ある!ある!ある!ある!
クイズ100人に聞きましたとは、1979年~1992年にTBS系で放送された名クイズ番組である。
前身番組として1978年4月から日曜14時台にて1年間放送された「家族対抗クイズ合戦」があり、これを1979年4月に月曜19時台前半に移動させ、タイトルを変えた上で放送開始したのがこの番組である。
ある特定のジャンル100人に聞いた答えを当てる、視聴者参加型のクイズ番組。
毎週5人一組のチーム(一般視聴者の場合は家族や親類同士)が2チーム登場。勝利チームがハワイ旅行を賭けた「トラベルチャンス」に挑戦できる。
獲得得点によってハワイに行ける人数が変動し、行けなかった人は「見送り」という三角形の旗を降らされた。
勝利チームが誰もハワイ旅行に行けなかった場合は、勝者・敗者共に「見送り」旗という寂しい画になってしまったのは言うまでも無い。
解答者が解答を述べた後に観客から「ある!ある!ある!」と歓声が挙がるのが番組最大の名物となっていた。
司会は関口宏。
解答者席の机にひざを立てて寄りかかるポーズが名物となっており、「下品だ」という視聴者からのクレームも多数寄せられたようだが番組終了までこのスタイルを崩すことは無かった。
あと、百太郎という番組独自のマスコットキャラクターがあった。よくイヌなどに間違えられたが、実はホッキョクギツネらしい・・・
なお、この番組には元ネタがある。
アメリカのNBCテレビで現在まで続く人気長寿クイズ番組「Family Feud」の番組フォーマットを正式に購入し、日本向けにアレンジしたのがこの番組である。
しかし、アメリカの本家には番組セットの中央に鎮座する、解答を表示するセットに絵を表示する機能は付いていない。
このシステムは、朝日放送で放送されていたゲーム番組「霊感ヤマカン第六感」の同様のセットをヒントに日本独自で追加されたものである。制作に当たり、「100人に聞きました」の美術スタッフが「第六感」のセットの作り方を教授してもらったそうである。
長年に渡り、TBSの月曜夜を象徴する番組として「ナショナル劇場(『水戸黄門』・『大岡越前』等)」「月曜ロードショー」と共に人気を維持していたが、1992年に突如当時の社長の鶴の一声で始まったバラエティ帯番組である「ムーブ」を開始することとなったため、惜しまれながらその13年半に渡る歴史に幕を閉じた。
皮肉にも「ムーブ」は歴史的な大失敗をしてしまったのだが、この月曜日担当で引き続き関口宏が司会をした「東京フレンドパーク」が好評を博し後に独立番組化した。以来、2009年度に「総力報道!THE NEWS」の編成に伴い一度木曜夜に引っ越した1年間を除き、2011年3月まで続く長寿番組となった。後番組も関口宏司会の「世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー」となり、同年10月に同番組が水曜20時に移動するまでの通算31年半もの間TBS月曜夜の顔として関口宏が君臨していた。
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最終更新:2025/12/14(日) 03:00
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