ギャラクシアン3 単語

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ギャラクシアンスリー

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加筆依頼 この項は、編集者が少ないために内容が薄いです。
調べものなどの参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。加筆、訂正などをして下さる協者をめています。

ギャラクシアン3とは、ナムコ製作したアトラクションアーケードゲームプレイステーションソフトである。
正式表記はGALAXIAN3

概要

1990年当時最大規模、そしておそらく史上最大の筐体……というか建屋を持っていた3Dシューティングゲーム。最大28人が一つの360度全周スクリーンに向かい、座(ブラスター)を操作して画面に出現する敵を破壊していく。最初は「の博覧会」でお披露、それから各地のゲームセンターなどに移設されたり、16人用のダウンサイジング版が登場したりした。最終的には6人用のミニサイズ(といっても普通筐体とは桁が違うサイズ)版が制作され、日本各地で稼働していた。

基本ルールはだいたい同じだが、28人用、16人用は被弾しても死なない(最後のキャノンシードスパークビット全滅できれば勝利)が、6人用ではシールド概念があり、ザコの被弾でも当たりすぎれば普通に撃墜されてしまう。

1990年の博覧会にて28人版が出展。
1991年、プラボ千日前(大阪府大阪市)に16人版が設置される。
1992年ナムコワンダーエッグ(東京都世田谷区)へ28人版が移設される。
1993年、プラボ鶴見(神奈川県鶴見区)に28人版の2号機が設置される。ゲームセンター向けに6人版(シナリオPROJECT DRAGOON)が発売される。
1994年、6人版向け新シナリオAttack of the ZOLGEARが販売される。
1996年プレイステーション版が発売される。
1997年、プラボ鶴見に設置された28人版が撤去される。ブラスター等一部パーツオークションとして出品された。
2000年ナムコワンダーエッグ閉園に伴い28人版稼動終了。翌年解体撤去。
2003年姫路セントラルパークに設置されていた16人版が撤去。これで可動筐体版は姿を消す。
2010年2月内で常設されていた最後の筐体(所在地は愛知県西尾市のおしろタウンシャオムー大陸)が撤去。筐体自体はアーケードゲーム博物館計画の保存機として都下某所(2011年3月時点では非開)へ移設。
2019年アーケードゲーム博物館計画保有の6人用筐体タイトー社の厚意により埼玉県熊谷市にあるタイトー倉庫にて保管。
2023年11月熊谷市タイトー社施設の都合に伴いゲ博倉庫の撤退が決定。ギャラクシアン3は、同じ埼玉県深谷市ビデオゲームミュージアム ロボット深谷店」に一部のゲ博所蔵の機材とともに移設され、不定期イベント稼働される模様。残りの機材は別の倉庫(2023年12月現在、非開)へ移動された。

各筐体の違い


  1. アーケード筐体共通
    博版以外では背景部分のLD映像+標的となる敵および敵弾のポリゴン合成して投影を行っている(博版ではすべてポリゴン表示)。また可動版では3管式プロジェクターを16台使い全周に向け投影を行っていた(6人版ではプロジェクタは2台で前面のみの投影)。

  2. 28人版(GH-28)
    プレイヤー最大28名、アトラクター2名を乗せ、油圧式(2号機は電動式?)で駆動するもの。
    ワンダーエッグでの通常営業時における座席間の最大高低差は2mであった。
    1階に駆動部、2階に実際の座席という構造上、専用の建屋が必要だった。
    なお、プラボ鶴見(2009年1月閉店)では筐体は撤去されたものの、建屋の独特の形状などで設置当時の面うことができた。

  3. 16人版(GM-16)
    プレイヤー最大16名、アトラクター2名を乗せ、ユニット(2人乗り)単位で電動駆動するもの。
    ユニット毎の駆動の為面フロアで展開できたが、筐体及びスクリーンを設置する広いスペースが必要なのは28人版と変わりない。設置が確認された箇所は前述の千日前の他、南(ともに大阪府)、古淵(神奈川県)、姫路(兵庫県)、台北(中華民国)。

  4. 6人版(GT-6)
    プレイヤー6名が横一列に着座しプレイするもの。座席は駆動しない。
    上記筐体べて一般ロケーションにも設置できるレベルにはなったが、天井高や床重量の問題から設置できる箇所は限られていた。(それでもプリッズサンペデックや渋谷キャロット蒲田コスモなど物理限界に挑戦した設置店もあった)
    この筐体のみ、ROMLDジャンパ等を換える事によるシナリオ変更が可。またスイッチ設定により通常のコインペレーションや、アトラクションのような扱いが可マニュアルモードにも切り替えられる。
    ちなみにコインペレーション時に最大1プレイ4500円に設定できるのは意外に知られていない。(1クレジット500円×9枚)
    最盛期には設置場所は日本のみならず世界各地にあったが、現存しているところはわずかである。また、内外で筐体を買い取り保存している例も複数確認されている。(日本ベルギーで確認済)

