ライダー(Fate/EXTRA)とは、原作担当のTYPE-MOONと、イメージエポックが開発、マーベラスエンターテイメントから発売されたPSPの対戦型ダンジョンRPG、『Fate/EXTRA』に登場するサーヴァントの一騎である。
聖杯戦争の第一回戦にて立ちはだかる、腰まで届くクセのある赤髪に胸元が大きく開いた赤いコートで身を包み、顔に大きな傷を持つ女海賊の英霊。
マスターは間桐慎二ワカメ。ただしFate/stay nightの慎二とは別人。
豪快でとにかく派手好き、善人悪人の区別なく扱う享楽主義者。自他ともに認める悪党だが、その生き方は一本筋を通している女傑。
金銀財宝を何よりも愛しているが、宵越しの弾は持たない主義。彼女自身は「花火のように消えていく財」を愛し、弾薬や財宝を“嵐のように惜しみなく使い切る”ことを信条としているため、貯蓄や使い惜しみをすることは断じてない。
(そのため“使い切れない財”を象徴する英雄王、永遠を定義するキャス狐とは相容れない)
マスターとの関係は一見すると“出来の悪い弟と気風のいい姉御”といった感じで、作中で何度も微笑ましいやりとりを繰り広げるが、きちんとマスターとサーヴァントという間柄はわきまえており、慎二の方針に軽口は叩けど逆らったりはしない。その上で、雇われ副官として報酬をしっかりと要求する。
また“生”や人としての意義、誇りよりも、“死”や万人に訪れる没落を好む独自の考え方の持ち主で、その何もかもが嵐のように吹き荒んだ後、何も残らないような刹那的快感を良しとしている。
そのため彼女の最期は、負けたことを悔しがりながらも非常に潔いものであった。
歴戦の海賊だけあって、本物の魔物だけでなく竜種や死さえも恐れない大物だが、実は幽霊は苦手とFGOで判明する。
真名はイギリスの伝説的な海賊であり海軍提督、フランシス・ドレイク。
史実では男性。船長としては世界一周を人類史上初めて生きたまま成し遂げた偉大な航海者であり、その利益でイギリスが大帝国となる道を開き、さらに艦隊を率いて“太陽の沈まぬ帝国”と呼ばれたスペインの「無敵艦隊」を破り、最終的に海賊船長からイギリス艦隊の副司令官(海軍中将、軍のNo.2)にまで登り詰めた「"sir"と呼ばれた海賊」。ちなみに彼が世界一周を成し遂げた時、持ち帰って自国に献上した財宝の額は、イギリスの国庫(国家予算)を遥かに超えていたという。
スペイン人からは海賊としての恐怖とともに『悪魔(エル・ドラゴ)』と呼称された。
もはや女体化がおなじみになりつつある様子。(ネタバレにつき反転)
余談だがゲームでは非常にナイスバディな美女であり、外見はさることながら何よりもその性格の良さから「プレイヤー側のサーヴァントとして使いたかった」という声が多いキャラクターでもある。
筋力:D | 耐久:C | 敏捷:B | 魔力:E | 幸運:EX | 宝具:A+ |
スキル | 効果 |
対魔力:D | 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 |
騎乗:B | Fate/Grand Orderでの追加スキル。 騎乗の才能。魔獣聖獣は乗りこなせない。船に限定すればランクが1つ上昇する。 |
嵐の航海者:A+ | 船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、 軍略、カリスマ(※)の効果も兼ね備えた特殊スキル。 |
黄金律:B | Fate/Grand Orderでの追加スキル。 人生においてどれだけお金が付いて回るかという宿命。それほど裕福ではないものの、お金を集める才能はずば抜けている。 (なお散財を好むので溜まらない) |
星の開拓者:EX | 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。 あらゆる難航、難行が “不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。 |
軍略 | 一対一ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自身の対軍・対城宝具の行使や、相手の対軍・対城宝具に対し、 有利な補正を得ることができる。 |
カリスマ | 軍団・大軍団を指揮、統率する天性の才能。カリスマ性の高さを示す。 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 Cランクであれば小国、Bであれば一国を率いる王として十分な度量。 Aランクともなれば、およそ人として獲得できる人望としては最高峰。 A+以上はもはや人望ではなく魔力・呪いの類である。 |
