ファンからはデマからの呼称である「カクさん」の呼び方で親しまれている。
第26話「声自粛の恐怖!封じられたA.C.ボイス」にてデマとともに退場。
第28話「新たなる戦い、計画された闇」でカーク0239として再登場。
以降はソレハー・デマ・ナノのパートナーとして最後まで戦い続けた。
かつての人間であった頃の名は角田竜馬。
親しいものからは「カクさん」と呼ばれていた。
概略としての概要は以上である。
以下は攻強皇國機甲に関る「カクさん」の歴史である。
興味のない人は「概要補足(「カクさん」の歴史)」項目そのものを読み飛ばす事を強く推奨する。
また、後日、角明書房から発売された追加資料集の一冊からの抜粋であり初代含め多くのアニメ版に設定全てが反映されて作られたわけではないことにも注意が必要である。
追加資料集のあとがきには井上靖子が「なくても良い設定、蛇足です。整合性が気になる人だけ読んで楽しんでくれれば。攻強皇國機甲は基本的に見てくれてる子供達が泣いて笑って、それと挨拶をすることを楽しむ作品ですから。あとライオンとウナギ」とコメントを載せている。
また攻強皇國機甲が未視聴、デマ(攻強皇國機甲)、カイシーメについて分からないという人も読み飛ばす事を強く推奨する。
以上の注意を踏まえた上で、それでもなお気になる人のみ「概要補足(「カクさん」の歴史)」項目へ
それでは、説明しよう。
全ては、今から数年前の軍艦島から始まる。
師である早乙女 英悟朗博士(さおとめ えいごろう 自称Dr.エコロジー、以降はDr.エコロジーで表記)、そして同門であった甲斐標優(かいしめすぐる)とともに、政府が主体となっていた軍艦島大深度地下遺物の発掘チームにエネルギーの専門家として招聘された彼はそこで目にしたものに驚愕した。
彼が目にしたもの、それは大深度にぽっかりと開いた卵型の巨大な区間に湧き出てくる真水、天井から降り注ぐ光、そして中央に静かに眠る古代遺跡らしき巨大構造物(後に轟豪戦虚(ごーごーせんきょ)と名付けられる)だった。
そこで陣頭指揮を執っていた会田博士(会田正太郎、のちのあいさつ坊やの祖父)達により異文明遺産であるらしきことは判明していたものの、それ以外にはなにも分からずにいた。
その後の調査で遺跡の中核部を開くことに成功。
その場所に眠る少女らしき存在と、その周囲に古墳で言うところの副葬品のように配置されていた複数の結晶体を見つける。
その後の調査で、結晶体が感情に反応してエネルギーを増幅させる反応があること、また少女らしき存在が高等哺乳類ではあり得ない冬眠状態であること、さらには驚くべきことに少女自身にも結晶体と同様にエネルギーを増幅、収束、減少させる媒介としての特性があることが判明した。
彼ら発掘団はその副葬品らしき宝石に、Acceleration Crystal(略称はAC。ただし、シアによって「挨拶の石」と散々呼ばれたため、なし崩し的にAisatsu Crystalに呼称変更されていく)、少女にDinamic Entropy Management and Accelerator、通称デマと名付けた。
(後に文献の解析により一連の現象を、その遺跡の文明人は「古の呪文:イーシエ」と呼んでいたことが判明する。)
しばらくの後、デマの覚醒に成功した一同はそこで新たな試練に直面する。
覚醒直後のデマは記憶、情緒、言語の全てを持ち合わせておらず、覚醒後は今まで可能だった現象も全て発生しなくなってしまったのである。
追い詰められた会田博士たちは発想を逆転させる。
デマが原因でこうなったのならば、デマに記憶、情緒、言語を覚えさせ、環境因子を変えれば変化があるのではと考えたのである。
そこで急遽、会田博士の孫であるシア・タウス(後のあいさつガール 詳細は江石姉妹を参照)を呼び「友達」として配置し、二人の世話を当時発掘チーム内でもっとも歳の若かった角田に押し付けたのである。
当然、少女の扱いなど慣れていない角田は悪戦苦闘するが、大勢には関係がないので割愛する。
数ヶ月の後、デマは劇的な変化する。
極めて短期間に、よく笑い、よく泣き、そして素直、聡明な人格へと変化していったのである。
それに伴い共鳴するかのようにAcceleration Crystalにも劇的変化が発生する。
今までとはうって変わり「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」「おやすみなさい」などといった挨拶の言葉にも強く反応するようになったのである。
さらに研究が進み発掘の傍ら総合研究、開発をしていた会田博士とDr.エコロジーはふとした偶然から「おはよウナギ」の製造に成功する。
その時点では全ては順調であり、いずれは遺跡の持つオーバーテクノロジーを人類に還元できると発掘メンバー全員が確信をしていたのであった。
事態はメンバーの一人、甲斐標優(かいしめすぐる)の謎の失踪とともに急変する。
轟豪戦虚の下に封印されていた大神祭TKとツナーミが復活。
さらに悪いことにデマの増幅試験中だった為、周辺一帯に高濃度の古の呪文:イーシエがあふれ出し人間が生存不能な状態に陥ってしまったのである。
発掘チーム全員に退避命令が出される中、角田は単身デマの救出に戻り絶命する。
(試験直前、デマが角田に「ありがとう、さようなら」と言い残していた事を気にかけ、密かにいつでも戻れる準備を角田はしていたのである。なお「ありがとう」「さようなら」が他の挨拶と比べて一段強い力を持つのはこれが原因ではないかとDr.エコロジーは論文内で考察している。)
再び目を覚ました彼が目にしたのは大神祭TKによって復活させられた自分自身(正確には高濃度の古の呪文:イーシエが原因)と、再び記憶を失ったデマの姿だった。
当初は大神祭TKに反駁した彼だが、大神祭TKに心酔させられているデマも近くにいること、そして、轟豪戦虚を大神祭TKがどこかに隠している事を知り、事態の改善を図る為、配下として生きていくことを決める。
その後、神祭四天王として暗躍するが最終的にACに敗れる。
結果、再び死ぬこととなるが、今度はデマによって轟豪戦虚の中央制御機構に記憶等を転写され、カーク0239としての第3の人生(?)を歩むこととなるのである。
補足ではあるが会田博士はその後、組織としてのACの結成に尽力。ACナンバーを完成させ、孫である正太郎(あいさつ坊や)にACナンバーと未来を委ねた。
またDr.エコロジーは、一時ACに身をおいたものの、最終的には癇凶悶大(かんきょうもんだい)と名を変え大神祭TKと共に歩むこととなった。
なお、人間から神祭四天王へと変わった彼の死体は、かつて発掘チームによって轟豪戦虚の中に植林された小さな人工林の中に埋葬されている。
そこはかつて、デマとシアが良く遊んでいた場所でもある。
最後は「ソレハー・デマ・ナノ」の名前の持つ意味についてである。
「ソレハー・デマ・ナノ」の名前はカクがデマにつけたイーシエ文明の言葉である。
(カクは初期の頃、デマとのコミュニケーションの補助にと言語解析チームから解析された言語をならっていた。)
イーシエ文明において「ソレハー」は「司る」の意味。
接続に「デマ」を用いた場合には接続形容詞として「真実の」。
文末に「ナノ」を用いた場合には「言葉」という名詞になる。
つまり彼は新しい人生を歩むデマに「真実の言葉を司る」という名を与えたのである。
以上が「カクさん」の歴史である。
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最終更新:2025/12/08(月) 21:00
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