    また前述のアーケードゲーム博物館計画倉庫ではEOLになってしまったLD代替手段として、LDが担っていた背景部分をPCで出する試みも行われている。2019年現在PC代替システムが本稼働しており、LDべても遜色ない映像を楽しむことができている。

  5. プレイステーション
    マルチタップを使用することにより最大4名でプレイ
    基本パッドマウスプレイするが、鶴見から撤去されたブラスター改造してプレイできるようにしたり、コンバーターを介して6人版筐体プレイした事例もある。

 

筐体の所在

6人版筐体

内のゲームセンターでは前述の通りプレイすることはわなくなった。プレイするためには個人/団体所有のもので開されているタイミングを狙う必要がある。
2023年10月までアーケードゲーム博物館計画倉庫(埼玉県熊谷市)に存在が確認されており、コロナ禍の時期と期を除き1~2ヶに1回ほど「倉庫開放」として遊ぶことができた。2023年11月をもって熊谷市の倉庫が運営終了となり、今後は埼玉県深谷市ビデオゲームミュージアム ロボット深谷店」にその場所を移して稼働する模様(設置場所はゲームセンターだが、通常のコイン営業ではなくイベント時限定稼働とのこと)。
また、2019年4月30日NHK総合で放送された平成ガジェット鑑定ショー内で6人版筐体を所持している個人が確認された。

海外ではアメリカカナダ筐体が確認されていたが、2019年5月時点ではその後の音沙汰はない。ベルギーには個人で買取り、ほぼDIYで収容する建物建築した事例も確認されていたが、2019年4月現在で所有者がAgraGames CoinopMuseumに移った旨の投稿があった。今後解体されオランダに移設される模様である。

また、余談だがカリフォルニア州ミルピタスには6人版筐体を利用した"AIR RAID"という全く別のゲームが存在している。

16人版筐体

姫路から撤去された筐体内で静態保存されている……ようだが散逸している模様。(ソースwikipediaだがいつの間にかこの部分の記載が消えている)

28人版筐体

現存する筐体はこの世には存在しない。
鶴見のものは一部パーツ等がオークションで譲渡されたが残りは産業廃棄物になった。
二子玉川のものは閉園後某Kに移設という話もあったようだが計画は頓挫。施設解体とともに産業廃棄物となった。

シナリオについて

PROJECT DRAGOON

筐体及びプレイステーション版でプレイできたシナリオ
機械生命体UIMSによってエリダヌス座ε域の惑星ドグマスに建設された惑星破壊兵器キャノンシードを破壊するのが的。

Attack of the ZOLGEAR

6人版のみでプレイ
惑星エクシア衛星ゾルに突如出現した巨大生命体ゾルギアを撃滅するのが的。

PROJECT DRAGOONべて、明確なエリア分けが存在し、各エリアごとにボスが存在している。

このシナリオでは途中「作戦選択」として2回分岐が発生する。

エクシア
EXIA SPACE
エクシア都市
EXIA METROPOLIS
>< ゾルギア循環器官
ZOLGEAR CIRCULATORY
ORGAN
ゾルギア中枢部
ZOLGEAR
BRAIN CORE
環境コントロールセンター
ENVIRONMENTAL
CONTROL CENTER

ゾルギア重力器官
ZOLGEAR GRAVITY
ORGAN

難易度は高めで、特に多人数でプレイすると難易度が極端に上がると評判だった。

THE RISING OF GOURB

プレイステーション版のみに追加されたシナリオ
機械生命体UIMSδによって惑星コーネウスで建造された移動要塞ガーブを破壊するのが的。

プレイステーション専用のシナリオということで、敵キャラクタにはテクスチャマッピングが施されるなどハードに合わせたアレンジもされている。特定条件で「スターブレード」のコマンダーが出現するという趣向もあった。

関連動画

PROJECT DRAGOON



博版(左上) WE版(右上) 16人版(左下) 6人版(右下)

Attack of the ZOLGEAR


LD収録映像(左) 2008年9月に撮されたランク8-6人でのプレイ動画(右)

THE RISING OF GOURB


プレイステーションプレイ動画(左) 6人版筐体プレイした際の動画(右)

 

関連リンク

UGSFシリーズ公式サイトexit
ドラグーンが飛翔した日(バンダイナムコゲームス内)exit
有志団体アーケードゲーム博物館計画exit
 exit

関連タグ

UGSFexit_nicovideo
ギャラクシアン³exit_nicovideo
アーケードゲーム博物館計画リンクexit_nicovideo

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