クラシカルな二丁拳銃を主武装としており、スキルにより異空間から艦隊やカルバリン砲を召喚して砲撃する。
他のステータスは平均か若干下のレベルだが、幸運のパラメーターがEX、さらにライダークラスの“騎乗”に相当し、他のスキルとも複合する“嵐の航海者”がランクA+と、実は非常に優秀なクラス性能の持ち主。これも彼女が相当に格の高い英霊であることの現れであろう。
さらにスキル“星の開拓者”は、相手が難敵・難行であればあるほど真価を発揮するというとてつもない逆境性能を持ち、場合によっては遥か格上の伝説級サーヴァントにすら勝てる可能性を創り出す。まさに時代の英雄が持つべきスキルと言える。
ライダーは上記を見れば解るが本来は非常に強力なサーヴァントであり、またライダーが働く報酬として要求する財宝を、慎二はムーンセルをクラッキングして用意できるなど、性格面や性能を見てもマスターとサーヴァントとの相性は良かったと言える。
しかし惜しむらくは、せっかくの強力なスキルも戦いが一対一のタイマンであったことや、対戦相手の主人公とサーヴァントが著しく弱かったせいで、全くと言っていいほど効果が発揮されなかったことか。
ライダー本人もそれを認めている。というか発揮されていたら間違いなく詰みだが。
そして上記の問題の他にもう一つの問題として、マスターの慎二がとある理由により「さまざまな意味で」未熟であり、自身のサーヴァントの情報を不用意に漏洩してしまったこともある。
聖杯戦争における情報の重要性や敗北の恐ろしさを理解できていなかったこともあるが、後にマスターが(長期的にしろ絶望的にしろ)成長しただろう可能性も考慮すれば、本当に一回戦の相手が格下の主人公でさえなければここまで苦戦はしなかったろうし、周囲が認めるように優勝の可能性すら僅かながらあったのかもしれない。
・・・だから、調子に乗って情報漏洩しまくったワカメばかりを責めるのはやめよう。な?
Fate/Grand Orderでは最高レアの☆5ライダーとして遂にプレイヤー側のサーヴァントとして参戦。それだけではなくメインシナリオ「封鎖終局四海 オケアノス」の主役として登場し、EXでは見られなかった星の開拓者EXと、幸運EXを思う存分に発揮することになる。二度も主人公到達前に倒されていたポセイドンは泣いていい。
1部3章「封鎖終局四海 オケアノス」にて実装された恒常星5ライダー。
オーソドックスな宝具ブッパ・クリティカルアタッカー。
「亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ」実装時にモーション改修。
HP | (Lv1/Lv90/Lv100) 1881/12830/14056 |
ATK | (Lv1/Lv90/Lv100) 1750/11326/12398 |
COST | 16 |
コマンドカード | Quick/Arts/Arts/Buster/Buster |
所持属性 | サーヴァント、星属性、混沌属性、悪属性、人型、女性 騎乗、特別な星の力、ヒト科 |
保有スキル | |
---|---|
嵐の航海者:A+ (CT7→5) |
味方全体の宝具威力をアップ[Lv.](1T) &攻撃力をアップ[Lv.](1T) |
黄金律:B 駆け抜ける黄金律:A (CT8→6) |
自身のNP獲得量をアップ[Lv.](3T) |
自身のNP獲得量をアップ[Lv.](3T) &Busterカード性能をアップ[Lv.](3T)▲ &防御無視状態を付与(3T)▲ |
|
星の開拓者:EX (CT8→6) |
自身のNPを増やす[Lv.](30→50%) &無敵貫通状態を付与(1T) +スターを獲得(10個) |
クラススキル | |
対魔力:D | 自身の弱体耐性を少しアップ |
騎乗:B | 自身のQuickカードの性能をアップ |
アペンドスキル3 | |
対アーチャー攻撃適性 |
黄金鹿と嵐の夜(ゴールデン・ワイルドハント) | |
---|---|
カード種別:Buster | ランク:A A+ |
敵全体に強力な攻撃[Lv.] +スターを大量獲得(20→40個)<OCで効果UP> |
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敵全体に強力な攻撃[Lv.]▲ +スターを大量獲得(20→40個)<OCで効果UP> |
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最終更新:2025/03/11(火) 10:00
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