ガウェイン(Fate/EXTRA)とは、Fate/EXTRAに登場するサーヴァントの一騎である。
クラスはセイバー
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)参照。
声:水島大宙
概要
ムーンセルの聖杯戦争の決勝戦である第7回戦の対戦相手として、主人公の前に立ちはだかる白銀の甲冑を身に纏う青年の英霊。マスターは世界の六割を統べると言われるハーウェイ財団の次期当主である、レオナルド・B・ハーウェイ。
真名は、「アーサー王伝説」に登場する騎士の一人で、アーサー王の甥でもあり、忠義の騎士、太陽の騎士として名高いガウェイン。
生前、自らのランスロットに対する怨恨が王の破滅を招いてしまった事を悔いており、死の淵に彼への私怨、不忠も自らの不徳からと受け入れた。
生前の迷いから解き放たれ、英霊となったガウェインは王に全てを捧げる完全無欠・理想の騎士としての姿を取り戻している。
大抵のサーヴァントが学園内では必要な時以外は姿を隠しているのに対して、初登場時からマスターの傍らに堂々と控え、本来は秘匿すべき真名も最初の発言で自ら明かしている。そのため、彼らが対戦相手となる第7回戦では、対戦相手発表と同時にMATRIX LEVELが1となり、クラスと真名が最初から判った状態で猶予期間(モラトリアム)を過ごすことになる。
マスターであるレオに対しては、王として仰ぎ、忠義の騎士として仕えている。
王の言葉、命令を絶対として「王の命令であれば例え友であろうと斬る」と断言し、王の剣である事を自らに課している様は、一見すると盲目的に見られがちだが、彼の真意は最後の瞬間に知ることが出来る。
ステータス
- クラス:セイバー
- マスター:レオナルド・B・ハーウェイ
- 真名:ガウェイン
- 宝具:転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)
- 属性:秩序・善
- 性別:男性
- 身長:180cm
- 体重:78kg
- 血液型:不明
- 誕生日:不明
- イメージカラー:白銀
- 特技:hit確認からの聖剣の有効活用
- 好きなもの:アーサー王
- 嫌いなもの:年上の妻
- 天敵:ありす
- パラメーター
| 筋力:B+ |
耐久:B+ |
敏捷:B |
魔力:A |
幸運:A |
宝具:A+ |
技能
| 対魔力:B |
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。 |
| 騎乗:B |
騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。 |
| 聖者の数字:EX |
ガウェイン卿の持つ特殊体質。
午前9時から正午の3時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になるというもの、
これはケルトの聖なる数である3を示したものである。 |
| カリスマ:E |
軍隊を指揮する天性の才能。
カリスマは希有な才能だが、稀に、その持ち主の人格形成に影響を及ぼす事がある。
ガウェイン郷の場合、彼の裏表のない物言いが、"天然の騎士"と評される原因となった。 |
能力
セイバーの名に恥じない剣のみを頼みとした攻撃で、正々堂々と正面から主人公達を迎え撃つ。
Fate/EXTRAのアリーナ探索が夕方の時間に限定されるため、アリーナでの初戦闘時には保有スキルの聖者の数字の力が遺憾なく発揮され、ダメージが一切通らない。
戦闘で彼が用いた能力は以下の通りである。
- 聖者の数字
- ガウェインの伝承における最大の特徴とも言える能力。
- この状態のガウェインはランスロットやアルトリアさえも凌ぐ。
- ただ「古傷を刺され戦死した」という伝承の通り、一度破られるとその相手には通用しないという弱点もある。
- 戦闘時にも体力が一定以下になるとダメージカット効果を付与するスキルとして使ってくる。
- 精霊の加護
- 戦闘中に使用してくるスキルで自身の幸運を3ターンの間上昇させる。
- 同じ円卓の騎士で、湖の貴婦人の手による聖剣の持ち主であるランスロットも同名のスキルを保有している。
- 円卓の刻印
- 戦闘中に使用してくるスキルで自身のGUARDにスキル封印効果を3ターン付与する。
- 忠義の剣閃
- ガラティーンの刀身に太陽の灼熱を纏わせ、一刀のもとに敵を両断する攻撃。
ゲーム内では筋力ダメージ(およそ1000)を与える。
宝具
- 転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)
- ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:20~40
最大捕捉:三百人
ガウェイン卿の持つ光り輝く剣。柄に擬似太陽が納められた日輪の剣であり、地上一切を焼き払う力を持つという。
- エクスカリバーの姉妹剣であるとされており、本来の持ち主はエクスカリバーと同じく、湖の乙女である。
- 伝承ではエクスカリバーの影に隠れ、多くを語られる事のない聖剣だった。
- アーサー王の聖剣は星の光を集め、ガウェイン卿の聖剣は日輪の熱線を顕すという。これはアーサー王が夜の守りを担うのに対し、ガウェインは太陽の恩恵を受けた騎士だからである。
- エクスカリバーがまっすぐ進むごんぶとビームなのに対し、こちらは横に広がる放射型。対城向きの一点集中型と、押し寄せる敵兵をなぎ払う対軍型の違いが如実に現れている。
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- このガラティーンの原型として、ケルト神話に伝わる伝説の剣カラドボルグが挙げられており(実際には、姉妹剣であるエクスカリバーの原型がカラドボルグと言われているが)、カラドボルグは虹のように伸ばした剣光で丘の頂点を三つほど斬り落とす魔剣であったという。
- ガラティーンもこれと同じように、抜刀し魔力を込めると柄内部の疑似太陽が連動し、可視範囲内まで光の刀身を伸ばすことができる優れた能力を持っている。つまりどういう事かと言うと……13kmや。
- もっとも多少ネタ混じりの説明なので真に受けてはいけない。地上に対して水平に刀身を伸ばす場合は地平線や水平線が存在するため、身長180cmのガウェインならば視界を遮るものがない平原であっても精々4.5kmまでしか伸ばせないだろう……十分過ぎるが。
空に向けて伸ばしたならば、もはや13kmで収まるのかどうかも不明である。
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- 作中では、プレイヤーのサーヴァントの最大HPの120%分のダメージを与える。
単純だが強力な性能を持ち、さらに優れたマスターのおかげか2ターン連続で使用してくることもある。
幸いGUARDが有効なので防御すれば一撃では沈まない。(それでも最大HP60%分のダメージは免れない)
ちなみに、借金の取立てに使っても、アロンダイトのように魔剣化しない。
関連動画
関連項目
- Fate/EXTRA
- セイバー(Fate/stay night)
- セイバー(Fate/EXTRA)
- バーサーカー(Fate/Zero)
- モードレッド(Fate/Apocrypha)
- TYPE-MOON
- TYPE-MOON関連の一覧