ギャラクシアン3

ギャラクシアン3とは、ナムコが製作したアトラクション・アーケードゲーム・プレイステーションソフトである。
正式表記はGALAXIAN³

概要

1990年、国際花と緑の博覧会にて28人版が出展。
1991年、プラボ千日前(大阪府大阪市)に16人版が設置される。
1992年、ナムコ･ワンダーエッグ(東京都世田谷区)へ28人版が移設される。
1993年、プラボ鶴見(神奈川県鶴見区)に28人版の2号機が設置される。ゲームセンター向けに6人版(シナリオはPROJECT DRAGOON)が発売される。
1994年、6人版向け新シナリオ、Attack of the ZOLGEARが販売される。
1996年、プレイステーション版が発売される。
1997年、プラボ鶴見に設置された28人版が撤去される。一部パーツ等はオークションとして出品された。
2000年、ナムコ・ワンダーエッグ閉園に伴い28人版稼動終了。翌年春解体撤去。
2003年、姫路セントラルパークに設置されていた16人版が撤去。これで可動筐体版は姿を消す。

2008年11月現在常設でプレイできるのは、おしろタウンシャオ内ムー大陸(愛知県西尾市)に設置されている6人版のみであるが、筐体の不具合等の理由から現在撤去も検討されている。
なお、ここでプレイできるのはPROJECT DRAGOONであり、現在Attack of the ZOLGEARが常設されている箇所は日本では存在しない。
また、アーケードゲーム博物館計画倉庫(埼玉県南埼玉郡菖蒲町)にも設置は確認されているが、月に1日程度の不定期公開である。こちらは両シナリオともプレイ可能である。

各筐体の違い

1. 28人版（GH-28）
   

   プレイヤー28名、アトラクター2名を乗せ、油圧式(2号機は電動式?)で駆動するもの。
   1階に駆動部、2階に実際の座席という構造上、専用の建屋が必要だった。
   なお、プラボ鶴見では未だ建屋の独特の形状などで設置当時の面影を窺うことができる。

2. 16人版(GM-16)
   

   プレイヤー16名、アトラクター2名を乗せ、ユニット(2人乗り)が電動式で駆動するもの。
   ユニット毎の駆動の為平面フロアで展開できたが、筐体及びスクリーンを設置する
   広いスペースが必要なのは28人版と変わりない。
   

3. 6人版(GT-6)
   

   プレイヤー6名が着座しプレイするもの。座席は駆動しない。
   上記筐体と比べて一般ロケーションにも設置できるレベルにはなったが、天井高や床重量の問題から
   設置できる箇所は限られていた。(それでもプリッズサンペデックや渋谷のキャロット、蒲田のコスモなど
   物理的限界に挑戦した設置店もあった)
   この筐体のみ、ROM、LD、ジャンパ等を換える事によるシナリオ変更が可能。

4. プレイステーション版
   

   マルチタップを使用することにより最大4名でプレイ可能。
   基本パッドやマウスでプレイするが、鶴見から撤去されたブラスターを改造して
   プレイできるようにした事例もある。

PROJECT DRAGOON

全筐体及びプレイステーション版でプレイできたシナリオ。
機械生命体ＵＩＭＳによってエリダヌス座ε星域の惑星ドグマスに建設された
惑星破壊兵器キャノンシードを破壊するのが目的。

Attack of the ZOLGEAR

6人版のみでプレイ可能。
惑星エクシアの衛星ゾルに突如出現した巨大生命体ゾルギアを撃滅するのが目的。

THE RISING OF GOURB

プレイステーション版のみに追加されたシナリオ。
機械生命体ＵＩＭＳ－δによって惑星コーネウスで建造された
移動要塞ガーブを破壊するのが目的。

関連動画

 

PROJECT DRAGOON

花博版(左上) 16人版(右上) 6人版(左下)
※ワンダーエッグ版はアトラクション内撮影不可のため存在せず。

Attack of the ZOLGEAR

THE RISING OF GOURB

 

関連タグ

UGSF
ギャラクシアン³
アーケードゲーム博物館計画リンク

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^{だれか3億円かけて28人版を建造する豪気な方はいらっしゃいませんか？}